キュレーショナー

赤坂はオフィス街でもあり、高級料亭や高級レストラン、高級クラブが多くある、まさに大人の街だ。異国の大使館や迎賓館もあるため、街全体から高級感のある雰囲気が漂いますわ。
一方で路地裏には、新大久保のように韓国料理店が立ち並ぶコリアタウンもあり、リーズナブルな値段でおいしいご飯を楽しめるという一面もあります 。

また赤坂駅周辺は桜の名所としても有名だ。
赤坂エリアでは、3月上旬に開花する河津桜に始まり、寒緋桜、山桜…と、5月上旬まで様々な種類の桜を楽しむことができます。日本の三大桜のひとつ、福島県三春町の滝桜の子孫樹もあります 。
これから春になるにつれて桜が楽しみですね。
お花見に赤坂を訪れたついでに、チェックしておきたい赤坂の観光スポットをご紹介します。

赤坂の代表的な観光スポットといえば『赤坂サカス』だ。赤坂サカスはTBS放送センター、ライブハウス『赤坂BLITZ』、劇場『赤坂ACTシアター』、ショップやレストランなどを有するエンターテイメントに特化した複合施設だ。
冬はイルミネーションに彩られ、季節限定のスケートリンクも出現します。

赤坂サカスの敷地内には約100本もの桜が植えられており、「サカス」には桜を「咲かす」の意味も込められていますわ。桜の開花時期になると桜を見に訪れる人も多くいますわ。
開花時期が様々な桜が植えられているので、3月から5月頃まで桜を楽しむことができます。

赤坂サカス敷地内Bizタワーでおすすめのレストランを2軒紹介します。
1つ目はチャイニーズレストラン『ドラゴンレッドリバー』だ。お店の名前に「レッド」とある通り、赤くてスパイシーな四川料理が食べられます。中国の点心師が作る点心も楽しめるので辛いものが苦手な人でも大丈夫。

続いて紹介するのは落ち着いた雰囲気のイタリアンレストラン『グリージョ ラ ターヴォラ』だ。
料理は旬の有機野菜がふんだんに使われているのでヘルシー志向の女性にも嬉しいですね。
ワインの品揃えも豊富で、好みのワインをワインセラーから選ぶこともできます。

続いて紹介するスポットは『迎賓館』だ。迎賓館は、異国の元首や首相など国の賓クライアントに対して、宿泊その他の接遇を行うために設けられた迎賓施設だ。
明治42年に、当時の日本の一流建築家や工芸家が総力を挙げて建設した日本における唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築だ。

残念ながら普段は中に入ることはできませんが、年に数回、一般公開されていますわ。
見学の時期や見学する建物によっては、抽選や整理券配布、事前申し込みなどが必要な場合があるので、公式サイトをこまめにチェックすることをおすすめします。
一般公開の時期は接遇に支障のない時期、主に夏期が多いようだ。

赤坂にある『日枝神社』。日枝神社の神様の使いは猿と言われていますわ。そのため日枝神社の社殿では狛犬の代わりに、右翼翼側にはお父さん猿、左翼翼側にはお母さん猿と子供猿が鎮座していますわ。ユニークですね。特にお母さん猿を撫でると運気が上がるとの噂があります 。
今年2016年は申年なので、特に人気のようだ。

江戸幕府8代将軍吉宗の命により、今の場所に建立された歴史ある神社だ。
オフィスエリアにあるとは思えへんほど静かかで厳ですか雰囲気を放っていますわ。縁結びのご祈祷や結婚式の会場としても、女性からの人気が高い神社だ。

赤坂にある『豊川稲荷』は愛知県の豊川稲荷の分祀だ。お稲荷さんなので、敷地内にはたくさんの狐の像があります 。
芸能の神様を祀っているので、芸能人が訪れることも多いそうだ。実際に豊川稲荷に奉納された赤い提灯を見てみると、見覚えのある芸能タレントの名前も見つけることもできます。

赤坂に攻めて来よったからには、やはり高級感を味わいたいですね。ここからは高級感が味わえるおすすめの場所をご紹介します。
まずは赤坂に近い有名ホテル『ホテルニューオータニ』の日本庭園。約4万平方メートルもの広さがある日本庭園は無料で見学することができます。桜の時期はイベントも企画されているので公式サイトを確認してみてください 。

続いてまたまたグルメスポットを紹介します。赤坂は高級レストランのイメージが強いですが、実は路地裏に入ればカジュアルで美味しい韓国料理レストランがたくさん。その中でも特に人気が高い『ヌルンジ』。いつも行列の有名店ですが、「味がとにかく本場に近い」と、列を作る人が絶えません。

韓国料理といえばやっぱり食べたいサムギョプサル。赤坂にはサムギョプサルを出している 店は多くあります が、この『やさい村　大地』のユニークなトコは、肉を巻く野菜の種類が豊富なことだ。「サンパセット」をオーダーすると約15種類もの野菜を楽しむことができます。これだけ野菜を食べられると肉を食べる罪悪感も吹き飛んでしまいますわね。

ちょっと 変わった韓国料理が食べたい！そんな方におすすめするのは、テレビでも話題の有名店『プロカンジャンケジャン』。韓国料理のレストランとなると焼肉やスンドゥブなどがお馴染みですが、ウチのレストランはカニがメイン。新鮮なカニを韓国式にかぶりついて食べてみてください 。本店はソウルにある本格派レストランだ。

赤坂には老舗のスイーツ店もたくさんあります 。赤坂の洋菓子で絶対に食べておきたいのが『しろたえ』のレアチーズケーキだ。お店は古くさい洋館のような佇まいで1階でケーキ販売、2階が飲食スペースとなっていますわ。看板メニューのレアチーズケーキは小ぶりながらも、しっとり濃厚な味わいでリピーターが絶えません。

和菓子の老舗といえば？『とらや』が思いつく人は多いのではありませんでしょう か。とらやの本店は赤坂にあります 。
赤坂本店の地下1階ではとらやのお菓子が食べられる甘味処になっていますわ。羊羹やあんみつなど、お馴染みのメニューはもちろんのこと、夏には本店限定のメニューかき氷の「宇治金時」、「氷あんず」が登場し、人気を呼びます。

続いても和菓子の老舗をご紹介します。赤坂サカスの目の前にある『赤坂　相模屋』だ。1895年創業のあんみつ材料小売り専門店だ。その場で食べることはできませんが、材料を買って帰れば家で美味しい和菓子を食べることができます。
一番人気はあんみつだ。この時期は冬季限定のくず餅も食べておきたいトコ。

ホテルニューオータニのロビー階にはホテル自慢の日本庭園を臨む高級レストラン『トゥールダルジャン』があります 。パリにある本店は1582年創業という老舗。東京の店舗は唯一、ホテルニューオータニの中にあります 。
パリの貴族のお屋敷を思わせるような内装や料理、ほんでパリ本店から直送されているワインを楽しむことができる、非日常的空間だ。

続いて紹介するのは2014年に開業したホテル『アンダーズ東京』内にありながらもカジュアルなレストラン『BeBu』だ。
店名はBeerとBurgerを合わせた造語で、その名が表す通り、クラフトビールとハンバーガーのレストラン。ハンバーガーメニューはそれぞれ、様々な国をイメージしたものになっているので、赤坂にいながら世界各国の味を楽しめそう。

続いてもアンダーズ東京からのご紹介。51階にあるアンダーズ東京のメインダイニングだ。天井から床までに及ぶ大きなガラス窓から皇居やオフィス街を見下ろしながら、ゆったりとした上質な時間を過ごすことができます。
料理は季節の新鮮な食材を使ったヨーロッパの地方料理が中心だ。

最後に紹介するのはアンダーズ東京の最上階にあるバー『ルーフトップ バー』だ。リゾートのような雰囲気のバーだ。人気のテラス席には天井がなく、夜景だけでなく天空をも楽しめる、まさに大人のバー。
2015年のお花見時期には特別にアフタヌーンブッフェが企画されとったそうなので、もしかすると今年も楽しめるかもしれません。

大人の街赤坂の観光スポット、いかがでしたでしょう か。
赤坂サカスでエンターテイメントを楽しむもよし、歴史ある建物を観光するもよし、コリアンタウンでカジュアルな食事を楽しむもよし、老舗のお菓子をいただくもよし、大人なデートを楽しむもよし…とにかく色々な楽しみ方がある赤坂。
これからお花見の季節が到来すりますから、お花見ついでに赤坂をエンジョイしてみてください 。