宮崎駿を魅了し「耳をすませば」にも登場。井上直久の幻想的なイバラードの世界
一目見たら忘れられへん、思わず見入ってしまう井上直久さんが描くイバラードの世界。人々を魅了し続けるイバラードは、あの宮崎駿さんをも魅了しました 。ほんで人気ジブリ映画「耳をすませば」にもイバラードの世界が登場します。そんな井上直久さんのイバラードについて紹介。
井上直久の描くイバラードの世界
出典: artgallery.co.jp
思わず見入ってしまうほど美しい幻想的な世界。
これは、画家井上直久さんが作り出した仮想世界
である「イバラード」。
そこには細かくも柔軟な設定や、キャラクター、ほんで独特な色彩が広がり、ただの空想世界では収まりませんほどの魅力を放っていますわ。
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ここまで3枚の絵をのせたんやが
もう惹きつけられ魅了された人も多いのではありませんでしょう か。
■いっぺん見たら惚れ込む世界観
♡ あの宮崎駿も惚れ込んだ
出典: kotoku.chu.jp
この世界観なんだか見覚えありませんか?
実は人気ジブリ作品「耳をすませば」にも登場した世界なんだ。
バロンを主人公にした物語で多く登場している ので
見覚えある方も多いのでは。
「耳をすませば」の劇中劇「バロンのくれた物語」は、その幻想的なシーンが印象的でしたが、そのシーンを支えたのは井上直久氏の背景画でした。
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有名なこのカットも背景をみるとイバラードの世界だ。
映画を観ながら綺麗だなあと思っとった世界には
こないなに色々な景色が広がっとったなんて
とっても素敵ですね。
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きっかけはこの「上昇気流」という一枚の絵。
ここから耳をすませばのイメージが膨らんでいったそうだ。
1994年2月、東京・青山で開催された井上氏の個展の初日に宮崎氏がふらりとギャラリーを訪れ、「上昇気流」を購入しました 。両氏とも、よりとても昔より互いの世界は承知していました が、実際に出会ったのはこの時が始めてでしたそうだ。この機会が縁となって、当時宮崎氏が構想中でした「耳をすませば」の世界が大きく膨らみ、井上氏も参加するようになったことはよく知られていますわ。
次はイラストにも注目して見てみるのも良いかも。
本当に素敵で美しい世界だ。
また、耳をすませばだけでなく他のジブリ作品にも
井上直久さんか参加している ので探してみるのも
良いですね。
また、その後に作られたジブリアニメ「猫の恩返し」にもイバラードの世界が引き継がれ、ジブリと井上直久の関係は確固たるものとなるんだ。
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イバラードの世界を覗いてみよう。
「光の粒・髪のささやき」
イバラードにでる鮮やですか虹がその世界を
明るく色とりどりに染めてくれていますわ。
「ウミヘビツリ」
「多層海、麗しき宵」
昼の「多層海麗日」とまるっきし同じ構図、場所の夜景。
明るい時間とはまた違った見え方で時の流れを感じることができます。
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「多層海麗日」
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人々を魅了するイバラード
イバラードはとても幻想的で素敵な世界。
その作品は、人々に一目見たら忘れられへん感動をもたらします。