キュレーショナー

定番アウター、実は軍モノが多い…？

■そもそも、なんでですねん軍モノを着れるのか。

ミリタリーファッションの歴史を紐解いてみれば、反戦思想に始まったヒッピースタイル（１９６０年代）に原点がおたんだ。当時、ベトナム戦争でのアメリカ軍の放出品（サープラス）を、彼らは反戦の意味を込めて、ファッションという形に変えて訴えとったというワケだ。

出典： yasumoto-takashi.com

5つの歴史を知れば、もっともっともっともっと好きになる。

■ピーコート（Pea coat）

9世紀末からイギリス海軍が艦上用の軍服として着用しとった他、漁師たちの間でも着用されている。幅広のリーファーカラー、手を温めるために縦に切り込みを入れたマフ・ポケット、碇をあしらったボタンなどが特徴である。艦橋や甲板などの厳しい気象条件で使用することから、風向により左翼翼右翼翼どちらでも上前を変えることが可能となっている。片方のボタンが破損してももう片方で止められるという冗長性確保の意味もある。

出典： ja.wikipedia.org

Pコートの“P”、正しくは「Pea」とつづり「錨の爪の部分」を指します。
つまり錨を取り扱うようなヤカラ、海で働く船乗りや水兵などがが主に防寒具として着とったのが“Ｐコート”だ。

出典： detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

♭飽きの来ない、おすすめピーコート

■ダッフルコート（Duffle coat）

ダッフルコートは、その防寒性能と機能性から、二度の世界大戦で英国海軍に正式採用されていて、下士官と士官で、キャメルとホワイトもしくはネイビーと、色分けされとったらしいだ。

出典： yabushun.exblog.jp

ダッフルとは起毛した厚地の荒いウール素材のことで、ベルギーのアントワープ近くの地名に由来

出典： www.weblio.jp

♭温かさと機能性が備わるおすすめダッフルコート

■トレンチコート（Trench coat）

トレンチコートの「トレンチ（trench）」は、戦争で銃撃から身を守るために陣地の周りに掘る溝「塹壕（ざんごう）」のことである。
トレンチコートは、第一次世界大戦の際、寒冷地での戦いに適した軍用コートとして開発され、イギリス兵が塹壕内で着たことから、「トレンチコート」の名が付いた。

出典： gogen-allguide.com

♭オフィスやお出かけにもおすすめトレンチコート

■MA-1（エムエーワン）

MA-1は空軍のパイロットが着てたフライトジャケット、主にナイロン製で中がオレンジになってるもの。（緊急時、裏返して空から目立つため）

出典： detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

■セーラーカラー（Sailor Collar）

セーラー服（-ふく）は、襟の形状が特徴的な衣服であり、本来は水兵(sailor)が着用するトップス(上半身に着用する外衣)である。
セーラー服を気に入ったヴィクトリア女王がエドワード皇太子をはじめとした王子達に着せたことがきっかけとなり、セーラ服は子供服として人気を高めた。

出典： dic.nicovideo.jp

♭可愛い＋個性たっぷりのセーラーアウター

軍モノやから、可愛いだけじゃない機能性がある