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承認欲求が強すぎるあなたを満たすことができる”たった一つ”の方法♪

承認欲求とは?

承認欲求とは、読んで字のごとく承認されたい欲求のことで、社会生活を営んでいく上で誰しもが感じる「誰かから認められたい」という思う感情のことを言います。英語では「esteem-needs」といい、「esteem」には「尊敬する、重んじる」という意味がありますので、承認欲求は「自分が社会的に認められることの証明や、自尊心を持てるきかっけになるような要因を求める欲求」であると言えます。

承認欲求は、大雑把に言うと2つのタイプがあります。ひとつは他人から認められたいという欲求、もうひとつは自分が自分の理想とする自分であると思いたいという欲求です。前者を他者承認と呼び、後者を自己承認と呼びます。

例えば、あなたも同僚やクラスメートから「あの人はできる奴だ」と思われたくて勉強や仕事を頑張ったり、恋愛のシーンで恋人に「好きだよ」と言葉にしてほしいなと感じたことはありませんか?あるいは、ブログやSNSに投稿したものがリツイートされていいね!をたくさん集めたときに嬉しくなったことがありませんか?その時のあなたは他者による承認を求めていた、ということです。

一方「私ならもっとできるはずなのにどうしてうまくいかないのだろう」とか「私はもっと自分自身を好きになりたい」と思う時は、あなたがあなた自身による承認を求めている時です。これらすべては承認欲求を満たしたいと思う感情からくるものです。

ではなぜこの「認められたい」という気持ちは否応無しに湧いてくるのでしょうか。

承認欲求はどこからくるの?

承認欲求は、生まれた時から死ぬまで生きている間、すっと持ち続ける欲求です。人間に根源的に仕組まれているシステムと言っても良いと思います。ですから「承認欲求」を感じること自体は全く悪ではありません。むしろ、承認欲求なくして人の成長はないと言ってもいいぐらい、人間にとっては必要な感情です。

人間は進化していく過程で集団生活をするようになり、社交的であることや他人からよく思われることが、その種の生存に欠かせない条件となりました。それは文明が進んだ現代も同じで、誰かから評価されている人の方がそうでない人よりも自信に満ち溢れ、収入も高く人生が充実しているように見えます、多くの場合が実際にそうでしょう。

もしかしたら幸せになりたいという究極の目的を達成するために、「誰かに認められたい」という承認欲求を遺伝子に組み込むことによって、より良い遺伝子を後世に残そうとしたのかもしれません。いずれにせよ、承認欲求はあなたの性格やこころの状態に関係なく、生まれた時からもともと備わっているものなのです。

マズローの五段階欲求説

心理学者のアブラハム・マズローは、人間の基本的な欲求を下から、生理的欲求 (physiological need) 、安全の欲求 (safety need) 、所属と愛の欲求 (social need/love and belonging) 、承認の欲求 (esteem) 、自己実現の欲求 (self actualization) の5段階に分類しました。それぞれは階段のようになっていて、下位の欲求をクリアしないと上位の欲求は出てこないと唱えました。

生理的欲求はよく言われる「食欲・睡眠欲・性欲」の3大欲求が当てはまります。安全の欲求は「自分の安全が脅かされない状態を望む」欲求です。雨風が凌げる家がほしい、食いっぱぐれ無い職業を求めるなどが当てはまります。自分の生活が安定してくると今度はどこどこのグループに属したい、自分のことを大切してくれるコミュニティーにいたい、という仲間を求める所属と愛の欲求が出てきます。それが職場の場合もあるし、趣味やサークルである場合もありますし、家族である場合もあり、人によってそれぞれです。自分に仲間ができれば、今度はその仲間から評価されたいと望む承認の欲求が湧いてきます。そうして承認欲求が満たされれば、自分に自信がつき「自分らしく楽しくいきたい」という自己実現の欲求へと変化していきます。

中でも承認の欲求は、自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求です。

マズローはこの承認の欲求には二つのレベルがあると説明しています。低いレベルの承認欲求は、他者からの尊敬や評価を得ることや、富や名声・権利を持つこと、注目を浴びることなどのいわゆる他者承認によって満たすことができ、高いレベルの承認欲求は、自己肯定感・自己信頼感、スキルの向上・能力の獲得、自立性などのいわゆる自己承認で満たすことができるとしています。

つまり他人からの評価よりも自分自身への評価の方が、承認欲求を満たすインパクトが大きいよ、ということを主張しているのです。

承認欲求は満たしてあげた方がいい

ここまで述べてきたように、認められたい・褒められたい・いっぱし扱いされたいといった社会的欲求は、人間の進化の過程で自然に具わったもので、ほとんどの人間に具わっている感情です。時々ネット上などでは、承認欲求を否定するような発言や主張を見かけることがありますが、それは人が「食べたい・寝たい」という欲求を持っていることを否定するようなものです。

プライドが高すぎて自分に承認欲求があることをきちんと認められていないと、「人から認めてほしい自分」のことを受け入れられなくなってしまいます。自分は完璧な人間で人格者である、と思わなければ気が済まないので本当の自分を見ることが出来なくなってしまいます。そうなると承認欲求から解放されるどころか、他人からはずいぶん傲慢で高飛車な人間に見えるはずですし、見栄を張って気付かずに無意識に他人に嘘をついてしまいます。それが人間関係を悪化させていくことは言うまでもありません。

承認欲求が妨害されると、劣等感、弱さ、無力感などの感情を引き起こすことになり、重症化すると神経症や心の病気を患ってしまう原因にもなってしまいます。「臭いものに蓋をする」ように自分の承認欲求を見て見ぬ振りをし続けてしまうと、年齢に応じたアイデンティティの確立が遅れてしまい、人生の障害となってしまうこともあるのです。

あなたの感じている「認められたい・尊敬されたい」という承認欲求を満たしてあげることは、自分に自信がつき、社会の中での自分の有用性を感じ、世の中に貢献するための原動力になるものです。モチベーションとしても、承認欲求は欠かすことができません。現代のように会社や組織への所属欲求をモチベーションにしにくい時代では、「認められたい・尊敬されたい」というモチベーションは、スキルアップやライバルとの切磋琢磨に欠かせないエンジンとなりやすいのです。ですから自分に承認欲求があることを認めて、それを満たしてあげることはとても大事なことなのです。

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承認欲求が強くなった3つの理由

理由その1:時代背景

少し前の時代までは「所属と愛の欲求」が大きなモチベーションとなっていました。ネームバリューのある大学に進学すること、上場企業に就職し昇進し良い給料をもらうことが、「ステータス」すなわち他者からの承認を得るのには最も分かりやすい指標になっていました。ですが、インターネットの登場によって多くの人が情報に触れられるようになると、企業や組織の不正が暴かれて力が弱まる一方で、個人として活躍する人が現れるようになり、人を評価するときに「肩書き」や「地位」に重要視しなくなりました。

その代わり重要視するようになったのが「その人自身」です。それは能力や才能だけではなく、あり方や考え方、礼儀を重んじているかなどの人間性の部分が評価されるようになったのです。そういう人は、年齢性別に関係なく既存のコミュニティーを飛び出して活躍されていますよね。それを見た私たちは、今まで信じてきた「肩書き」や「地位」などのステータスを得ることでは承認が得られないと気づいてしまったので、他のものでどうにか承認の欲求を満たそうと必死になっているのです。

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理由その2:SNSの隆盛

その承認欲求のはけ口になったのがSNSでした。共通の趣味でつながったコミュニティーの中に、自分と同じ考えを持った人がいる、悩みに共感してくれる人が’いる、自分の事を認めてくれる人がいる、ということがわかり、日本では最初は2ちゃんねるやmixiなどの匿名性の高いSNSが流行りました。

ですが、それがある程度落ち着くと、フェイスブックという実名でのアカウント登録が必要なSNSが登場してきました。 個人の発言はいいね!やシェアで拡散され、コメントが多くつくことによってインターネット上での影響力が評価される、つまり他者の承認を得られるものだと理解され始めたのです。それはTwitterなどの匿名のアカウントでも同様で、そのアカウントが発する言葉が「面白い」「有益だ」と思われれば、フォロワー数という形で評価されるようになったのです。

今では、SNS疲れという言葉も出てきています。そうやって誰かの評価を得るために(承認してもらうために)投稿される友達のタイムラインに嫌気がさしたり、自分自身がそうした行為をすることに疲れてSNSをしなくなるという人も増えてきています。

理由その3:幼少期の家族関係

時代背景の他にも、承認欲求が強い人が増えた原因は幼少期の家庭環境が影響していると言われています。

一般的には、生まれたての赤ん坊や子どもは笑ったり、立って歩いたり、排泄をしたりするだけでも「よくできました」と承認され、褒められます。この時期の幼児には出来ること自体が少ないため、その数少ない出来ることを実行できると、たいてい褒められます。この時期の体験が、承認欲求をモチベーション源にしていくための土壌を作っています。

そうして3歳を超えて小学生になるくらいまで、できることが大幅に広がることによって、やってはいけないことを叱られたり、できないことにチャレンジして失敗するような経験をするようになります。ですがそれでもまだ、今まで出来なかったことが出来るようになるたびに、多くの親や先生は褒めてくれますし、多少の出しゃばりなら大目にみてもらえます。そうやって自分のできなかったことが出来るようになると褒めてもらえるというプログラムを獲得できるようになるのです。
 
ですが、この時期に承認欲求を満たされてこなかった、つまり親や保育者の承認を受けてこなかった人は、自分がやりたい事をやって承認欲求を充たす、というプログラムを持ちません。そのような子どもは、褒めてもらいたい気持ちや認められたい気持ちに鍵をかけてしまいます。

両親が共働きが当たり前になった現代では、その親の承認を受けて育てられなかった子どもたちが増えてきているのです。そして、そのまま成長して行ってしまうと、承認欲求をモチベーション源として行動することがうまくできずに、承認欲求を抑えきれずになんでもかんでも認められたいと思ってしまう、承認欲求の強すぎる大人になってしまうことがあるのです。

承認欲求を満たす方法

他者承認と自己承認

こう言った時代背景もあり、私たちはますます承認欲求を強いられて、他者による評価を求めてしまっています。ですが、マズローも主張しているように、他者からの尊敬や評価を得ることや、富や名声・権利を持つこと、注目を浴びることなどのいわゆる他者承認によって満たすことができるのは、低いレベルの承認欲求なのです。

どれだけ仲間うちから勉強や仕事の評価をもらっても、どれだけのたくさんの恋人と付き合えたとしても、どれだけいいね!やシェアをされても、あなたの心は何か物足りないないものを感じます。それが高いレベルの承認欲求です。これを満たしてあげられるのは自分の自分に対する承認、つまり自己承認だけなのです。

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自己承認の凄さ

他者承認は、結果で評価されることが多いため、能力や才能の差が如実に現れてしまいがちです。一方で自己承認は、結果を承認することももちろん可能ですが、他者承認では得られにくい、プロセスの承認をすることができます。

小学校でかけっこをした時のことを思い出してみてください。足の速い子や運動のできる子は、良い順位に入賞し評価されますが、足の遅い子や運動が苦手な子は評価されません。それは結果で評価されているからです。ですが、足の遅い子や運動が苦手な子にとっては、タイムこそ遅いものの、苦手なことを最後までやりきったという視点で見ると、そのプロセスは得意なことをやりきった人よりも評価に値します。

子どもの時は親や教育者が優秀であれば、結果だけなくプロセスも承認してくれることもありますが、社会に出ると求められるのは結果であることがほとんどですので、プロセスを承認されることが非常に少なくなります。なぜなら「出来て当たり前」だからです。仕事を頑張って当たり前、 女子力を高めて当たり前、文句を言わずに我慢できるのが当たり前なのです。ですから、それを当たり前のことをしただけでは他者からの承認を得られることはとても難しいでしょう。

ですが、自己承認であればその当たり前のことすら承認することができます。「朝起きて会社に行ったこと」も「寝る前にお風呂に入ったこと」も「不平を言いたくなった時にグッとこらえたこと」も、「私よくやったじゃん」と承認してあげることができるようになるのです。そうして行った承認は、他者からもらう承認よりも高いレベルでの承認欲求を満たしてあげられる可能性を秘めているのです。

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自己承認のやり方

「結果が出てないのに自分を褒めるなんて抵抗があるな」と感じたとしたら、あなたはまだプロセスを承認するのが苦手なのかもしれません。そういう場合は本当に些細なことで良いので自己承認してみてください。そうして自己承認するときは「〇〇した私すごい!」とできれば声に出して脳にしっかり聞かせてあげてほしいのです。

例えば、朝、起床時間にきちんと起きれたとします。そういう時にすかさず「時間通り起きれた私すごい!」と言葉にします。他にも、歯を磨いている時に、「朝からきちんと歯を磨いた私すごい!」と褒めます。なんでもいいのです。世の中には時間通り起きれない人も、朝歯を磨かない人もゴマンといます。その人たちに比べたら自分はよっほど頑張っているじゃないかと承認してあげてください。

これを心理学の世界ではアファメーションと言います。肯定的に自分のことを宣言することで、無意識に作ってしまっているネガティブな思い込みを、ポジティブな思い込みに上書きするようなイメージを持ってもらうと分かりやすいと思います。

私たちの脳はとっても騙されやすいので、「私すごい」と何度も言い続けていれば「私すごい」と無意識に思うようにできています。これは他人の言葉よりも、自分の言葉(心の声もこれに該当します)の方が威力が強いと言われています。

ですから、たまたまホームに着いた時に電車が来たら「私のことを待っててくれていたかのようなタイミング!私ってやっぱりすごい」と自己承認してあげて欲しいですし、逆に電車が遅延したとしても「神様が電車を遅延させることで私を落ち着かせようとしてくれている!私すごすぎる」と承認してあげて欲しいのです。

理由は無茶苦茶で構わないので、とにかくなんでも自己承認してあげてください。馬鹿みたいに思えるかもしれませんが、やってみると本当に馬鹿みたいなので面白くなると思います。ですが回数を重ねていくとその言葉がストンと受け取れるようになる時があります。そうして得られた自分への評価は、誰かにしてもらう評価よりもよっぽどあなたの自信につながります。

そんなことをしてナルシストにならないか、って?安心してください。心配しなくても誰かがしかるべきタイミングであなたを叱ってくれます。かのノーベル物理学者アルバート・アインシュタインもこう言っています。「どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだから、 いいじゃないですか。」

シーン別、自己承認の実践編

自己承認ができるようになってきたら、他の人たちとの関わりの中では、具体的にはどのように自己承認ができるのかを見ていきたいと思いますが、その前に「承認欲求お返しの法則」という原則について解説します。承認欲求を満たすためにとっても大事な考え方です。

「承認欲求お返しの法則」とは簡単に言うと、他人のことをよく褒める人は、他人から褒められやすいということです。承認欲求は「してもらうこと」よりも「してあげる」ことの方が近道になります。あなたの周りにも承認上手な人、周囲からよく認められ、承認欲求に飢えていなさそうな顔をしている人がいませんか?そのような人達は、他人から尊敬されたり認めてもらったりしている以上に、自分以外の人達を尊敬していたり、認めていたりしていないでしょうか。

他人を好きになれる人は、それだけ相手を承認するのが上手な人なので、「承認のお返し」がもらえる確率も高く、お互いを承認しあうような関係も作りやすいのです。逆に他人をなかなか好きになれなかったり、すぐに嫌悪したり見下したりしてしまう人は、お互いを承認しあうような関係を作るのは非常に難しいでしょう。

「承認欲求お返しの法則」は、狙おうと思ってできるものではないので、本当に心から承認できることでないと、相手には伝わりません。承認した相手から、承認し返されるというよりも、それがめぐりめぐって自分のところに帰ってくるイメージで、積極的に周りの人に承認をしてあげてください。

仕事編

仕事での頑張りがなかなか評価してもらえないということがよくあると思います。特に仕事のできる女性ほど、できるのが当たり前と周りに思われてしまって、本人としてはものすごく悩んで頑張ってヘトヘトになりながらやっていることでも、「それがあなたに求められていることなのよ」としか言ってもらえないこともあるのではないでしょうか。逆に全然仕事できない(とあなたが思っている)人がたまたまラッキーパンチか何かで評価されているのを見ると、自分はこんなに頑張っていて誰からも評価されないのに、どうしてあの人が評価されるのよ!と憤慨したくなったこともあるかもしれません。

そんな時は、まずは自己承認です。「私に対しての当たり前の基準が高くなっているということは、それだけ私の仕事が期待されてるってこと。私すごい。」とさりげなくガッツポーズです。あるいは、「進捗に対して60%しか仕事が進んでいない」と自分を責めてしまう時は「60%までは進めることができた」といういう風に見方を変えてみてください。

「できていないこと」よりも「できている」ことに目を向けてみると、自己承認ポイントを見つけやすいです。「できていないこと」にフォーカスすると、あなたの脳は「できない自分」のイメージを強く印象付けます。ですが「できた」ことにフォーカスすれば、「できる自分」のイメージが強くなります。残りの40%をどう進めるのかは、その承認が終わった後にきちんとやればいいのです。もっと言うと、60%までできていることが承認できれば、残りの40%をやりきる自信が湧いてきます。

自己承認ができたら次にやるべきは、自己承認お返しの法則を適用させて、他の仕事仲間のことを承認することです。上司でも部下でも、同僚でも構いません。あなたが当たり前の仕事をこなしているように、他の人だって当たり前をこなしています。それによってあなたの仕事がはかどっていることもあるはずです。そういう時こそ、「〇〇さん、いつもありがとう。お陰でとても助かっているわ。」と相手の当たり前を承認してあげてください。お礼を言われて嫌な気分になる人は、相当ひねくれていない限りはいませんので、喜んでもらえると思います。

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恋愛編

もしあなたが今、「素敵な異性に出会えない」「付き合う恋人はみんな依存してくる」なんて感じていたとしたら、それはあなたの承認欲求が満たされていない証拠です。

承認欲求が満たされていない人は、「こんなダメダメな私」を自己承認することができないので、「こんなにダメダメな私」を承認してくれる相手を無意識に求めてしまいます。逆に承認欲求が満たされている人は「こんなにすごい私」を自己承認できているので、「こんなすごい私だから、もっとすごくしてくれる人に出会えるはずだわ」と思っているので、素敵な異性を引き寄せることができるのです。

素敵な異性に出会いたいと思っているのであれば、まずは自分が自分のことを素敵だと自己承認していなければなりません。そのためにも小さな自己承認を重ねてあげましょう。スキンケアをしている時、ヘアケアをしている時、メークアップをしている時、どんな時でも構いません。「自分磨きをしてる私すごい、偉い」と自分を褒めてあげてください。それを重ねれば「こんなにすごい私なら、すごく素敵な人に出会えるはず」と思えてくる瞬間があります。

そうして、いざデートの日になったら「自己承認お返しの法則」を適用するチャンスです。あなたが引き寄せた素敵な人は、もうすでに承認欲求が満たされている人なのかもしれないですが、それでもたくさん承認してあげましょう。例えば重たい荷物を持ってくれたり、エレベーターや階段などで道を歩きやすいように気遣ってくれたりしたら、「ありがとう」というだけで終わらせるのはもったいないです。「大事に思ってくれているんだと感じて、すごく嬉しかった」といった風に、「気を遣ってくれた」結果を承認するだけではなく、その行為に至った相手の気持ち、つまりプロセスを承認することによって、相手の承認欲求がとても満たされます。そうして自分の自尊心や自己肯定感を高めてくれる人に対しては、無条件で好意を感じてしまうのです。

いわゆる「モテる人」は、自分自身が褒められる達人であるよりも前に、他人の良さをたくさん見つけてそれを承認できる達人であると思います。他人に沢山の長所を見出せる人間は、そのぶん他人にも好かれやすく、良い人間関係を作ることができているのです。

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プライベート編

承認欲求お返しの法則は仕事や恋愛だけでなく、友人や家族との関係を築く時にも非常に有効な手段となりえます。例えば、いつもショッピングやカフェ巡りに付き合ってくれる友人に対して、「いつも〇〇が私の話を聞いてくれるから、一人で抱え込まずに済んで助かっているよ」ということをきちんと言葉にして伝えられていれば、その友人の承認欲求が満たされて「もっと役に立ちたい」と思ってあなたとの時間を優先的に取ってくれるでしょう。そうしたらあなたは「なんでも自分の話を聞いてくれる大切な友人がいる私ってすごいわ」と自己承認につながるような気づきが得られるかもしれません。

家族に対しても同じことが言えます。例えばあなたが旦那さんに対して仕事をしてきて当たり前と思っていると、旦那さんもあなたが家事や育児をして当たり前だと思っています。逆にあなたが「いつも仕事を頑張ってくれてありがとう。おかげで私たちが生活ができていているのよ」というように相手をきちんと承認していれば、旦那さんも「俺の方こそ、いつも家事や子育てを頑張ってくれていてとても助かっているよ。」とあなたの頑張りを認めてくれるような言葉をかけてくれるでしょう。

お子さんに対しても、テストの結果やクラブの成績で褒めるのではなくて、その勉強や努力の過程、つまりあなたが自己承認の過程でも行った「できたこと」への承認をお子さんにしてあげてください。お子さんは承認欲求が満たされるので、お母さんに対しても「ご飯を作ってくれてありがとう。洗濯してくれてありがとう。」という気持ちで返したくなるのです。特に子どもは親の背中を見ますので、お子さんに自信を持ってもらいたいと思っていたとしたら、あなた自身が自己承認をしているところを見せてあげることです。それを見た子どもは「できなかったこと」ではなくて「できたこと」へのフォーカスが働くので、自己肯定感の強い人間に育ちますし、遅かれ早かれ何かの分野で優秀な成績を残すはずです。そんな時にはやっぱり「この天才を育てた私、やっぱりすごいわ」と自己承認ができるのです。

まとめ

このように自己承認によって、自分の承認欲求を満たしてあげることは、ひいては周りの人の承認欲求すら満たすことにつながる可能性を持っているのです。

大企業などの大きな組織への信用が薄れ、個人が活躍するようになり、それを加速させるようにSNSが発達して誰もが発信をできるようになった時代になったことで、確かに多くの人との交流ができるようになりました。ですが、いいね!やコメントを求めるあまり、それ自体が承認欲求が強くなりすぎてしまう原因になっているのも事実です。ですが、あなたがどんなに魅力的なコンテンツを世の中に届けようと、他者からの承認だけではあなたの承認欲求が満たされることはありません。

あなたがまず、あなた自身を思いっきり遠慮なく承認してあげてください。あなたが自信に満ち溢れた人になれば、周りの人の承認欲求も満たせてあげることができるでしょう。そうするとあなたの周りには魅力的な人が集まります。それによってあなたの承認欲求はもっと満たされるので、自己実現という「あなたが本当になりたいあなた」に近づくための大きな原動力になってくれるはずです。

千里の道も一歩から。本当に小さな自己承認で構いません。まずはこの記事を飽きずに最後まで読み終えた自分に対して言ってあげてください。「最後まで読んだ私すごい」と。そうしてあなたが思って実践してくれたことが私にとって何よりの承認につながります。この記事が一人でも多くの人の承認欲求が満たされるきっかけになれば嬉しいです。

ご精読ありがとうございました。

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