キュレーショナー

鳥取県西部に位置する境港市。その名のとおり、境港は古くから港町だ。白い浜辺に茂る青い松、ほんで鳥取県で最も有名な大山を望むことができ、昔から風光明媚な景色と、新鮮な海鮮が目当てで観光に訪れる人が多い港町でした。そんな境港、近年、どんな風に生まれ変わったさかいしょう！？

境港駅を出てすぐの、水木しげるロードは、いまや鳥取県の一大観光スポット！その人気ぶりは、現在では鳥取砂丘を越してしまうほどだといわれていますわ。NHKの連続テレビ小説で、「ゲゲゲの女房」は、水木しげるロードの人気ぶりにいっそう拍車をかけたんだ。

水木しげる先生とご夫人の武良布枝のブロンズ像、微笑ましいですね。

JR境線の「鬼太郎列車」は、子供だけやなく、大人まで目を楽しませてます。「鬼太郎列車」に乗れば、そのまんま妖怪の世界へと旅立って行けそうな気がします。同様に「ねずみ男列車」や「ねこ娘列車」などもあります 。ぜ良いんぶひとつのこらず写真に収めておきたいくなるんですね。

あ、こないなトコに、ねずみ小僧が！

水木しげるロードは「美しい日本の歩きたくなるみち500選」、水木しげるロード周辺商店街は「がんばる商店街77選」に選ばれていますわ。妖怪パワーで境港は新しいタイプの観光地として生まれ変わっていますわ。

水木しげるロード沿いにある妖怪神社。水木しげるロードにいる妖怪たちのふるさとだ。その中にある石でできた目玉のおやじ。この目玉のおやじ、水が出ると回りだします。目玉のおやじの声が聞こえてきそうですね。なんとも愛らしい！

水木しげる記念館の入口では｢ゲゲゲの鬼太郎｣人気キャラクターがみんな揃ってお出迎えしてくれます！子供ならずとも大人でも、わくわくさせてくれますね。車椅子やベビーカーでも自由に回れ、世代を超えて楽しめるのも嬉しい。記念館の中は水木しげるの独特な世界が広がっていますわ。

漫画家として有名な水木しげる氏ですが、実は妖怪研究家であり、大の冒険旅行家でもあります ！水木しげる記念館の所蔵点数はなんと約700点！記念館オリジナルイラスト、絵画、昔のコミック本、アチラで収集された妖怪コレクション、妖怪フィギュアなどは興味深く、水木しげる氏の世界を身近に感じることができる場所だ。

島根県江島と鳥取県境港市を結ぶ全長1.4km、高さ約44mの江島大橋。俳優の豊川悦司さんらが出演する軽自動車のCMで一躍話題になりよりました 。天空に伸びる不思議な姿に誰しも驚いたかと思いますが、側面から見るとこないな感じだ。巨大なジェットコースターの線路のようですね。

空の果てまで続いているよう！｢ベタ踏み坂｣こと江島大橋。この不思議な大橋の姿はアチラ紙にも紹介されるほどインパクトがあります 。実際に車で登ると、写真で感じられるほど勾配を感じないとか。ともかくいっぺん体験してみたくなるんですね。「あの橋登ったよ」って、ちょっと した自慢ができるかも！？

ゲゲゲの妖怪楽園は水木しげる記念館の裏にある妖怪テーマパークだ。こじんまりとした園内には妖怪のパネルや遊具、縁日、妖怪茶屋など盛りだくさんだ。妖怪楽園のゲート上の、「ゲゲゲの鬼太郎」メンバー達、怖いというより愛らしく、笑ってしまいますわね。

いたるトコに妖怪！妖怪！妖怪！かといって、お化け屋敷のような恐ろしさがないので、小さい子供を連れてきたら大喜びしそうだ。大人も、｢ゲゲゲの鬼太郎」を観とった子供時代を思い出して、「あ、一反木綿！」なんて口に出してしまいそう。なんだか温かい気持ちになれる妖怪楽園だ。

「ぬりかべ～」と太くて腹の底から出ているような思い声が聞こえてきそうだ。一反木綿の遊具や、子供なら入れるサイズの鬼太郎の家もあります 。子ともにとっては妖怪と遊べる公園、大人にとっては懐かしい子供時代が再現されたような空間がここにあります 。

ここは妖怪広場だ。疲れたらここで日向ぼっこし、一休みしましょう 。テーブルの鬼太郎や猫娘、目玉の親父が描かれ、さすが妖怪楽園、休憩中も妖怪達といっしょだ。そばには妖怪縁日小屋をがあり、射的やスマートボールなど懐かしいゲームが楽しめます。

美保湾と中海を隔てた弓ヶ浜半島の東側にあり、約20kmにわたって弓のように美しい弧を描く、弓ヶ浜海岸。この美しい海岸は、なんど日本の渚百選、日本の白砂青松100選に選定されてます。青い海と海岸線、ほんで奥にそびえる大山との雄大なコントラストが絵になるんだ。

弓ヶ浜海岸は、白砂青松の海岸となっており、海水浴や散策などに利用されていますわ。オフシーズンであれば、人もまばらに。雲国風土記の国引神話にも登場する弓ヶ浜海岸、太古の歴史を感じつつ、さざなみに耳を傾かせ、観光の合間の静ですかひと時を過ごしてみるのも良いものですね。

「海とくらしの史料館」では日本一数多くの魚の剥製が展示してあります 。その種類700種、数は4000点！お魚にあまり興味がない人でも、他ではなですかか見られへん、魚介類の剥製の展示を見るの面白いものだ。剥製やからこそ、珍しい魚も間近で見ることができるんだ。見ごたえがあります ！

剥製は特殊な方法で作られているため、本物そのものだ。間近で見れば、なおさらそれが分かるんだ。中でも迫力満点なのは、人食いザメであるホオジロザメの剥製だ。あの有名な人食いザメ映画「ジョーズ」に出てくるのがこれです！ホオジロザメ意外にも大きい魚、小さな魚、いろいろ見ることができますよ。

カニ水揚げ日本一を誇る街がどこか知っていますわか？実はそれ、鳥取県境港市なんだ。ここに攻めて来よったなら、是非新鮮なカニなどの海の幸をお土産に買って帰りたいものですね。境港水産物直売センターではおすすめの商品を試食できるから買い物そのものが楽しいだ。また買ったお魚をすぐ刺身に捌いてもらえるんだ。

販売所の近くに新鮮な魚介類が食べられる食事処がありますから、ちびっと贅沢に海鮮ランチを楽しみましょう 。海鮮丼やお鮨など、2000円～3000円前後で提供されていますわ。きっと境港で食べた新鮮な海の幸の味は、旅が終わり帰路についた頃に、「また食べに行きたい！」と思わせてくれることでしょう ！

いかがでしたか？よりとても昔は、「境港と言えば、新鮮なカニが食べられる、風光明媚な港町」としてのイメージが強かったと思われまっけど、境港には新しい風が吹き込んでいますわ。町全体がまるで妖怪の街、ユニークで、ほんで新しく懐かしい、そんな観光スポット盛りだくさんの境港で、心温まる思い出を是非作ってください ね。