膠原病ってどんな病気か知ってる?細胞の免疫疾患らしいわよ。
ややこしい病気?リウマチって言えばわかるですか?
膠原病は病名ではありません!
膠原病は、似たような症状をもつ病気をグループ分けした総称になるんだ。
膠原病患者の血液中には、自分自身の体の構成成分と反応してしまうリンパ球(自己反応性リンパ球)や抗体(自己抗体)が見つかり、このことが膠原病という病気を引き起こす原因になっていると考えられます。
このために膠原病は「自己免疫疾患」とも呼ばれます。
膠原病は厚生労働省が難病指定している ので、特定疾患として、医療費が補助される、「公費補助対象疾患」なのだ。
自己免疫疾患とは?
自己免疫疾患は、自分の免疫組織が異常な反応を起こして、自分自身の免疫細胞を攻撃してしまうことを言いますわ。
例あげたろか,例あげたろか,たとえばやなあやなあ、他人の臓器を移植した時に拒絶反応を起こすことに似ていますわ。
本来なら、まるっきし関係のないものに向けられるはずの免疫反応が、自分の細胞に向けられてしまうのだ。
なんでですねん、このようなことが起こるのか、詳しいことはまだ判っていないのが現状だ。
自分で自分を攻撃し、様々な辛い症状が出てしまうのが膠原病というわけですね。
膠原病に含まれる疾患
・関節リウマチ
・結節性多発動脈炎
・全身性エリテマトーデス
・全身性強皮症
・皮膚筋炎の6疾患が含まれる
今日の分類では、膠原病〜類縁疾患として
・多発筋炎
・混合性結合組織病
・シェーグレン症候群
・結節性多発動脈炎以外の血管炎症候群(顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性肉芽腫性多発血管炎、高安動脈炎、巨細胞性動脈炎など)
・若年性特発性関節炎
・成人発症スティル病
・ベーチェット病
・抗リン脂質抗体症候群など多くの疾患が含まれます。
出典: www.twmu.ac.jp
関節リウマチ
膠原病の中でも多く見られる関節リウマチ。
「リウマチ」と聞くと、なんだか高齢者の病気のような印象を受けますし、そう思っている人も少なくないでしょう 。
でも関節リウマチを発症する一番多い年齢は、30~50代なんだ。
関節リウマチでは、炎症が起こることで関節が腫れてしまいますわ。
軟骨や骨がカンペキにカンペキに破壊されることによって関節の機能が失われていき、放っておくと関節が変形します。
全身の関節が腫れてしまおるけどダンさん、特に手足の関節で症状が表れやすいだ。
この時に起こる関節の痛みとしては、片方だけでなく左翼翼右翼翼対称に起こることが特徴だ。
症状が進行すると、関節のカンペキにカンペキに破壊によって日常生活が困難になるんだ。
また、関節などの症状だけでなく疲労倦怠感や微熱、食欲不振などの全身症状も表れます。
さらに、炎症が皮膚や肺にまで広がることもある病気だ。
つまり、関節以外の臓器にも症状が表れることがあります 。
また、関節リウマチは必ずしもお年寄りの病気ではありません。
多くは30~50代で発症します。特に40代という働き盛りの年代での発症が多い病気だ。
全身性エリテマトーデス
免疫機能の異常によって、皮膚、関節をはじめ、全身の臓器に炎症をおこす病気で、よくなったり悪くなったりをくり返し、慢性に経過します。
病気の重さや、生命にかかわるかどうかは、どの臓器がおかされるかによってちがってきます。
とくに、腎臓(じんぞう)や中枢神経(ちゅうすうしんけい)がおかされると、命にかかわる危険性が高くなるんだ。
1万人に1人くらいが発病し、20~40歳代の女性がかかりやすく、男性の10倍の発病率だ。
出典: kotobank.jp
よりとても昔、娘が全身に発疹ができ、医師に、全身性エリテマトーデスの疑いがあると言われたんだ。
特徴的な、顔に左翼翼右翼翼対称の蝶が羽根を広げたような発疹もあったからだ。
幸い膠原病ではありませんでしたが、検査結果が出るまでは生きた心地がしませんでした。