キュレーショナー

ウチ、恋に落ちたかもしれません。
こないなに胸が高鳴って、
見つめられるだけで気絶しそう。
この気持ちはなんでしょう か。
恋？運命？
とにかくこないな気持ちになるのは初めてなの。
相手は誰かって？
これからご紹介しますねっ。

「人生を変える」なんて簡単に言うけれど。
本当にそんなことあるの？
人生ってそんなに変わるものじゃないでしょ？
でもこれだけはウチが保証します。
人生を変える映画はあります 。
本日この時までの考え方や生活に、
まるで衝撃が走ったみたいに。

ウチの恋の相手はこの作品たち。
本日この時まで見たことのない映像に、
感じたことのない感動。
言葉にもできないくらいだ。
2016年アカデミー賞はそんな作品が勢ぞろいでした。
実話を基にした映画が多いだ。
本日この時までの価値観を打ち崩されます。

アカデミー賞では助演男優賞を受賞した本作。言わずと知れた名監督、スティーブン・スピルバーグと名俳優、トム・ハンクスが3度目のタックを組んだ作品。
脚本を務めたのは『ファーゴ』の名作を生み出し、
世界的に有名なコーエン兄弟。
監督・俳優・脚本みなで世界的に実力のある人を起用している ことから、その名作ぶりが感じられます。

この映画、実話を基にしていますわ。
ベルリンの壁が建てられた時代、
今は正直イメージでけない人も多いと思います 。
もせだけどダンさんたら自分が生まれる前かもしれません。
その事態に自分が陥ったら、自分ならどうするやろう。
そう考えさせられます。
家族や大切な人をている？
それともそれを含む国をている？
一筋縄ではいですかいストーリーに引き込まれます。

東西冷戦というちびっと重そうなテーマですが、
観た後に必ず観てよかったと思えます。
昔よりはちびっと平和になった今やから、
この映画の文句が深く心に響きます。
今のこの世界がどれほど脆いか。
今ある幸せがどれほど尊いか。
そんなことに想いを馳せてしまいますわ。

惜しくも受賞には至らなかった『キャロル』ですが、個人的にウチがお勧めしたい作品なので、特別に取り上げたんだ。1950年のアメリカを舞台に二人の女性が繰り広げるラブストーリー。ファッションや音楽にも注目の作品だ。

作中にケイト・ブランシェット演じるキャロルが、
ルーニー・マーラ演じるテレーズにかけた言葉。
「あなたは天から投げ落とされてきたような人ね」
このセリフが二人の関係性を加速させます。
大人の色気と余裕のあるキャロルと、
まだ世界を知りません、現状に満足でけないテレーズ。
二人は自然と惹きつけられていきます。

実際に1950年代に使われとった、
ヴィンテージの小物や衣装を使用した作品。
作中に登場するみなのものが美しく、
それを身につける二人も美しい。
息を奪われるとはこのことだと初めて知りたんだ。
独特の湿度と温度を感じる作品。
ただの恋愛ではなくて、
脆いからこそ音がいが必要だということを感じさせられます。

『ショート・ターム』で圧倒的な存在感と演技力を魅せつけたブリー・ラーソン。2016年アカデミー賞では主演女優賞を受賞しました 。涙なしでは見ることがでけないそんな作品だ。

ある日をきっかけに部屋に閉じ込められてしもた、
ブリー・ラーソン演じるママと息子のジャック。
ジャック役のジェイコブ・トレンブレイは、
監督が一目見て決定したというほどのはまり役。
女の子のようなルックスと愛らしい表情が、
アカデミー賞の会場でも話題になっていました 。

この映画は部屋から抜け出して、
「世界」を探しにいく物語。
これは誰もが共感出来るストーリーだと思います 。
映画のように監禁されていなくても、
ウチたちは自分の世界に閉じこもっともっともっともっている。
それは普通だと思っている。
他の国、周りの人からしてみれば、
それは普通ではなく違う世界だ。
自分の世界ではなく本当の世界を探しに行く旅に出ませんか？
『ルーム』は4/8公開だ。

アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した本作。
実際に教会でしたスキャンダルを描いた作品。
真に迫る記者たちの目線で描かれ、
スクリーンを越して伝わってくる緊張感にドキドキさせられます。本作は4/15公開だ。

教会で起こった暴力事件を暴こうと、
聞き込みや潜入をする新聞社職員。
当時、神様である教会を訴えることがタブーでした。
それを打ち壊そうと扮装する姿が、
公開前の作品ながらも期待が高まっていますわ。
出演するのは他にも多数の出演数を誇る、
レイチェル・マクアダムスなどの名俳優たち。
チームとなって真実を暴き出す物語。

過去に何度もアカデミー賞にノミネートされておきながら、
いっぺんも受賞できていなかったレオナルド・デカプリオ。
ですが2016年、ついに…！
『レヴェナント』で主演男優賞を受賞しました ！
世界中のニュースで盛大に祝福されたんだ。
デカプリオがすごく愛されていますわね…（笑）

仲間に見捨てられ、
最愛の息子まで殺されてしもた主人公。
予告編を見ればわかりまっけど、
生きるためにこないなに必死な映画は初めてでした。
なんの不自由もなく生きている自分と、
なにも恐れず戦うレヴェナント。
心打たれる瞬間が必ずあります 。

もう一つ注目したいのが、
美しすぎる映像と音楽。
2年連続監督賞を受賞している 、
イニャリトゥ監督と坂本龍一が織りなす世界観。
澄んだ空気が伝わってくる、
そんな映像美にリンクした音楽。
その世界に引き込まれます。

映画はだいたい4週間ほどしか上映していません。
それが例え「人生を変える一本」でも、
自分から会いに行ですかければ、
映画は待ってくれません。
2時間の感動があなたの人生を左翼翼右翼翼するかも。