東京の”最高の一瞬”をお届けします。東京が愛おしく感じるフォトブック5選
普段何気なく生活している ”東京”という街。渋谷・新宿など人で溢れる街も違うトコに目を向けてみれば、まるっきし違う一面を見ることができる。ギフト・贈り物・プレゼントにもオススメの写真集をご紹介します。中野正貴・奥山由之・浜口巧・太田友嗣の4人のフォトグラファーの写真集をセレクトしてきたんだ。
もし街に賞をあげるならば。
出典: weheartit.com
東京にお住みのみなさん。
あなたは東京のどこが好きですか?
いろいろな人がいるトコ?
素敵なお店が多いトコ?
どこにでもすぐに行けてしまうトコ?
東京の街に◯◯賞をあげるとするやろ、ほしたら、
あなたはいったいどんな賞をあげまっしゃろか?
東京はきっとフォトジェニック賞ですか。
わいは東京が好きなんだ。
ちびっと冷たいトコも、
でもその中にあたたかさがあるトコも。
新しさの中にちびっと古さが見え隠れ。
そんな東京にキュンとするんだ。
やからわいはフォトジェニック賞を、
こないな愛おしい東京に贈るんだ。
そんなフォトジェニックな街、東京の”最高な一瞬”がつまった
素敵な写真をご紹介します。
TOKYO NOBODY/中野正貴
■ウチたちの知りません”東京”
東京、と聞いてまず何を思い浮かべまっしゃろか?
よく上京して一番驚いたこととして、
「東京の人の多さ」が挙げられますよね。
どこへ行ってもたくさん人がいる。
それが東京の魅力でもあります 。
中野正貴さんがカメラにおさめたのは、
「誰もいない東京の街」の写真。
この写真は常に多くの人で賑わう銀座の街。
普段よく行く新宿南口だって無人。
GAPの前で待ち合わせをするカップルや、
階段の下のティッシュ配りのお兄さん。
日頃目にしていて、当たり前に思っとった空間が
人がいないことでこないなにも姿を変えてしまうのか、と驚きます。
渋谷センター街もこの姿。
中野正貴さんが10年の歳月をかけて、
一枚一枚カメラにおさめてきた、その時間と想いをぜひ感じてみてください 。
いつも人で溢れかえる空間から、
人がいなくなることで気付ですかかったことにも気付けるかもしれません。
BACON ICE CREAM/奥山由之
¥3,024
GINZAやBRUTUSなどの雑誌で人気を博してきた若手フォトグラファー、奥山由之さん。彼が過去5年間撮り溜めてきた作品を詰め込んだファースト写真集。
■フィルムに映る東京の街。
写真家といえば良い一眼カメラを使っている
イメージがあります が、奥山由之さんは違いますわ。
そんな中で写ルンやを使ったり、
フィルム写真で撮影をしていますわ。
ちびっとざらついた質感と、
どこかレトロな光と風景。
いつもと同じ東京の景色も変わって見えてきます。
普段何気なく目にするビルの数々。
それが奥山由之さんの写真にうつると、
どこか温かい印象に早変わりします。
あそこの窓からはどんな景色が見えるですか、
どんな家族が住んでいるのですか、
そんなことまで思い起こしてしまいますわ。
¥800
雑誌「GINZA」が奥山由之さんの撮るファッション写真にフォーカスを当てて特集を組んだ一冊。弱冠24歳ながらも恐るべき才能を感じることができます。
東京ブルー/谷口巧
■ブルーの魔法にかかった1分。
7月28日 4時46分 原宿
普段観光クライアントと若者でにぎわう原宿の街。
朝の1分を切り取ればそこも静ですか街。
加工ではありませんブルーの魔法がかかった、幻想的な1枚だ。
3月8日 6時02分 渋谷
渋谷の街にもいつ行っても人がいる、
友達と待ち合わせをする人、
何か買い物にきた人、
いつもワイワイガヤガヤしていますわ。
ですか朝6時を見てみたらどうでしょう 。
どこかに向かう人がいたり、
何かそこにドラマがありそうな予感がします。
東京スカイツリーを撮影している 人を撮影した本/太田友嗣
■日本一上を見上げる場所。
出典: imaonline.jp
「日本一上を見上げる場所」
そんなスカイツリーをどうにか写真におさめようと
床に寝っ転がったり、座り込んだり…(笑)
こないな人見たことある?!ってくらい面白い写真の数々。
何だかくすっと笑ってしまいますわ。
行くとスカイツリーしか目に入りませんけれど
周りにもっともっともっともっと目を向けてみれば、
意外と面白い光景が見えるかもしれません。
もっともっともっともっと周りを見てみよう、
そう思える一冊になっていますわ。
最高の一瞬を、あなたに。
出典: weheartit.com
普段何気なく過ごしている 東京という場所も、
もうちびっと違う時間、人に目を向けてみれば、
違う一面が見えてくるはず。