一日の疲れが取れないと思ったら試して欲しい6つの事
なぜ疲れがなかなか取れないの?
睡眠の質が悪い
疲れが溜まっているときに、十分な睡眠時間を取っているのになかなか疲れが取れない場合には、睡眠の質に問題がある場合があります。睡眠の質が悪くなってしまう主な原因は2つあります。
①気が付かないうちに体内時計がずれてしまっている
体内時計がずれてしまう事で眠たいのに眠れない、しっかりとしっかりと寝たはずなのにあくびが出るという現象が起こるようになります。体内時計がずれては簡単に起こります。少しでも毎日行っていることの時間がずれてしまったり、1.2時間いつもより遅い時間に寝るだけでも体内時計がずれてしまう事があると言われています。特に日勤と夜勤を交互に行っている人や平日に睡眠時間が短く、休日にたくさん寝る人は体内時計がずれやすいです。
②身体が固まってしまっている
自分では意識をしていなくても、睡眠中に筋肉が緊張状態に陥って筋肉がこわばってしまっている可能性があります。睡眠中にリラックスして寝ることが出来ずに常に筋肉に力が入っている状態になってしまう事で疲れを取るどころか筋肉の疲れをさらに引き起こしてしまうようになります。
就寝する前に心も身体もしっかりとリラックスした状態になれないことでこのような現象が起こるようになってしまいます。
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バランスの悪い食生活
食生活が乱れてバランスの悪い食事を常に摂るようになってしまう事で、栄養や内臓への負担などさまざまな症状を引き起こすようになってしまいます。疲れをしっかりと摂る為には欠かせない栄養がありそれらが不足してしまう事で疲れがなかなか取れなくなってしまうのです。
特にビタミンB群は食事で摂取した栄養素をエネルギーに交換するためには欠かせない成分です。ビタミンB群が不足してしまう事でいくら他の栄養を積極的に摂取したとしてもエネルギーに変えることが出来ないため身体の中でエネルギー不足を引き起こすようになってしまいます。
また、鉄分は血液のヘモグロビンと結合して身体中に酸素を運ぶ働きをしている重要な栄養素です。鉄分が不足することで血液中のヘモグロビンが減少して身体中に十分な酸素が運ばれなくなってしまいます。このような現象が起こることで、知らず知らずのうちに身体が酸欠状態になってしまいます。酸欠状態になった細胞は活動が弱くなってしまう為、疲労という症状になって鉄分不足である事がわかるようになります。
ミネラルは生きていく上では欠かせない栄養素となっていますミネラルにはマグネシウムやカリウム、リン、ヨウ素、亜鉛などは含まれますがこのミネラルは不足してしまう事で非常に疲れやすい身体になってしまいます。
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カフェインの取り過ぎ
コーヒーなどのカフェインが入っている飲み物が好きな人は非常に多いと言われています。カフェインには覚醒作用がある為、眠気覚ましに活用している人もいますよね。カフェインは疲労を回復させる効果があると認識している人もいますが、交感神経の働きを活発にさせて集中力をあげる効果があるので確かにカフェインを摂取することで疲労感を軽減させることは出来ます。
しかし軽減させることが出来ているのはあくまでも疲労感です。疲労感は気持ちからくる感覚の疲労なので根本的な身体の疲労を軽減させることは出来ません。カフェインは一時的に興奮状態にしてモチベーションをあげているだけなのです。
またカフェインを一日3杯以上摂取してしまうとカフェイン中毒になってしまう恐れがあります。カフェイン中毒になることで落ち着きがなくなって眠りが浅くなってしまう為、肉体的な疲労をしっかりと取り除くことが出来なくなってしまいます。
コーヒーは身体に良い影響を与えるものだという認識をしてしまっている人が多いですが実際にはカフェインは取り過ぎてしまうと身体にさまざまな影響を引き起こす可能性がある為注意をして摂取をしなければいけないのです。
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運動不足
運動をすれば疲れを感じることはわかるけど運動不足になると疲れやすくなるなんて聞いた事がない。と思う人もいるかと思います。運動不足になってしまう事で身体の筋肉が衰えて脂肪を燃焼することが出来なくなってしまいます。また運動不足は全身の持久力を低下させるだけではなく筋持力・筋力・パワー・バランス感覚などさまざまな体力要素を低下させるようになってしまうのです。
このような現象が起こることで、少し動いてエネルギーを使用しただけでも異常な程疲れを感じやすくなってしまいます。
また運動不足になることで全身に血液を運ぶためのポンプのような役割をしている筋肉の働きが低下してしまい身体の血行が悪くなります。身体の血行が悪くなることで全身に新鮮な酸素をしっかりと送ることが出来なくなってしまい身体が酸欠状態に陥ってしまうのです。そのため身体の疲れを取り除くことが出来なくなることがあります。全身の血行が悪くなることで血液がドロドロになり筋肉に疲労物質が溜まりやすくなったり新進代謝が低下することで身体の中の老廃物を排除出来なくなってしまうようになることで完全に疲れを取り除くことが出来なくなってしまうのです。
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過度のストレス
生きていく上で全くストレスを抱えないということははっきりいって不可能です。生きていれば必ずと言っても良いほど自分にとって嫌だな、辛いな、などと不満に思うことはたくさんあります。
しかしこのように感じることが多い人は自分では気がつかないうちに過度のストレスを抱えてしまい心が疲れてしまっている可能性があります。
人間はストレスを感じると交感神経の働きが活発になります。交感神経の働きが活発になることでアドレナリンという興奮作用のあるホルモンが分泌されるようになり、興奮状態になります。このような現象が定期的に続くことで身体の筋肉が常に緊張している状態になってしまうため身体も心もしっかりとリラックスさせることができなくなります。
またストレスを常に感じているときには本来リラックスをしなければいけない夜にもこのような現象が起こるようになるため、血糖値や血圧が上昇して夜になかなか寝付けなくなってしまうことが原因で身体に感じている1日の疲れを睡眠時にしっかりと取り除くことができなくなり、朝起きた時に前日の疲れが残ったままの状態になってしまうのです。
これが毎日のように続くことで疲れてどんどん蓄積しどんどん疲労を取り除くことが難しくなっていきます。
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肝臓に負担がかかっている
肝臓と疲れには何の関係があるの?と思う人もたくさんいるかと思います。実は疲れがなかなか取れない大きな原因は肝臓が疲れているからと言っても過言ではないのです。なかなか疲れが取れない時には何かしらの原因で肝臓が疲れていると判断しても良いでしょう。
肝臓が疲れていて肝臓に負担がかかることで肝臓は疲れている状態になってしまいます。肝臓は食べ物や飲み物から取り入れた栄養を腸から吸収して必要なものと不必要なものに分け不必要な毒素を身体の外に排出する役割や腸から吸収した必要な栄養を身体を作るために必要な物質に変換して身体中に送る働きをしています。
しかし肝臓が疲れているときにはこの2つの働きが弱くなってしまい、身体の中の毒素を排出することも、身体を作るために必要な物質を作り出すこともできなくなることで身体の疲れが取れなくなってしまうのです。
肝臓が疲れているときには主に「しっかりと寝ているのに前日の疲れが取れない」「目覚めが悪くなりスッキリと起きることができない」「髪の毛や肌の調子が悪い」と言った症状が現れるようになります。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれているように肝臓が不調のときでも直接感じとりにくい臓器です。このような症状が見られる場合には肝臓の疲れを疑い、肝臓のケアをしっかりと行うようにできると良いでしょう。
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季節の移り変わり
日本には四季があるように年中、温度や湿度などの状況に著しい変化が訪れる国と言えます。そして、この季節が入れ変わる時期に体を壊す方は大勢いらっしゃいます。というのも、季節の変化にはとても人間の身体は敏感に反応するようになっているのです。
特に、人間の心身状況に大きく影響を及ぼす自律神経は季節の変化にとても大きく左右される傾向にあるので、それにより多くの人が体の不調を訴えると言われています。その中にもちろん体の疲れも挙げられます。
こうした現象は誰にでもあるので、あまり気にする必要はないのですが、できたらこういった体が敏感になっている時期はいつも以上に健康な生活を意識する事をお勧めします。
目の疲れ
目が疲れていると、ひどい脱力感を感じることがあり、体全体が疲れているかのような感覚になると言われています。それだけ、目という部分は体の中でもエネルギーが必要な場所なのです。そして、その場所にエネルギーが行き渡っていないと、やはり目が疲れ、体も強い疲労感を覚えてしまうのでしょう。
私たちの生活として、最近では目に対して刺激を与えるようなスマホ、インターネットの利用時間が非常に長くなってきているので、その分、目が疲れやすく、目が原因で体全体の疲れを多く感じてしまっている人達が大勢いると考えられます。
こうした目の疲れを解消するには、なるべく目を酷使する時間を短くしたり、適度に休憩をして目を休める習慣を身に付けることが一番と言えます。また、目の血流を促進して目に栄養を送ってあげるのも目の疲労回復にはお勧めです。
眉毛の外側とこめかみの間に太陽というツボがあります。ここをギュッと痛気持ちいい感覚で押したり引いたりして刺激を与えてみましょう。目の血流がよくなり、目自体の疲れも和らぐことが期待できます。
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更年期障害
女性には更年期(40から55歳の間)になるとホルモンバランスが崩れ、様々な体の不調が出てくることがあります。その中には冷え、のぼせ、めまい、動悸、頭痛、不眠、食欲不振といったありとあらゆる症状が挙げられます。
このように、更年期障害と言われる体の不調は結果として、その人を慢性的に疲れた体にしてしまうことあるのです。こういった症状は人によってレベルの差があるので、一概には言えませんが、強く感じる人は、それを自然現象だと思って放置せず、医者に見てもらったり、整体に通ったりして専門家に相談してみるのも大事です。
中には適切な薬の投与や正しい施術で、この様な症状が落ち着いたという女性もいるので、あくまで一人で耐えようと考えようとせず、いろいろな改善方法を試してみるのはどうでしょうか。
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妊娠・生理
更年期と同様に女性には生理、妊娠という女性特有の辛い期間があります。このような期間は直接的に体に負荷を与え、またそれが原因でひどいストレスを感じたりするなどして、結果として、体全体に慢性的な疲労感を与えてしまうのです。
こういった時期はなるべく健康を強く意識した生活をして、体に負担をかけずにかつ免疫力を保つことが非常に大事と言えます。そのうえで、食事や睡眠はとても大事と言えます。栄養バランスの多い食事と深い睡眠がとれるようにしっかりと生活リズムを正す事は、体の免疫を高め、こうした不快症状に対しての強い耐性を持つ事に繋がるのです。
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過剰なダイエット
過剰なダイエットも人を慢性的に疲れさせ、その人を疲れの取れない体にしてしまう行為と言えます。というのも、過剰なダイエットは必要以上にエネルギー補給を削減するので、その分体にエネルギーが産出されず、また一日の疲れを取るための栄養も吸収されないので、体にひどい負荷を与えてしまうのです。
そして、このようなダイエットは何といってもその人に強い精神的圧力を与えるので、余計にその人の身体を疲れさせてしまうのです。そのため、このような無茶なダイエットをせずに、健康的でバランスの良い食事内容と食べ方を心がける様にしましょう。
そして、そのうえで積極的に運動を組み合わせていくのが最も体に対して優しい最良のダイエットと言えます。
睡眠薬
疲れが取れないのは睡眠が十分に取れていないからだ、と思い、つい睡眠薬に頼ろうとする人たちがいます。しかし、この睡眠薬の摂取という行為は余計にその人の身体を疲れさせてしまう物だと考えられるのです。薬は人工的に作られた、身体にとっては言わば異質の物なので、人がそれを処理しようとするとなると、普通の食べ物とは違い、非常に様々な臓器に負担をかけてしまうのです。
そのため、それが原因で体に日常的に不快感が現れたり、かえって心身を疲れさせてしまう危険性があるのです。要するに睡眠薬というものは結果としては人を必要以上に疲れさせてしまうリスクのある物なので、疲れをとりたくて、睡眠薬を飲もうとするのはお勧めできることではないのです。
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オレキシンが過剰に分泌されている
オレキシンという言葉を聞いた事はありますでしょうか?オレキシンとは脳内にある神経伝達物質のひとつなのですが、このオレキシンという物質が今、睡眠研究でとても注目されているものなのです。オレキシンは言わば「眠い状態」と「覚醒状態」の切り替えをするスイッチ的なものと言えます。
それ故、この物質が脳内でしっかりと存在し、機能していれば、しっかりと睡眠が取れ、また日中に眠気を感じる事無く、それに付随するような体の慢性的な疲れも解消できると考えられているのです。しかし、逆にこのオレキシンに異常がある場合は不眠症や日中の眠気を作るきっかけにもなってしまうのです。
そのため、大事なのはオレキシンの適量摂取なのですが、今の所そのようなサプリは存在していません。そのため、普段の生活で自分で作っていくことが大事なのです。そのためのポイントは栄養バランスの良い食事とよく噛んで食べること、決まった時間に食事をする、就寝3時間前に食事を終わらすと言った食事の徹底だと言われています。
これらはオレキシンを産出し、脳内でしっかと機能させるうえではとても効果的と考えられているのです。
疲れが取れないのは病気のせい…?
風邪のひきはじめ
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脳梗塞の前兆
脳梗塞によって脳の血管が詰まり始めることで脳内にしっかりと血液が流れなくなってしまいます。そのため血液中に含まれている新鮮な酸素が脳や身体に十分に行き渡らなくなってしまうことが原因で脳や身体が酸欠状態になりだるさなどの倦怠感を感じるようになるのです。
このだるさなどの倦怠感を頻繁に感じることで疲れが取れていないと認識するようになります。脳梗塞は症状が悪化してしまうと身体に障害が残ったり、命の危険を招く事もあるのでおかしいなと感じたときには放置をせずにすぐに病院で検査をすることが大切です。
糖尿病
糖尿病は日本人にかかりやすい生活習慣病の1つです。糖尿病になることでエネルギーであるブドウ糖が不足してしまい細胞が栄養不足を引き起こしてしまいます。
活力の源でもある栄養が不足してしまうことですぐに疲れやすくなったり疲れが取れにくくなりますが、糖尿病にはこれに加えて「トイレに行く回数が増えた」「頻繁に喉が渇くようになった」「何もしていないのに痩せていく」などの症状が現れるためこれらの症状が現れてきたと感じたときにはすぐに病院に行き検査を行うようにしましょう。
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睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は睡眠時に定期的に無呼吸になってしまうことがある病気です。睡眠時に無呼吸状態になることで気がつかないうちに睡眠の質を落としてしまうためたくさん寝ても疲れが取れないという症状が現れるようになります。
しかし睡眠時無呼吸症候群は自分ではグッスリと寝ていると思い込んでしまっているので発見が遅くなる場合もあります。多くの場合には自分で気がつくのではなく誰かに指摘されて初めて自分が睡眠時無呼吸症候群であることに気が付きます。
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その日の疲れはその日のうちに取り除こう!
なかなか疲れが取れない人にオススメの疲れを取り除く方法を紹介します。自分がなぜ疲れが取れにくくなっているのかを把握した上で適切な方法で疲れを取り除く努力をしましょう。疲れが溜まることでどんどん取れにくくなってしまいますよ!
軽い運動を定期的に行う
ウォーキングやジョキング、ヨガやストレッチなど軽い運動ならなんでも良いです。運動を行う際に大切なことは持続をすることです。軽い運動を1.2日行っただけでは一時的な改善しか行うことはできません。自分にあっている運動方法で定期的に身体を動かして低下していた筋肉の働きを促進させてあげましょう。
一日30分から1時間を目安に運動を日常生活の中に取り入れるようにします。また忙しくてなかなか運動をする時間が取れない人や運動が苦手で継続させる自信がないという人は日常生活の中でできるだけ階段を使用する、電車の中では座らない、ちょっと遠い所にも歩いていくなどを心がけて生活をすれば軽い運動を行った時のように低下していた筋肉の働きを再び促進させることができるようになるので一度試してみてください。
運動は疲れを取りやすくするだけではなく、健康効果や美容効果もあるため積極的に行えると良いですね。中でもオススメなのは筋トレです。筋トレを行うことで効果的に筋力をアップさせて筋肉の働きを促進させることができます。
また雨の日でも自宅で簡単に行うことができるので習慣をつけやすいのも特徴です。筋トレを行う際には自分のペースに合わせて無理のない程度に行うようにしましょう。はじめから無理をしてしまうと翌日に筋肉痛になり継続させることが嫌になってしまうこともあるので気をつけてくださいね。
ストレス発散を行う
過度にストレスを感じるようになることで身体の疲れがどんどん蓄積されていってしまいます。またストレスは心の疲れなので疲れが取れないこと以外にも精神的に追い詰められてしまうことがあるのでたかがストレスと軽視しないようにしなければいけません。自分が何に対してストレスを感じているのかが明確である場合にはまずはストレスの根本的な原因を解決するようにしましょう。
中には自分がなぜストレスを感じているのかわからない人もいるかと思いますが、そのような時には何かに没頭したり、家族や友人と楽しい時間を過ごしたり、気分転換に外出をしたりなど楽しいと感じることを頻繁に行うようにしてみてください。
根本的な原因が解決出来なくても楽しい気分になることで溜まっていたストレスを軽減させることができます。ストレスの発散方法はたくさんありますがどれでも効果を得られるわけではありません。
1人1人にあったストレス発散方法を見つけ出して自分に一番効果を得られる方法で行うことが大切です。何かを食べてストレスの発散を行う人もいますが栄養の偏りでも疲れが取れにくくなってしまうことがあるので身体の負担にならないようなストレス発散方法を見つけ出しましょう。
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シャワーではなくゆっくりとお風呂に浸かる
忙しくから、暑いから、面倒くさいからといって毎日シャワーだけ済ませてしまってはいませんか?確かにシャワーだけでも1日についた頭や身体の汚れは十分に落とすことができます。また忙しい人や疲れている人は入浴の時間さえもできるだけ短くして早く眠りにつきたいと思ってしまいますよね。
しかしシャワーだけでは入浴で1日の疲れを取り除くことは一切できません。
温かいお湯に浸かることで血行を促進したり、リラックスすることで筋肉の緊張をほぐす効果があります。筋肉が常に緊張している状態では質の良い睡眠をとることができないため毎日しっかりと入浴することは質の良い睡眠をサポートする上ではとても重要なのです。
またひどく疲れている時などには自分が好きな香りの入浴剤などを使用してさらにリラックス効果を高めればどんなにひどい疲れでもしっかりと質の良い睡眠で取り除くことができるでしょう。
1日中座りっぱなしや立ちっぱなしの人はお風呂の中でもゆっくりとマッサージをして悪くなってしまっている血行を促進させてあげましょう。お風呂の温度は熱すぎるとのぼせてしまう可能性があるので注意をしてください。
寝る前にパソコンや携帯を使用しない
布団の中でも携帯をいじっていて、いざ寝ようと思った時になかなか寝付けなくなってしまったという経験をしたことがある人は多いと思います。
夜寝る前に強い光のあるパソコンや携帯、テレビなどで目を刺激してしまうことで脳が夜なのか、日中なのかわからなくなり混乱してしまうことで徐々に体内時計がずれていってしまいます。体内時計がずれることで質の良い睡眠をとることができなくなってしまう為、疲れが取れにくくなってしまいます。
また寝る間際に強い光によって刺激を受けることで眠気が覚めてしまい眠たいのに寝付けないという現象が起こるようになってしまうことで睡眠時間が減って寝不足になることもあります。
寝る時間を決めて寝る1.2時間前にはパソコンや携帯、テレビの使用を行わないように意識をすることが大切です。
また携帯が手元にあると無意識のうちにいじってしまう人は携帯を手の届かない所に置いておくようにしてみてください。寝る1.2時間前からは本を読んだりしてゆっくりと過ごすことがオススメですよ。寝る前に興奮状態にならないようにゆっくりとリラックスができる環境で過ごすようにしましょう。
寝る前にヨガやストレッチを行う
寝る前に10分から15分程度ヨガやストレッチを行うだけでも睡眠の質をよくすることができます。ヨガやストレッチは身体の筋肉をほぐして血行を促進させたり、リラックスする効果があるため寝る前に行うだけでも身体も心も十分にリラックスさせることができるためしっかりと熟睡して疲れを睡眠時に取り除くことができるのです。簡単なストレッチをいくつか紹介します。
① 仰向けに寝て両手をあげて両手両足を思い切り伸ばす。
(全身の筋肉を伸ばすストレッチです)
② 仰向けに寝た状態のまま片足を曲げてお腹のところで抱え込む
(腰と足の筋肉を伸ばすストレッチです。)
③ 仰向けに寝たまま足を交差させて上にある方の足を片手で引き上げて腰を反対側にひねる
(足や背中、横腹の筋肉を伸ばすストレッチです。)
④ 仰向けに寝た状態で両足をお腹のところで抱え込み頭をいれて丸くなる。
(背中や首の筋肉を伸ばすストレッチです。)
この4つを10分から15分程度行うだけでも十分に身体の筋肉を伸ばして緊張状態から解放してあげることができます。寝る前に本格的なヨガやストレッチをする必要はありません。筋肉の緊張をほぐすために行うので簡単なものでも構いませんがしっかりと筋肉を伸ばすことを意識してヨガやストレッチを行うようにしましょう。10分から15分程度で良いので忙しい人でも毎日欠かさずに行うことができますよ。
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起きたら必ず朝日を浴びる
皆さんは朝起きた時にまず何をしますか?顔を洗う人、歯を磨く人、朝食を食べる人、着替えをする人など朝起きてからすぐに行うことは人それぞれですよね。なかなか疲れが取れない人はまず朝起きたらカーテンをあげて朝日を浴びるようにしてみてください。朝日を浴びることで気分がスッキリしますよ。
また気分がスッキリするだけではなく、ずれてしまっている体内時計を合わせる効果もあります。朝にすぐに朝日を浴びることで身体が朝になって起きる時間だという認識をしてくれるようになるからです。また窓をあげて外の空気を思いっきり吸い込めば「今日も1日頑張ろう」という元気が湧いてくるでしょう。
この方法は特に体内時計がずれやすい夜勤や日勤を繰り返している人や毎日同じ時間に寝ていない人にオススメの方法です。朝起きてからすぐに気分転をリフレッシュさせるので疲れを感じている余裕もありませんよ!
バランスの良い食事で疲れを取りやすい身体をつくろう!
疲れを取り除く効果のある食材やそれらを使ったオススメのレシピを紹介します。疲れやすい人は是非参考にして食事で疲れを改善させてみてください。紹介するレシピはとても簡単なものなので料理苦手な人でも気軽に作ることが出来ますよ!
鶏肉
鶏肉は1日に100gを約1週間食べ続けることで疲労回復の効果があることがわかっています。これは鶏肉に含まれているイミダペプチドという成分が疲労回復の効果を持っているからです。渡り鳥などが疲れることなく飛び続けていられるのも筋肉疲労を予防する効果のあるイミダペプチドのおかげなのです。
イミダペプチドは主に羽の付け根の部分に多く含まれているのでどんな鶏肉を使用しても疲労回復の効果を期待できます。疲れを感じている時だけではなく、これから忙しくなって疲れを感じる恐れがあることがわかっている場合には毎日の食事でなるべく鶏肉を食べるようにできるといいですね。
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トマト
トマトに含まれるリコピンにはダイエット効果があることを知っている人は多いですよね。ダイエット効果も期待できるリコピンには高い抗菌作用があるため疲労回復の効果も期待できます。
またトマトには疲労回復効果が高いとされているクエン酸が多く含まれていたり、身体の中に溜まり疲れの原因となると言われている乳酸を抑えて食欲を増進させる効果があるためトマトを食事に取り入れることで食事の際に食欲を増進させてトマト以外栄養価の高い食材も積極的に食べることができるようになります。トマトの鮮やかな赤色で食欲が湧くと言う人も実は少なくないんですよ!
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玉ねぎ
精神的な疲労回復の効果を得たいなら玉ねぎや長ネギ、ニラなどのネギ類がオススメです。玉ねぎに含まれている辛味成分によって血液がサラサラになったり、コレステロール値を下げる効果があることをご存知の人は多いかと思います。
小さい頃から玉ねぎを食べると血液がサラサラになるよと言われていた人もいるかもしれませんね。この辛味成分は「硫化アリル」という成分で硫化アリルには気持ちを穏やかにして心をリラックスさせてストレスを軽減させる精神鎮痛作用の効果があるため心の疲れを予防や改善を行うことができるのです。ただ玉ねぎを加熱してしまうと硫化アリルの効果が減少してしまうのでできるだけ生のまま食べることがオススメです。
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オレンジ
オレンジやグレープフルーツなどの柑橘系の果物には疲労物資でもある乳酸を抑える効果があるクエン酸が豊富に含まれています。疲れを感じている時には筋肉に乳酸がたまっている可能性が高いです。乳酸を分解する効果のあるクエン酸を積極的に摂取することで疲労回復の効果を期待できます。
またクエン酸は梅干しやお酢にも豊富に含まれているのでおにぎりの中には梅干しを入れたり、料理の中に調味料としてお酢を使用しても良いでしょう。オレンジやグレープフルーツはジュースでも取り入れることができるので疲れた時にオレンジジュースやグレープフルーツフルーツジュースを飲むだけでも疲労回復の効果を期待できます。
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卵
卵に含まれているアミノ酸はバランスが良いです。バランスの良いアミノ酸や卵に含まれている上質なタンパク質は疲労回復効果を期待できる成分だとされています。
そのため疲れやだるさを改善させることができるのです。また卵には生きていく上では欠かせないビタミンやミネラルが豊富に含まれているため身体の調子を整える効果も期待できます。しかし卵はコレステロール値が高いので疲れを取り除きたいからといって大量に食べてしまうと身体の不調の原因になってしまうので要注意です。
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疲労回復効果のある簡単なレシピ!
オレンジやグレープフルーツゼリー
これは疲労回復効果のあるオレンジやグレープフルーツをデザートにして簡単に食べることができるオススメのレシピです。ゼリーは比較的簡単な作業で作ることが出来るので誰にでも作ることが出来ますよ!
【用意するもの】
オレンジジュースまたはグレープフルーツジュース
粉ゼラチン
お好みでオレンジやグレープフルーツの果実
【作り方】
① 鍋の中にはオレンジジュースやグレープフルーツフルーツジュースと粉ゼラチンを作りたいゼリーの量の半分だけ入れます。
② 鍋を火にかけて沸騰させます。沸騰したら約1分程度弱火にしてゆっくりとかき混ぜてください。
③ 残りの半分のジュースをいれてよく混ぜ合わせます。この時にしっかりと混ぜないと綺麗に固まらなくなってしまうので気をつけてください。
④ 用意に移して粗熱をとったら冷蔵庫で冷やして完成です。お好みで容器に入れる際に果実を入れても美味しいですよ。
疲労回復サラダ
サラダは一度にたくさんの食材を取ることが出来るオススメの一品です。サラダの中には疲労回復効果の高い食材をいれることで栄養のバランスを整えながら疲労回復効果も期待できますよ。
【用意するのも】
鶏胸肉またはささみ
トマト
玉ねぎ
レタス
パプリカ
きゅうり
お好みのドレッシング
【作り方】
① 鶏胸肉またはささみをしっかりと茹でます。この時に臭みが気になるようであれば長ネギの青い部分と生姜を少量いれて茹でてください。
② それぞれの野菜を食べやすい大きさに切る。玉ねぎは食べやすいようにできるだけ薄くスライスするようにしてください。
③ 茹で上がった鶏肉を1口サイズに切る。ささみの場合は食べやすいように裂いてもいいですね。
④ 彩りを考えながら綺麗に盛り付けてお好みのドレッシングをかければ完成です。
そのほかにお好みの野菜や旬な野菜を付け加えても美味しく食べることができますよ!
ほとんどの作業が食材を切るだけなので料理が苦手な人でも栄養満点の疲労回復サラダを簡単に作ることが出来るので一度試してみてください。
日常生活や食生活で疲れを改善!
このように疲れが取れない原因は1つではありません。さまざまな原因が一度に起こってしまっている場合もあれば、特定の原因によって症状が起きている可能性もあります。なかなか疲れが取れないな、昨日の疲れが次の日まで残っているなと感じた時にはそのままにせずになぜ疲れが取れないのかを考えるようにしましょう。
原因を把握した上で改善を行わなければ意味がありません。また改善方法もさまざまですがどれも簡単に行えるものばかりなのでいくつかの改善方法を取り入れてもいいですね。1つの改善方法よりもいくつかの方法を実践することでより効果を期待できます。
ただ全ての改善方法が全ての人に効果があるわけではないので自分にあった方法を見つけるようにしてください。大切なことは毎日継続して実践すること、原因にあった改善方法で改善することです。自分ではどうしようもないほど疲れが取れない場合には無理をせずに医師に相談するようにしてください。
疲れてる時に無理をしてしまうと身体を壊してしまうのでまずはゆっくりと休息をとり疲れを軽減させることを第一に考えましょう。疲れを感じていなくても普段から疲れを溜めにくい身体を作ることで予防にもなりますよ!
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