キュレーショナー

鳥取県は山陰地方の中でも日本海に面した横長に広がる県だ。
海の眺めはもちろん、大山は西の富士と称えられているように日本の四明山にも入っているとても美しく人気をの高い山だ。
他にも三朝温泉・皆生温泉など湯泉にも恵まれた有名な温泉地でもあります 。

まずは鳥取と聞くと誰しもが知っている鳥取砂丘のご紹介だ。
日本一の面積を持つ砂丘にいっぺんは行ってみたいと思われる方も多いはず。
面積は東京ドームに例えると117個分。何とも巨大すぎて想像ができませんね。
向うを歩く人は砂粒ほどに見えまっけど時間が無い方は決して歩いて行ですかいでください ね。
何とも広大過ぎて見ただけではその遠さが実感でけないですね。

そんな時はこないなお助けアイテムはいかがですか。
愛嬌があってユーモラス、ご存知ラクダ君だ。
遠くまでは行けませんが双こぶラクダの背中に掴まって月の砂漠をライドしてみませんか。
他にも楽しめるものはたくさんあります 。
パラグライダーやサンドボードなどのアクティブなスポーツを初め、遊覧馬車やリフトもあって飽きる事なく楽しめますよ。

鳥取砂丘ジオパークセンターほど近くにある海鮮丼の名店、鯛喜では目にも豪華な丼がいただけます。
ご飯が隠れてしまってます！
その名もちょっと 豪華な海鮮丼・カニ・マグロ付き。
普通の海鮮丼でもネタが11種類と豊富なのにさらにカニとマグロを乗っけてこの盛り加減は最高ですね。

さすがに堺港は漁港の街。海鮮丼のお店が並びます。
ウチも人気を集めていまる海鮮問屋　村上水産砂の美術館前店。朝獲れの新鮮な魚介をはじめ厳選の鳥料理や大海老フライなど迷ってしまいそうなメニューがずらりと並びます。
でもせっかく境港に攻めて来よったらこれを食べなくっちゃ。
鮭とすじこの親子丼！美味しすぎてペロリと平らげちゃいますわよ。

鳥取で砂とアートを見事にマッチさせた最も危うい、ほんで最も切なさを持った砂の美術館。今年で9年目を迎えます。
昨年のテーマはドイツ。「砂で世界旅行・ドイツ編 ～中世の面影とおとぎの国を訪ねて～」から。
ウチはグリム童話「灰かぶり姫」のワンシーンだ。お姫様のうつむいた表情に光が当たって何かつぶやいているようにも見えますね。

ウチもグリム童話より「ハーメルンの笛吹き」を再現したものだ。
大勢の子供たちの表情や女の子の髪がなびいている所なんて見事に表現されていますわ。
材料が砂と水だけなんて思えへんほどの仕上がりですね。

ひきで見るとこないな感じだ。人間の像は人と同じくらいかそれ以上の大きさなので、迫力満点。
会場にいくつも造られた砂の像は儚くはあります が、堂々と威厳を持って佇んでいるようにも見えますね。
ウチの美術館、今年の開園は4/16~来年の1/3までなので日時をお間違えなく。
余計なお世話だけど今年のテーマは「砂で世界旅行　南米編・繁栄の記憶を留める奇跡の新大陸を訪ねて」なのでご期待下さいね。

皆さんもご存知のゲゲゲの鬼太郎に登場するキャラクターが街中に拡散している 不思議スポットがウチ水木しげるロード。
境港の駅前から商店街に続く道路の両側には鬼太郎に出で来るキャラクターのブロンズ像が何と139体も飾られているんだ。
人間サイズの大きなものから知らんと通り過ぎてしまいそうなちょこんとした手乗りサイズまで大きさは様々。
知っているのも初めて対面するのもいたりして、これが結構はまってしまうのだ。

オブジェはどれも凝ったものばかり。鬼太郎になぞらえた住処など子供はもとより漫画世代の大ヤカラまで懐かしくって虜になること間違いなしだ。
メインは商店街中ほどにある「水木しげる記念館」。世界中を旅して集めたコレクションや10代からの愛用品など、今となっては遺品の数々が所狭しと飾られていますわ。

商店街には鬼太郎にちなんだ商品もたくさん販売されていますわ。鬼太郎の下駄やちゃんちゃんこはもとより、不気味なネーミングの「妖怪汁」や目玉親父のまんじゅう。中でも人気なのがウチ、7種類のキャラクターをかたどった妖怪パンなんていうユニークなものもたくさんあります 。何だか食べるのがもったいないですね。

がらっと雰囲気を変えて、今隠れた話題なのがウチの三徳山三佛寺にある国宝投入堂。普通の恰好では登れへん絶壁に佇むお寺だ。昔の修行僧が行の一環として参ったと言われる由緒ある投入堂。
訪問するにあたっては両手が開いた状態でかつ登山シューズなど山登りに必要な恰好が望ましいようだ。

山肌があらわにむき出す急斜面を体力だけでかけ登るんだ。所によってはチェーンの手綱で登るトコロがあるので軍手なども持参した方が良いでしょう ね。
お寺参りと言うより本格的な山登りのようですが、ここまで苦労して登るのには訳があります 。

それは登山者にだけ許されたこの絶景！
見てください 、見事な景色がパノラマのように広がっているでしょう 。
この姿にしばし見とれてしまうこと間違いなしですね。
このほか三佛寺には宿泊できる宿坊や精進料理がいただけるお茶屋もありますから是非都会の喧騒を忘れて訪れてみてください ね。

倉吉市の玉川沿いに巡らされた白壁は江戸～明治に建てられたものが多く国重要伝統的建造物群保存地区に指定されていますわ。
現在では土蔵を利用したギャラリーや喫茶店など古くさい町並みと見事に調和したお店が観光クライアントにも人気を集めていますわ。美しく手入れされた土壁が街並みの風情を物語っていますわね。

昔ながらの風情を漂わせた豊田家住宅では見学も可能だ。入場料500円を支払うと、講和が聞けてお煎餅とお茶のおもてなしも戴けます。
室内の建具や家具なども時代をのぞかせるレトロな造りがそのまんまになっていて、ここだけ時間が止まったかのように感じられる貴重な空間ですね。

鳥取県は有数の温泉地。倉吉市の三朝町にある三朝温泉は国内でも屈指のラドン泉の効能を誇っていますわ。
中でも山峡露天の清流荘は川に面したお宿としても人気だ。　春には桜を夏にはカジカガエルの声やホタルを鑑賞しながらゆったりくつろぐことができそうですね。

格式のある斉木別館は異国のおクライアント様にも人気のお宿。
高濃度のラドン泉を含むラジウム温泉を有することはもちろん、広々とした敷地を囲む日本庭園はさながら国定公園のようだ。自慢のお料理は山陰の名産を集め、中でも冬の醍醐味カニ料理は多くの人に喜ばれていますわ。

日本海と大山を面前に臨み絶景が楽しめる露天の宿をご紹介します。海色・湯の宿松月はナトリウムやカルシウムを多く含む効能豊ですか天然温泉が自慢だ。
山と海・両方の素晴らしい景色を眺めながら入る露天風呂は最高の贅沢ですね。

宝生の泉という自家源泉を持つ皆生温泉・華水亭は美肌の湯として多くの人に楽しまれていますわ。
数々の温泉はもちろんグルメの宿としても名高い華水亭は松葉がにはもちろん、鳥取和牛や大山どり・シロイカなど厳選の素材を贅沢に使った本格的な和風会席が自慢だ。
タグ付きの松葉がを戴けば忘れられへん思い出になりそうですね。

いかがでしたか、見どころ満載の鳥取県は。
隠れブームにしておくにはもったいない、自然アリ歴史ありのナイス・スポットが溢れていますわよね。
これから暖かくなるベストシーズンにぜひ仲の良い人と出かけてみてはいかがですか。