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マイコプラズマ肺炎って大人もかかる?重症化しやすい大人の症状・原因と対処法

マイコプラズマ肺炎は大人もかかる?

マイコプラズマ肺炎は「子供の病気」というイメージがありますが、実際そうではないようです。大人がマイコプラズマ肺炎にかかることって本当にあるのでしょうか?

マイコプラズマ肺炎とは誰でもかかる可能性がある肺炎

普通「肺炎」というと、体の弱い子供やお年寄りがかかる、というイメージがあります。しかし、マイコプラズマは肺炎は普通の肺炎と違い、健康な人でもかかる可能性のある肺炎と言われています。ですから、マイコプラズマ肺炎は、市中肺炎(しちゅうはいえん)とも呼ばれています。市中肺炎というのは、健康で普通の生活を送っている人がかかる肺炎のことです。マイコプラズマ肺炎はこの市中肺炎の3割から4割を占めていると言われているようです。

マイコプラズマ肺炎は感染症の中に数えられており、数年に一度流行を起こすとも言われています。マイコプラズマ肺炎は、適切な治療を受けることにより、ほとんどの患者が完治するようです。

「重症マイコプラズマ肺炎の病態」の冒頭より参照

「市中感染肺炎」「予後」より参照

マイコプラズマ肺炎の好発年齢は6-12歳だが、大人もかかる

マイコプラズマ肺炎の発症が最も多い年齢は、5.6歳から12歳くらいだと言われています。また、20代から30代までの若い成人にも多いと言われています。しかし実際は、もっと幅広い年齢層でマイコプラズマ肺炎にかかるという統計もあるようです。

国立感染症研究所の動向考査では、マイコプラズマ感染者の8割が20歳以下ということのようですが、同時に60歳以上の高齢者の感染も5%程度あるという統計が出されているようです。

「 Q3.マイコプラズマ肺炎は若年者の病気と思われていますが、大人も感染しますか?」より参照

「(2)臨床的特徴 」より参照

マイコプラズマ肺炎は大人がかかると重症化しやすい

マイコプラズマ肺炎は、子供も大人も幅広くかかる可能性のある病気と言えるようです。そして最近の研究では、大人や高齢者がマイコプラズマ肺炎にかかった場合、重症化する傾向があるようです。

マイコプラズマは小児でも重症化することはあるようですが、重症化率として見ると、大人のほうがかなり高いようです。マイコプラズマ肺炎が重症化すると呼吸不全などにより命にかかわる事態も起こり得ると言われています。

「重症マイコプラズマ肺炎の病態」の冒頭より参照

どうして大人がマイコプラズマに感染するの?

マイコプラズマはどのようにして健康な大人の体に感染していくのでしょうか?マイコプラズマという病原体の感染の特徴をご説明しましょう。

マイコプラズマとは病原体微生物のこと!

マイコプラズマ肺炎を起こす病原体は、「マイコプラズマ (英語)Mycoplasma pneumoniae」という微生物です。このマイコプラズマは、その生態的特徴からするとウイルスでも細菌でもなく、その中間の病原性微生物と言われています。

このマイコプラズマという病原体の特徴は、自分で増殖できるということと、細胞壁を持たないということと言われています。ですから、自己増殖できるという点では、細菌と似た細胞なので、抗生物質の使用で効果があるようです。しかし、細胞壁がないという点では、細胞壁を破壊して効果を発揮する系統の抗生物質には効果がなく、ある特定の系統の抗生物質のみに効果があると言われています。

「病原体は?」より参照

マイコプラズマは人から人にうつる

マイコプラズマという病原体は、咳やくしゃみなどの飛沫や病原体に直接触れることで人から人にうつると言われています。特に濃厚に接触する機会の多い家族間での感染が多いと言われています。

マイコプラズマ病原体の潜伏期間は2週間-3週間とされているようです。マイコプラズマ感染症の特徴として、発症前約1週間(潜伏期間中)の時点で、すでに感染者の気道からマイコプラズマ病原体を排出すると言われています。

また、マイコプラズマは、適切な抗生物質による治療が行われた後であっても、残っている病原体により、長い場合は10週間以上にわたって病原体を体外に排出することがあるようです。

このようにマイコプラズマは、①潜伏期間が長い事と、②病原体の排出期間が長いことで、知らない間に人から人に感染し、長期に渡り流行を起こす可能性があるということが言われています。

「どんな病気?」より参照

「~マイコプラズマに感染すると必ず肺炎になるの?~」より参照

どうして若くて健康な大人が肺炎になるの?

なぜ、若くて健康な人が突然肺炎にかかってしまったり、肺炎が重症化してしまうのでしょうか?それには理由があります。

大人の97%がマイコプラズマに感染している

過去にマイコプラズマ病原体に感染したことがあるかどうかは、抗体検査によって知ることができるようです。さまざまな年齢層の人のマイコプラズマ抗体を調査した統計によると、すでにマイコプラズマに感染している人が非常に多いことが分かります。

例えば、1歳になるまでに約4割の子供がすでにマイコプラズマ抗体をを持っているということです。また、5歳になると約6-7割、成人になると9割以上がマイコプラズマ抗体を持っているということです。

しかし、マイコプラズマ病原体に感染した人すべてが、マイコプラズマ肺炎を発症するというわけではないようです。ある統計によると、マイコプラズマに感染した人のうちの約5%だけが、肺炎を発病すると言われています。

また、マイコプラズマ抗体を持っているからと言って、その後マイコプラズマに感染しないというわけではないようです。一度マイコプラズマに感染して免疫ができても、数年後には再び感染すると言われています。

「流行は?」より参照

「肺炎マイコプラズマの話」より参照

マイコプラズマの感染で起こる二つの反応

マイコプラズマに感染した後、体の中で起きる反応によって肺炎を起こしたり、肺炎を重症化させることがあるようです。この反応には主に2つのメカニズムが関係していると言われています。

①マイコプラズマそのもの毒性――マイコプラズマ病原体が人の体に侵入し、気道粘膜に付着した後、病原体が毒素を出したり、炎症を起こす物質を作り出すようです。

②人のアレルギー反応(免疫反応)――マイコプラズマ病原体が人の体に侵入すると、健康な人がもともと持っている免疫機構が反応し、異物を排除しようとしてアレルギー反応が起こると言われています。このアレルギー反応が非常に強く出る場合に、炎症が強くなると言われています。

ですから、若く健康な人であってもマイコプラズマ肺炎にかかったり、肺炎が重症化してしまうことがあるようです。

「マイコプラズマ肺炎の重症化の要因-細胞性免疫の関与-」より参照

大人のマイコプラズマ肺炎の症状にはどんな特徴があるの?

マイコプラズマ肺炎の症状は、大人の場合も子供の場合も大きな違いはないようです。しかし、大人の場合、初期症状を風邪と間違えて見過ごしてしまう傾向があるようです。早期に病気を見分けることができるどんな症状があるのか見てみましょう。

1.初期症状――38℃以上の高熱・倦怠感がある

マイコプラズマ肺炎の特徴的な初期症状は、風邪の初期症状に似ていると言われています。マイコプラズマ肺炎のごく初期には突然の38℃以上の発熱と、それに伴う頭痛、倦怠感がみられると言われています。しかし初期症状に、咳は伴わない場合が多いようです。

「マイコプラズマ肺炎は学童や若年青年に多い」より参照

「マイコプラズマ肺炎」より参照

2.初期症状――熱が出ない場合もある

マイコプラズマ肺炎の初期には、熱が出ない場合もあると言われています。特に、年長児や大人では、レントゲン上に肺炎の所見があっても、熱がないことがあるようです。

また、ごく初期の症状では、咳があることは少ないと言われています。また、咽頭痛や鼻水などの症状は、患者の2.3割にしか見られないと言います。

ですから、マイコプラズマ肺炎の初期では、典型的な自覚症状がないのが特徴であると言いえるかもしれません。

「症状」より参照

「肺炎マイコプラズマの話」より参照

3.発症数日後から――乾いた咳が出る

マイコプラズマ肺炎では、発症の数日後から乾いた浅いコンコンという咳が出始めると言います。乾いた咳というのは、痰が絡まない咳のことを指すようです。

症状が重い場合には、咳はかなり激しく、息苦しさや呼吸困難やを伴うことが多いようです。これは重症マイコプラズマ肺炎では、血液中の酸素濃度が低下するというデータと一致しているようです。

咳の症状は、約1か月近く続くことがあると言われています。かなり激しい咳のため、体幹の筋肉痛が伴うこともあると言われています。

「マイコプラズマは学童や若年青年に多い」より参照

「マイコプラズマ肺炎の症状」より参照

4.肺雑音やレントゲンでの陰影が確認できる

マイコプラズマ肺炎では、胸部のレントゲンやCTで肺炎を示す陰影が確認されることがあるようです。マイコプラズマ肺炎は、肺の間質という場所に炎症が起きると言われ、レントゲンの画像上では白いマダラ状の陰影が薄く出ると言われています。

また、マイコプラズマ肺炎では医師による肺の聴診で、「乾性ラ音」と言う肺の雑音が聞かれるようです。しかし、胸部のレントゲンで肺炎の陰影があっても、聴診では聞こえないというケースもあるようです。

「マイコプラズマ肺炎についての診断と治療について――<診断>」より参照

「診断と治療」より参照

5.検査データにマイコプラズマ感染の兆候が見られる

マイコプラズマ肺炎では、炎症反応を示す血液データの数値が上昇することがあるようです。白血球数は正常値のままのこともあるようですが、CRPや血沈などは陽性になることが多いと言われています。

また、血液検査や咽頭ぬぐい検査で、マイコプラズマ抗原や抗体が検出されることがあり、診断に役立つと言われています。

「重症マイコプラズマ肺炎の疫学と臨床像および画像所見-成人ほど重症化のリスクが高い-」より参照

「臨床症状 」「病原診断」より参照

大人のマイコプラズマ肺炎の治療・対策って?

大人のマイコプラズマ肺炎は重症化しやすいという特徴があるようです。ですから早めに発見して、早めに診断、早めに治療を開始するということが重要だと言われています。どのような治療が中心に行われているのか見ていきましょう。

「診断-まずは臨床的な特徴が早期診断に必要-」より参照

マクロライド系抗生物質の使用が治療のメイン

大人のマイコプラズマ肺炎の治療では、抗生物質の使用が行われるようです。特に、マクロライド系抗生物質のクラリスやジスロマックという名前の薬を10日程服用するとされています。

最近では、マクロライド系抗生物質の乱用による耐性菌が多くなり、マクロライド系抗生物質が効かないという事例が多くあるようです。しかし、耐性菌は主に小児に発生していて、大人のマイコプラズマ感染では、マクロライド系抗生物質が効果的である場合が多いうようです。

もしも、マクロライド系抗生物質を服用しても症状が軽減しない場合には、耐性菌を疑い、別の系統(ニューキノロン系やテトラサイクリン系)の抗生物質に変更して治療するようです。

「治療-ステロイドホルモン治療効果-」より参照

「~マイコプラズマ感染症の治療法は?~」より参照

症状が重い場合には、ステロイドホルモンを使用することがある

マイコプラズマ肺炎では、抗生物質に併用してステロイドというホルモン剤を使用することがあるようです。ステロイドは特に、マイコプラズマ肺炎の症状が重く、さらに抗生物質の使用で効果があまり見られない場合に、医師の判断で使用を開始すると言われています。

「治療-ステロイドホルモン治療効果-」「まとめ」より参照

マタニティのマイコプラズマ肺炎ってどうすればいい?

もし、妊娠中にマイコプラズマ肺炎にかかってしまったら、どうすればいいのでしょうか?抗生物質を服用しても大丈夫でしょうか?お腹の赤ちゃんにはどんな影響があるのでしょうか?一緒に考えていきましょう。

妊婦がマイコプラズマにかかったら、注意すべきこと!

妊娠中にマイコプラズマに感染した場合でも、胎盤を通して胎児に病原体が感染することはないと言われています。

また、 妊娠中に薬を飲んでもよいかどうかに関しては、薬の種類にもよると言われています。しかし、妊娠10週目を経過している場合は、胎児の器官がすでに形成されているので、服薬したほうがリスクが少ないという意見もあるようです。

注意すべき点として、高熱が出た場合に、子宮収縮が起こることがあるようです。また、消炎鎮痛薬には血管を収縮させる作用があり、胎児の大動脈が早期に閉塞したり、新生児高血圧症になることがあると言われています。その場合には、流産や早産のリスクが高まるので、早めに医療機関を受診したほうがいいとでしょう。

また何よりも、病原体の感染を防ぐことが重要なので、うがいや手洗い、部屋の湿度を高く保つ、外出時マスクをする、休養をとる、といったことを普段から心掛けておくといいでしょう。

「妊娠中の風邪」より参照

妊娠初期にマイコプラズマ肺炎にかかると胎児に影響がある

妊娠2か月-4か月の期間は、胎児奇形の影響を最も受けやすい時期と言われています。ホルモン剤や抗生物質、鎮痛剤を使用する際には、医師の指示のもとに使用するほうが良いでしょう。

「妊娠中の風邪」より参照

「妊娠超初期 (妊娠1ヶ月)」「 妊娠初期 (妊娠2ヶ月〜4ヶ月)」より参照

臨月でマイコプラズマ肺炎にかかった場合は、早めに医療機関で診察を受ける

妊娠後期にマイコプラズマ肺炎に感染すると、高熱や激しい咳が、子宮収縮や破水、胎児仮死の原因になることがあると言われています。また、テトラサイクリン系の抗生物質を妊娠中期以降に服用すると、新生児の歯が黄色く色素沈着することが、副作用として指摘されています。
ですから、早めに医療機関を受診して、治療方法について医師とよく相談することが必要でしょう。

「第30回 妊婦とインフルエンザ」より参照

「服用するときに注意が必要な薬」より参照

「中期 (妊娠5ヶ月〜7ヶ月)」「後期 (妊娠8ヶ月〜10ヶ月)」より参照

大人のマイコプラズマ肺炎は早期発見・早期治療が鍵!

マイコプラズマ感染症では、さまざまな慢性病や難病との関連が疑われているようです。また、マイコプラズマ肺炎では、中耳炎や関節炎、無菌性髄膜炎や脳炎、心筋炎、ギラン・バレー症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群などの合併症が起こる可能性が指摘されているようです。 ですから、病気を早期に発見し、早期に抗生物質での治療を開始することが非常に大切だと言われています。

「成人マイコプラズマ肺炎――マイコプラズマ肺炎(非定型肺炎・異型肺炎)」より参照

まとめ

いかがでしたでしょうか。普段から健康に気を付けているのに、ある日急にマイコプラズマ肺炎になってしまうこともあるかもしれません。大人のマイコプラズマ肺炎は、早期発見・早期治療が鍵です。毎日の手洗いやうがい、マスクの使用などにより感染予防に努めることが大切でしょう。また、症状に気付いた時には、早めに医療機関を受診しましょう。

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