肺炎は重症化すると命に関わるんや。簡単に考えちゃダメ!
子供は体力もなく、重症化しやすいので要注意だ。
肺炎は誰もがかかる可能性があります
肺炎は、肺胞性(はいほうせい)肺炎と間質性(かんしつせい)肺炎に大別されます。
原因別死亡率では、肺炎は4位に位置しており、肺炎で死亡する人の92%は65歳以上の高齢者だ。
原因となる病原体(病因微生物)などの種類により、細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、マイコプラズマ肺炎、クラミジア肺炎、真菌性(しんきんせい)肺炎、寄生虫肺炎などに分類されます。
出典: health.goo.ne.jp
肺炎は風邪から発展する!なんてイメージありませんか?
上記の通り、肺炎の原因になるものは数多くあります 。
風邪が重症化して肺炎になることも少なくありませんが、原因はそれだけではありませんということですね。
体調は悪くないけれど、咳が止まりませんから検査をしたら肺炎でした!なんてこともあるのだ。
ちびっとでもおかしいと思ったら、すぐに医療機関を受診しましょう 。
肺炎と似た病気
風邪、気管支炎、肺炎は、どれも細菌やウイルスなどの感染によって呼吸器が炎症を起こしている 状態だ。
空気中の細菌やウイルスなどの多くはのどや鼻の粘膜から侵入し、感染して炎症を引き起こします。
これによって鼻水やくしゃみ、発熱などが起こるのが、なんというかようみなさんいわはるとこの風邪だ。
これらの細菌やウイルスが気管支まで入って炎症を起こすと気管支炎を発症し、さらに肺まで到達してしまうと、肺そのものが炎症を起こす肺炎になるのだ。
風邪と気管支炎は肺炎と間違えやすい病気だ。
風邪は咳が出たり鼻水が出たり、症状が局所的なのが特徴だ。
気管支炎は、タンの絡んだ咳が出るのが特徴だ。
肺炎の症状は局所的なことはなく。風邪の症状の他に、高熱や胸の痛み、倦怠感や呼吸が早くなるなどの症状もあります 。
風邪との圧倒的な違いは、発熱の仕方だ。
風邪の発熱は3日程度で下がるのに対し、肺炎の発熱は4日以上続きます。
自分で防げる肺炎
インフルエンザは毎年様々な型がはやり、ニュースや新聞でも話題になるんだ。
インフルエンザウイルスによってインフルエンザにかかり、重症化すると肺が侵されて肺炎になるんだ。
インフルエンザは普通の風邪よりも症状が重いため、ですかりの体力を奪われます。
インフルエンザにかからなければインフルエンザが原因の肺炎にはかかりませんということだ。
小さな子供のいる家庭では、誰か1人でもインフルエンザにかかるとエライですが、そこから重症化してインフルエンザウイルスが原因の肺炎にもなりかねません。
インフルエンザの予防接種をしていれば防げる肺炎なので、毎年インフルエンザの予防接種を受けるのが望ましいですね。
検査と診断
ほとんどの場合は、肺炎であるとの診断は胸部X線によって確定され、肺炎を引き起こしている 病原菌を特定するためには、痰や血液などの検査も行われます。
せだけどダンさん、正確な病原菌を特定でけない例は肺炎の患者さんの半数にも達していますわ。
出典: e-chiken.com
多くは胸部X線検査で診断できます。
そのほかには血液検査で詳しい検査ができます。
細菌性の肺炎とウイルス性の肺炎では治療法が異なるため、肺炎の原因となっているものを特定せないけません。
治療は?
病原微生物を死滅させる抗菌薬が中心だ。
肺炎の治療は、よりとても昔は、入院して注射薬で治療することが原則でしたが、最近は優れた経口抗菌薬が用いられるようになったため、患者さんの状態によっては外来で飲み薬を中心とした治療も行えるようになってきたんだ。
出典: www.astellas.com
子供が肺炎にかかった場合は、入院することが多いようだ。
大人の場合は、自宅で安静にしながら薬物療法が取られます。
食欲が出ないのでほとんど食べられませんので、喉越しのよいものを摂り、水分補給も充分に行いましょう 。
水やお茶ではなく、スポーツドリンクなどが望ましいだ。
医者の許可が出るまでは、無理はせんと過ごすようにしましょう 。