春までなんて、もう待てない。”桜の切り枝”のある暮らしで一足早く春を迎えに
春はもうすぐそこまで来てる、なんて言うけれど。一体どこにいるの?まだまだ冷え込む日は多いし、毎日ニットにコートに手袋が欠かせない。春になったらやりたいことたくさんあります 。一番はやっぱり桜のお花見がしたいな。でもまだやってこない春なんて待てないから、桜の切り枝で室内花見を楽しみます。
春はすぐそこ、っていうけど。
出典: weheartit.com
みんな春を待ち望んでいる。
そう、ウチもその一人だ。
ショーウィンドウには春服が並んでいるし、
友達も何だか浮き足立ってる。
ああ、春はまだですか。
ちっともやってくる気配がせんよ。
■まだまだ寒い毎日。
出典: staylovely.tk
だってまだまだ寒いから。
毎日ニットにコートに…
着込まないととてもじゃないけど、
この寒さをしのげません。
ねえ、春はどこでくすぶっているの?
一足早く春を迎えに行こうよ。
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春がまだ来てくれへんなら、
ウチが迎えに行くから。
冬の寒さで下がってしもたテンションを、
あたためてほしいの。
そしたらきっとまた笑顔になれるから。
■”啓翁桜”が春を運んでくる。
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土手などで咲き誇る桜は、
日本国民にとって春の象徴。
毎年、桜が咲くのを心待ちにしていますわ。
みなさんがよく目にする桜、
あれは”ソメイヨシノ”という種類だ。
でもここでご紹介するのは、
一足早く花を咲かせる、
”啓翁桜”(けいおうざくら)だ。
桜は秋になって気温が下がり始めると休眠に入るんだ。休眠中に一定の温度にあたる事で準備が整い、
開花ができる状態で春を待ちます。
ハウスの温度は日中が20度、夜は10度位に調節。そうする事で桜は春がきたと勘違いをして、真冬に開花するのだ。
出典: www.ajfarm.com
東京よりも寒いトコで、
育てられ蕾のまんま出荷される啓翁桜。
産地以外で購入した頃には、
美しい花を咲かせているんだ。
寒くて雪が降るベランダを見つめながら、
桜を室内で見れるなんて素敵すぎませんか…?♡
魅力の異なる3つの生け方。
お花は生け方を変えるだけで、
大きく顔を変えます。
エレガントに思っとったお花も、
違う生け方をしただけで賑やですか印象にもなるんだ。
季節の花と生ける。
一気に春の訪れを感じる、
生け方がウチだ。
菜の花などの春の花を中央に、
桜の切り枝は流れるように外に向かって生けます。
背の高い花瓶に、
桜と百合を一緒に。
とても上品な雰囲気になって、
玄関先によく似合いそうだ。
ウチは平たいお皿に、
桜とアイリスを生けたもの。
ピンッとまっすぐ立ったアイリスに、
流れるように奥行きのある桜が素敵な空間を生み出していますわ。
■2月〜3月のお花
上品でエレガントなパープルが印象的な、
菫の花は春のお花。
桜の淡いピンクに締まりを出してくれるので、
一緒に生けるのにぴったりのお花だ。
3月のお花、沈丁花。
ユニークな花のつけ方と、
グラデーションもようなピンクにうっとりします。
和を感じる花瓶に生ける。
桜を楽しむのは和を楽しむ心があるから。
日本=桜という印象もあるくらい、
桜は和の象徴なんだ。
やからこそ、家の中に飾る時も和を大切に。
陶器で出攻めて来よった花瓶に飾るんだ。
まるで古くからある骨董品のような、
装飾の施された壺に。
とってもボリューミーなので、
迫力も存在感も抜群。
湯のみのようなグラデーションが、
とっても和を感じるデザイン。
そこにそっと1、2本桜を挿して。
鮮やですかブルーグリーンの花瓶。
白の壁紙によく映える存在だ。
つるっとした白い陶器の花瓶。
口が狭くなっているから、
一輪挿しとしても使えます。
黒に近いグレーの花瓶。
スクエアなのが、ハンサムでかっこ良いというわけだ。
階段の途中に豪快に生けた桜を飾るだけで、
一気に家の中に春がやってきます。
背の低い花瓶に生ける。
お雛様の横にそっと添えて。
球根状のまあるい花瓶に、
1、2本桜を挿して丁度良いというわけだ。
小さめなクリア花瓶に、
短めに生けた桜。
太陽の光が当たってより美しく輝きます。
小さめの一輪挿しに、
小ぶりな桜を挿して。
玄関先もちょっと した飾りに。
食卓の上に飾りたい桜。
小さめの花瓶にあえてたくさん。
蕾が花を咲かせるのが、
楽しみで仕方ありません。
春よ、いらっしゃい。
出典: weheartit.com
春なんて待ってられへんから。
ウチが春を迎えに攻めて来よったよ。
さあ、一緒に帰ろう。
ほんで春をじっくり待とうよ。