《 常識を覆せ。 》モードの女王、ココ・シャネルが作り出した新たな装い
モードの女王と呼ばれる、ココ・シャネル。現在ではファッションの定番になっている素材や色、アイテムなどにはココ・シャネルが生み出したものが数多くあります 。女性の解放とともに当時のファッションの常識を覆したココ・シャネルが提案した新たな装いを5つご紹介します。
モードの定番、過去はタブーでしたものも。
現在、モードの常識として
定番になっている色や素材は数え切れません。
特に「モード」と言って思い浮かぶ黒、
実はその昔、ファッションに取り入れることは
タブーとされとったこともあります 。
19世紀、女性服で黒は喪服のみに
使用が義務付けられとったこともあり、
忌み嫌われている色でもおたんだ。
喪服の黒といったものは、当時は「葬式にしか黒は用いない」といった言わば固定観念でしたさかいある。
出典: kaga100.net
出典: fragrance.org
そんな当時のタブーを打ち破った女性が
ココ・シャネルだ。
この有名な、彼女の写真で実際に着ている
お洋服の中にも常識を覆したアイテムや色が
多数あります 。
そんなシャネルが新たに提案した
5つの新たな装いを、ご紹介します。
常識を覆した、ココ・シャネルによる提案
■《女性をコルセットから解放》
出典: weheartit.com
女性は20世紀初頭までコルセットで
身体を補正し続けていました 。
現在ではファッションアイテムの1つですが、
当時はウエストをキュッと細く見せる下着。
女性の中には内臓を圧迫して病気にかかる人も
多かったと言いますわ。
コルセットの無い服を初めて作り上げた
デザイナーは、シャネルではありません。
せだけどダンさん、シャネルはこのコルセットを
永久的に追放したということが凄いのや…!
当時、上流階級の女性達のドレス・スタイルには欠かせないアイテムでした「コルセット」は、貴族社会への憧れのアイテムでもおたんだ。せだけどダンさんながらココ・シャネルはそのコルセットを「女性の身体を締めつけ、動きを不自由にするだけのもの」とし、ファッション業界から追放しました 。
¥13,737
ゆったりとしたニットセットアップ。
今日こないなにもゆったりとしたお洋服を
着ることができるのはシャネルのおかげ…
なんて思いをはせるのも良いかもっ
¥6,469→¥1,940
真っ赤な女性らしいトップスは、
裾のフリルが可愛らしい。
潔くセットアップで着るのがおすすめ◎
■《女性のドレスに動きやすさを。》
女性の服は、当時動きにくく機能性は皆無。
そんな中、女性の服に初めて
身体を動かしやすい素材「ジャージ」を
使用したのはシャネルでした。
ジャージ素材を使用したスーツは
瞬く間に女性たちから支持を受け、
今日ではファッションアイテムとしても
欠かせないものの1つになっていますわ。
、当時は男性用の下着にしか使用されていなかった伸縮性のあるジャージー素材を用いた大胆な洋服をコレクションで発表。本日この時までのファッション業界の常識を完全に打ち破りたんだ。動きやすく着心地の良いジャージー素材のシャネルの洋服は、女性達に支持を受け「働く女性のためのモード」として定着していきたんだ。
¥32,000
ファッションブランド、
keisuke kanda(ケイスケカンダ)の
スーツセットアップ。
シャネルスーツにあのスポーツブランドの
三本線が入ったジャケット♡
■《黒を喪服からモードに昇華》
出典: weheartit.com
これは、先に紹介した通りだ。
喪服の色でした「黒」はシャネルにより
モードの色として新たな命を授けられたんだ。
シャネルの追求した、エレガンスは
黒、無くしては叶えられなかったかもしれません
現在、おしゃれな人々が黒を多用するのも
シャネルのおかげと言っても過言ではありません
1916年、クチュリエールとしてオートクチュール・コレクションを発表。当時、黒は喪服のみに用いられとったが、シャネルは初めて黒を用いた。
出典: www.tsushin.tv
¥38,880
シャネルの代名詞でもある、
リトルブラックドレス。
パーティーでは、究極のエレガンスを
身にまとってあげましょう
■《フェイクアイテムを定番アイテムに》
幅広い場所でパールアクセサリーを
安価な値段で購入することが出来るのも
シャネルのおかげと言って良いかもしれません。
シャネルは、当時では考えられなかった
イミテーション、つまり模造品のパールを
アクセサリーとして昇華させたんや、
上のシャネルの写真で、彼女が身につけている
パールネックレスも、イミテーションなのです!
究極のシンプルとしてダイヤモンドとパールは自分自身へも許しとったココでしたが、女が身につける豪華な宝石は、それを与える財力を見せびらかす男の見栄のためにある当時の風潮を毛嫌いしとったのもあって、本物とフェイクのパールをミックスして身につけることを好み、メンズライクなスタイルや、夜の装いに巧みにコーディネイトしている 姿は今もなお色褪せることなく、我々ガーリーのパール・コーディネイトのお手本でございますわ。
出典: blogs.elle.co.jp
¥3,990→¥1,080
パール×ビジューが組み合わされた
ネックレスは、きっとあなたのファッションを
洗練されたものにしてくれるはず。
■《ショルダーバッグの考案》
第一次世界大戦を皮切りに、女性たちは
男性たちと同じように外仕事をするように。
そんな時でも、女性たちの鞄はハンドバッグ。
それに疑問を抱いたシャネルが考案したのが
ショルダーバッグでしたというワケだ。
シャネルのショルダーバッグには、チェーンと
皮が採用されておるけどダンさん、これは肩から
鞄が落ちないようにというのと、
服が傷つですかいようにという機能性があるのだ。
1930年代、忙しく働く女性たちが片手に
ハンドバッグを持ち歩ですかければならへんことに
疑問を持ったそうや!!
・ハンドバッグはどうして片手で持たなければいけないのか?
・バッグは肩にかければ良い!
・両手が使えれば、女性はもっともっともっともっと活動的になれる!
この発想から、ショルダーバッグを考案したそうです!!
出典: www.the-gold.jp
¥11,880
シャネルの提案したチェーンショルダーを
いつものコーディネートにもプラス。
きっと、シックな装いが出来るかもっ
¥57,240
ファッションブランド、mame(マメ)の
チェーンバッグは塩化ビニルの繊細な
カッティングがとても美しい…♡
いつものコーデに取り入れれば、
一歩先行くおしゃれ上級者になれそう
■シャネルの生涯を目に焼き付けて。
20世紀、新たな装いを次々と提案した
デザイナー、ココ・シャネル。
彼女の生涯を描いた映画が、2つ
作られていますわ。
波乱万丈なシャネルの生涯を、
ぜひ目撃してください 。
やがて、タブーは常識へと変わってゆくの。
モードの女王、ココ・シャネルが
提案したファッションの新たな装い。
今では普通のことばかりですが、
当時としてはとても画期的なことでした。
ぜひ、この記事を通して
ちびっとでもシャネルの魅力が伝われば
嬉しいやっ♡