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太った!と感じたら自己を見つめ直そう!ストレス太りは特に注意!?自覚したら急いで控えたい5つのこととは?

太ったと感じたら自己を見つめるいい機会かも?!

女性、男性に限らず日常生活の中で「太ったなあ」と感じること、ありませんか?自分の人生の中のいつと比較して思うのか、例えば学生時代にバリバリ運動していた時と比べて「太ったなあ」と感じるのか、それともごくごく最近、短期間の間に「太ったなあ」と感じるかは人それぞれだと思います。

ずっと続けていた運動をやめたとか、ストレスが溜まってドカ食いするようになったり、お酒の量が増えたとか、比較的理由がわりやすい場合もあると思いますが、中には何も思い当たることがないのに急に太ったりすることもあるようです。こんな場合は思いがけない病気が潜んでいることも?

いずれにしても太るということは、これまでと違うことが体に起こっているということだけは確かなようです。生活習慣によるものや病気によるものなど理由はいろいろとあるでしょうが、自分の体や生活について見直すいい機会になるのではないでしょうか?

太ったなと感じる瞬間とは

日々の生活の中で「太ったなあ」と感じたことはあるでしょうが、常にそのことを考えているかといえばそうでもないのでは?そもそもそんなにしょっちゅう考えていたら、すでに対策を立てているはず。そうならないのはたまにしか考えないからともいえます。ではどんな時に「太った」と感じるのでしょうか。

体が重いと感じる

自分の見た目にそれほど注意を払っていないか、まだそんなにひどく太っていない時には、動きの中で「太ったなあ」と感じることも多いようです。

少しの距離を歩く、駅の階段を上る、子供と一緒に走る、といったなんでもない行動の中で記憶の中の自分とのギャップに驚くことはないでしょうか。少し動くだけでも体を重く感じて、とにかくしんどい。こういう人は自分でも知らないうちに太ってしまっているかもしれません。

運動時にしんどく思えるのは筋肉量が減ってしまっているのかも?筋肉量が減ると基礎代謝が低下しますので、その結果脂肪が燃えにくくなってしまい太ってしまう、という悪循環に陥っている可能性も考えられます。

お腹が出てきた

見た目から「太った」と明らかにわかってしまうのが「お腹」。入浴中、着替えの時など鏡に映った自分のお腹を見て、残念に思ったことはありませんか?

横から見ると前に突き出し、正面から見るとだらしなくたるんでしまったお腹。醜く段々になりベルトが食い込んでしまったお腹。それを見たら間違いなく「太ったなあ」と思ってしまいますよね。

服がキツくなった

見た目に続き「太った」と自覚しやすいのが、服のサイズの変化です。久しぶりに履いたパンツやスカートが苦しい、または入らない。シャツはパッツンパッツンでボタンもはじけ飛びそう。こうなると太ったことを自覚せざるを得ませんね。服のサイズは、太ったかな?というあやふやな主観ではなく、しっかりと客観的に太ったことを教えてくれます。

異性や友人からの指摘

「最近太ったね」なんて、人によってはデリケートな問題と受け止められそうでなかなか言えなさそうなものですが、「太ったな」と感じる瞬間として「異性・友人からの指摘」は意外と多いようです。

お腹側が太ってくるのは自分でも自覚しやすいようですが、運動不足などで筋肉が落ちやすい背中側が太ってくると、自分よりも他人の目のほうが確認しやすいようです。中にはぽろっと言ってしまう人もいるのでしょう。でも陰でこそこそ「あの人最近太ったね」なんて噂されるよりは、直接言ってくれたほうがその後の対策も取りやすいし、いいかもしれませんよ。

なぜ太ってしまった?!その理由とは

不規則な生活

不規則な生活が太る一因となることがあります。不規則な生活で太ると聞いて思い浮かぶのが食事の時間。3食バランスのよい食事を決まった時間に規則正しく、なんていうのはバリバリ働いている世代にとってはむずかしいかもしれません。

時間はまちまち、時には朝食や昼食を抜いたり、残業でやっと晩御飯にありつけるのは深夜近く。そんな食事スタイルだと、脳は次にいつ食事ができるかわからないため蓄えておこうという判断をするらしく、そのため太りやすい体になるといわれています。

もう一つは睡眠時間。バリバリ働くのとは逆に、日中ダラダラと不規則に過ごすと夜には熟睡できなくなります。これは自律神経のメリハリがなくなるから。交感神経の働きが衰えると摂取カロリーが少なくても太りやすくなるといわれています。

また眠れなくなり睡眠時間が少なくなることも太りやすくなる一因です。8時間睡眠をとる人に比べ、5時間しか睡眠をとらない人は食欲増進ホルモンが15%増加し、食欲抑制ホルモンが15%減少するといわれているのです。

睡眠時間と食事時間。忙しくても規則正しくとりたいものです。

炭水化物・油ものの摂取

炭水化物や油もの、つまり脂質を摂りすぎると太るといわれています。炭水化物が太るといわれているのは、糖質が多く含まれているからです。

炭水化物を食べると、その糖質がブドウ糖へと変化し血液中のブドウ糖が増えて血糖値が上がります。すると次は血糖値を下げるためにインスリンが分泌されエネルギーへと変換されるのですが、糖質の摂りすぎなどで血液中のブドウ糖が増え過ぎると、インスリンはエネルギー変換できなかったブドウ糖を脂肪に変えて体にため込んでしまうために、太ってしまうのです。

油もの、特に肉類はかなりの高カロリーになってしまいます。それだけでなく脂質の多い食べ物は消化に時間がかかります。夜の遅い時間に食べてしまうと、太りやすい夜中まで消化されずに残ってしまうため注意が必要です。

飲酒

アルコールで太る原因としてよくいわれることがあります。それは「アルコール自体のカロリーはそれほど高くない。太るのはいっしょに食べるおつまみでカロリーを取りすぎるから」という説。これって本当はどうなのでしょうか?じゃあ、おつまみなしでアルコールだけ飲んでいれば太らないの?

そんなことはありません。アルコールだけでもしっかり太る一因になります。アルコールを摂取すると肝臓で脂肪を合成します。詳しくいうと、脂肪の合成を進める酵素であるVLDL(超低比重リポ蛋白)というものを発生させてしまうのです。これが太る原因となります。

またアルコールが肝臓で分解されるとアセトアルデヒドという有毒物質を発生させ、これが肝臓のミトコンドリアを傷つけます。そのため脂肪酸分解が抑制され、肝細胞内に脂肪酸が蓄積されることになります。さらに多飲が続くと肝臓の脂質代謝が低下し、食事由来の脂肪酸から合成された中性脂肪が肝細胞内にたまっていくというわけです。

このようにアルコール摂取時は脂肪が蓄積されやすい状態にあるので、おつまみや食事内容には普段以上に注意する必要があるということです。

食べ過ぎ

太るか太らないかは、単純な話、摂取カロリーと消費カロリーのバランスによります。大量に摂取しているのにその分消費されなければ残ったカロリーが蓄積されて太るのは当然です。その点過食は重大な太る要因ともいえるでしょう。

若いころに比べ運動量が減り、筋肉量の減少とともに基礎代謝も低下しているにもかかわらず、若いころの記憶のままの食欲で食べ物を摂取していると、たちまち摂取量がオーバーしてしまいます。学生の運動部でもない限り3食食べる必要すらないというお医者さんもいるようです。

また加齢により基礎代謝が低下するのは当然のこと。そうなると体を維持するために必要なエネルギーも当然減ってきます。すると今まで通りに食べているだけでも知らず知らず過食状態となっているかも。これはドカ食いをするしないということではありません。「全然食べ過ぎてないけど…」と思っている方、太ってきているということは今のあなたの体にとっては食べ過ぎているという証拠。

「太ったな」と思った人は、自分の生活や体と照らし合わせて、まず食べ過ぎていないか見直す必要があるかもしれません。

ストレス

人間の脳はストレスを感じると、コルチゾールというホルモンを分泌します。このホルモンは、体の危険を察知したときに脂肪を蓄えようとする働きがあります。つまりストレスを感じている=体が危険な状態であると判断してしまい、太りやすくなるというわけ。

さらに、ストレス太りになりやすい人は、脳が甘いものや脂っこいものをほしがるために、カロリーの高い甘いものや脂っこいものを過剰に摂りたがる傾向があるようです。

前述のように脳はストレスを感じると体が危険な状態だと認識します。そして、脳に必要な栄養素を摂り入れようとします。脳に必要な栄養素は主に糖分とコレステロールです。

脳のエネルギー源はブドウ糖なので、甘いものをとってブドウ糖を積極的に補給しようとします。また脳の情報伝達機能や神経細胞にはコレステロールが不可欠です。さらに肉などに多く含まれるトリプトファンという必須アミノ酸は精神安定作用に必要なため、これらを補うために脂っこいものも欲してしまいます。

甘いものや脂っこいものが欲しくなるのは、脳がストレスから解放されようと働いているからなのです。

運動不足…は原因じゃない?

「太ったみたい」なんて言うと、周りから「運動不足では?」なんて言われることありませんか?運動不足だから太る、実はこれ合ってるようでそうではないのです。実際にあなたの周りには、運動していないのに痩せている人や、運動しているのに太っている人っていませんか?

太る太らないの違いは実は「基礎代謝」。「食べ過ぎ」の章でも述べましたが基礎代謝が落ちているのに摂取カロリーが変わらなければ摂取過多となり蓄えられるため太ってしまいます。

つまり太ったら痩せるためには「運動しよう」ではなく「基礎代謝を上げよう」なんですね。基礎代謝を上げるためには筋肉量を増やせばいいわけです。この点が「運動しよう」と勘違いされるところです。

筋肉を増やすためには運動が必要なわけですが、運動そのものでのカロリー消費量は実はそれほどでもないのです。筋肉量が増えて基礎代謝が上がることによってカロリー消費量が増えるのです。

太ったなと思ったらやみくもに運動するのではなく、基礎代謝を上げるために何をすればいいかを考えた運動をするようにしましょう。

太ったと感じたら急いで控えたい5つの事とは

適量ではない炭水化物の摂取

太ったと感じたとき、往々にしてありがちなのが炭水化物の摂りすぎです。炭水化物は糖質です。糖質は体を動かすエネルギーとなりますので本来必要なのですが、摂りすぎると血糖値が上がり脂肪として蓄えられます。

そのため、まずは炭水化物の摂取量を控えることで痩せることができます。ただし、炭水化物は脳のエネルギーとしても必要なため、極端に減らしすぎると脳の働きが低下し、脳によって動かせている内臓機能の低下を招きます。内臓機能が低下すると代謝が落ち逆に太りやすくなることもあります。

太ったと感じたら炭水化物の摂取量を見直し、摂りずぎず減らしすぎず、ちょうど良い加減を保つことがポイントです。

食事中に大量の水を飲む

太ったと思った人、あなたは食事中に水をガブ飲みしていないですか?適量の水は水気の少ない食べ物などを詰まらせずスムーズに体内に取り込むために必用な時もあります。ただ大量に飲むとなると話は別です。

食事中に大量に水を飲むと、胃液を薄め消化の妨げとなります。また水分で流し込むと咀嚼回数が減り早食いに陥るために満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまいます。唾液も出にくくなるので血糖値が上がりやすくなります。

太ったと思ったら、食事中の水分摂取を見直し十分に咀嚼して食べるようにしてみてください。

食事を抜く習慣

太ったと思ったら単純に食べる量を減らそうとする人がいます。それ自体は間違っておらず、摂取カロリーを減らせば痩せることもあるでしょう。ところが食事量を減らすために一食まるまる抜くと逆に太ってしまうこともあるので要注意です。

食事の回数を抜いてしまうときつい空腹感を感じることがあります。空腹感を感じると脳は飢餓状態に陥っているという判断をし、脂肪を蓄えようとする働きをします。そのとき体は心拍数や体温を下げ脂肪分解酵素リパーゼの機能を低下させ、次の食事で脂肪をため込む準備をするそうです。

摂取量を減らす場合は、回数を減らさず毎回の食事量や食事内容で調整することが望ましいようです。

きつい運動

太ったと思っている人の中には、ちゃんと運動もしているのになぜ?と思っている人もいるのではないでしょうか?その場合、もしかしてその運動がきつすぎるかもしれません。もちろん適度な運動は太らない体をつくるのに必要ですが、きつすぎる運動は逆に太りやすくなることがあるのです。

過度な運動は体にストレスを与えます。体内にストレスホルモンであるコルチゾールが増えると脂肪を増加させることが分かっています。コルチゾールはまた、食欲を抑制させるレプチンの働きを低下させるため過食に陥りやすくなります。

さらに過度の運動ストレスは体内の活性酸素を増やすため、太りやすくなるだけでなく様々な病気の原因にもなるのです。運動はあくまで適度に行うことを心がけましょう。

大好物の我慢

太ったと思った人の中には、慌てて色々なものを我慢している人も少なくないのでは?特に食べ物、よくあるのが甘いものなどです。もちろん糖質や高カロリーのものを控えることは大切です。しかしそれもやり過ぎるとストレスになります。

大好物の我慢でストレスが溜まると脳の機能が低下してくるといわれています。すると脳が疲労し、ひどい場合では味覚異常を引き起こしたり、我慢の反動で過食を引き起こすことも少なくありません。

大好物を我慢する方法は「週に1度は食べてもOK」などとルールを設け、ほどほどにしたほうが無難なようですね。

「急に太った?」と言われたら見直す事

睡眠不足ではないか

そもそも睡眠はヒトが体を維持するために必要な行為です。質の良い睡眠を十分とることは、傷んだ体の細胞や神経機能全般を修復したり回復させるために必要なことなのです。睡眠不足により傷んだ細胞や神経機能が修復されなければ、代謝の悪い体になってしまいます。代謝の悪い体は脂肪分解能力が低いため太りやすくなるのです。

また十分な睡眠がとれていない体は疲労回復機能も低くなりがち。回復されない疲労はどんどん蓄積されていき、ついイライラしてしまったりして精神状態も悪くなります。脳がストレスを感じると脳の栄養となる糖分を欲するため、ついつい甘いものに手が…という悪循環に。

「太ったな」と思ったら、まず睡眠状態を見直してみましょう。できるだけ決まった時間に就寝するよう心がけ、できれば6時間以上の質の良い睡眠がとれるように生活習慣を見直す必要があるでしょう。

更年期ではないか

もしあなたがある程度年齢を重ねた人で、最近急に太ったとすれば、更年期の影響も考えられます。年齢を重ねると運動量が減ってくるため、普通は基礎代謝量も低下してきます。ちょうどそのタイミングでホルモンバランスが乱れる更年期を迎えた場合、急激に太るということも珍しくありません。

更年期の症状は人によって様々ですが、中には食欲が急激に増進したり、不眠などの睡眠障害がでることもあるようです。これらの症状が太る一因となることがあるのです。

更年期になって急に太った場合は、生活の中での運動量を少し増やすと良いでしょう。わざわざジムに行って鍛えなくても、買い物には歩いていく、自宅でストレッチを習慣的に行うなどちょっとしたことで運動量は増やすことができます。運動量を増やすことによって筋肉量が増え基礎代謝を増やすことができます。

運動以外ではホルモンバランスを整えるビタミンEや亜鉛、大豆イソフラボン、ストレスを緩和するカルシウムやビタミンB1・B2などを積極的に摂るようにすれば、更年期を楽に乗り越えることができるといわれています。

女性なら生理の影響ではないか

女性の場合だと、女性ホルモンの影響で太りやすくなることがあります。特に生理中は性ホルモンの1つであるプロゲステロンが優位な状態になるために脂肪を溜めやすくなるといわれています。

また生理中は精神面でも不安定になりストレスを感じやすく、また溜めやすくなるため、体の代謝が低下するともいわれています。

栄養面ではまずストレスを抑制するビタミンCを多く摂るようにします。また女性ホルモンと似た働きがあることで知られている大豆イソフラボンも多く摂ると良いでしょう。

病気の症状ではないか

女性が急に太った場合、卵巣の病気が疑われることがあります。とくにお腹がポッコリ膨らんだような太り方の場合には注意が必要かもしれません。

卵巣は子宮の両側に一つずつ靭帯でぶら下がっている臓器で、健康な状態では親指の先ほどの小さな器官です。思春期になると卵巣は女性ホルモンを分泌しはじめ、以降毎月排卵をくり返すようになります。これは毎月細胞分裂をくり返しているともいえ、そのため卵巣は体の中で最も腫瘍ができやすい臓器ともいわれています。

卵巣の腫瘍は小さいうちはほとんど自覚症状がありません。症状が現れたときには、すでにこぶし大以上に成長していることも多く、中には35キロほどに成長していたケースも確認されています。

腫瘍が大きくなると下腹部がふくらんで衣類のウエストがきつくなったり、膨満感がしたりするため急に太ったと自覚するようです。またしこりに触れることもあるようです。

卵巣が大きくなってしまうと周囲の臓器を圧迫するため、下腹部痛、腰痛、月経痛、頻尿、便秘などさまざまな症状を引き起こすことがあります。このような随伴症状があれば早期に医療機関にかかるようにしましょう。

ストレス太りによる身体への影響

免疫力の低下

人間には、病気や外部からの異物を排除するために免疫力という力があります。体の中には外部からの異物に対し防御反応を持つ様々なホルモンがありますが、その中でもストレスを感じたときに出るホルモンは増殖力が高く、それにより免疫力が一気に下がってしまいます。つまり外敵に対して無防備な状態の体になってしまい、菌などの進入によって、簡単に病気になりやすくなってしまうのです。

ストレスが原因で太っている、いわゆる「ストレス太り」の人は常にこのストレスを感じた時に出るホルモンが多く存在していることが考えられ、日常的に免疫力が低い可能性もあります。

またストレスを常に感じているということは交感神経が優位に働いている状態が長いということでもあります。交感神経が優位な時にはリンパ球が減少し免疫力が低下することはよく知られています。

肝臓機能の低下

ストレスによる過度の飲酒や過食が続くと太るだけでなく肝臓の機能低下を招くことがあります。

肝臓の機能が低下し肝硬変になると、本来肝臓で作られるタンパク成分であるアルブミンを生成することができなくなり、血管や細胞内に水分を保っておくことができなくなります。その結果皮下などに水分がしみ出し体重が増えてしまいます。これは全身のむくみとして現れますが、腹水となりお腹にたまるといわゆるカエル腹となり太った状態になります。

肝臓は一度そのような状態になると修復は不可能とされています。予防としては、十分な睡眠と規則正しい生活。食事はバランスのとれたものをとりアルコール類は禁止。肉や乳製品などの脂肪の多い食事は避けて、魚や野菜、豆類など良質な蛋白質をとるように心がけます。つまり太らないような生活を送ることが大切です。

心臓の血液循環の悪化

ストレスは自律神経のうち交感神経を優位にします。交感神経が優位な時には血管が収縮し血流量が低下することが知られています。ストレス太りになる人はストレスを感じやすい人ともいえます。交感神経が優位な時が多く、血流が悪い状態が慢性化してしまっているかもしれません。

また、血管の収縮だけでなく心臓の動きもストレスによって鈍るため、血液循環が悪くなります。心臓の動きが鈍ると手や足など末梢へ血液を送るポンプの役目が弱まってしまい、筋肉にも血流や酸素が回らないため、筋肉の硬縮や弱化、手足の冷えやむくみなどが見られるようになります。

甲状腺の衰え

甲状腺という臓器をご存知でしょうか?甲状腺は、水分代謝やエネルギ-代謝、ホルモン量の増減を調整している臓器ですが、その代謝が急に活発になったり(甲状腺機能亢進症)、逆に衰えてしまったり(甲状腺機能低下症)して不安定になることがあります。甲状腺機能が異常となる原因はいまだによくわかっていませんが、ストレスも原因の一つといわれています。

甲状腺ホルモンが衰えると新陳代謝が低下し、太るだけでなく、元気がなくなる、寒がりになる、むくみ、便秘、白髪、脱毛、声がしわがれてくる、疲れやすいなどの症状がでてきます。

逆に甲状腺ホルモンが活発になると、甲状腺が腫れる、頻脈(速い脈)、手指の震え、発汗、やせる、イライラする、疲れやすい、手足の力が入らないなどの症状が出てきます。

血液検査をするとコレステロール値が高いことが多いといわれていますので、太っていることと無関係とはいえないかもしれません。コレステロール値が高かった場合は念のため甲状腺ホルモンの検査も受けておくと良いでしょう。甲状腺機能低下症は女性に多い病気で、成人の約20%が当てはまるともいわれているようです。

ひどい腰痛

ストレス太りで急に体重が増加すると、ひどい腰痛に見舞われることがあるといいます。急激に腰や膝への負担が大きくなるためにおこるといわれていますが、実際には急に太った場合でも徐々に太った場合でも腰への負担は変わりません。

急に太ったときに急に腰痛になったように感じるのは、太った自覚があまりないために太っていない時と同じような動き方をし、腰や膝への負担が増すからという説もあるようです。まずは日々の体調を見直して、もし急に太っているのならそのことを自覚し、腰や膝に負担のかからない体の動かし方をしていくことで腰痛はましになることもあります。

ただ、体が重くなると運動量が低下するため動かなくなり(動きたくなくなるため)、さらに体重が増加して腰や膝の負担が増し、さらに太りやすくなる、という悪循環に陥ることもあるので、減量は必要といえます。

また脳がストレスを感じると分泌するホルモンによって、腰に痛みを感じさせることがあります。ストレスケアを上手にすることで腰痛が緩和されることもあるようです。

胃液の逆流から逆流性食道炎に

逆流性食道炎の原因として妊婦さん、ベルトや下着の締めすぎ、前かがみの姿勢などお腹(胃)を圧迫することによる胃液の逆流がいわれますが、ストレス太りなどで急に太ることも原因の一つにあげられます。太ったために腹腔が圧迫され胃液の逆流が起こり、その逆流した胃酸が食道の内壁を傷つけ胸焼けや痛みを起こし、いわゆる逆流性食道炎となります。

またストレスを感じると、胃酸は過多の状態になります。それに加え胃酸が食道に逆流しないように働く下部食道括約筋の機能が低下するために、胃酸が逆流しやすくなるそうです。

胆石ができやすくなる

胆石とは、胆嚢の中で胆汁に含まれるコレステロールが結晶化して核となり、徐々に大きくなったもののことです。

ストレスから急に太った場合、また元々太っている場合、いずれにしても肥満はコレステロールの代謝が悪くなるため胆石ができやすい状態といえます。特に暴飲暴食をする人や動物性脂肪を多く取る人は、疝痛発作の原因となるため十分な注意が必要です。

また、食事と食事の間が開けば開くほど胆石はできやすくなるそうです。ストレス太り解消のためや胆石予防のためだけではなく体の健康のために、規則正しい食生活をしたいものです。

脳への負担

脳はストレスを感じると負担を感じ、体が危険な状態にあると認識します。そのため脳の栄養となる糖分や情報伝達に必要なコレステロールを欲してしまうのは前述の通り。またストレスで交感神経が優位になり血管の収縮をまねくことも、脳への血流を悪くさせ脳の負担となります。

それだけでなくストレス太りは、血管外からの圧迫に加え血管の中からも脂肪によって血管壁を狭くするため、血液が流れにくくなり、脳への血流疎外以外にも冷え症や、顔色が悪くなったり、血栓が沢山できてしまったりと、多くの危険が潜んでいるといえます。

まとめ

「太ること」によって引き起こされるリスクがこんなにもたくさんあるって知っていただけたでしょうか?見た目の悪さからダイエットに挑む人も多いかと思いますが、これを読んで体の健康のためにダイエットをしようと思ってくれれば幸いです。

特に急に太る原因の中には深刻な病気が潜んでいることもあります。早期発見のためにも常日頃から自分の体調の変化には気を付けていたいものですね。

もし今太ってきて体調不良に見舞われている人も、ドカ食いや不規則な生活を見直すだけでも簡単にコンディションを整えることができますよ。

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