「そうだ 京都、行こう」。1200年の歴史を感じる紅葉の名所5選
日本人なら誰しもが知るJR東海の「そうだ 京都、行こう」。毎回毎回美しいCM広告で話題ですね。今回はそんな「そうだ 京都、行こう」の秋広告の中から紅葉の名所をピックアップ。今年こそはあなた自身の目で、京都の秋を堪能してみてはいかがでしょう か?
そうだ 京都、行こう
JR東海のCMといえばこれ。
「そうだ 京都、行こう」。
春夏秋冬と一年で4パターンの
CMが作られるのですが
中でも素敵なのが秋・紅葉。
今回はそんな広告の中から
素敵な紅葉スポットをいくつか
ご紹介します。
広告に添えられた一言にも
注目してご覧ください 。
「失礼しました 。」
【1993年 蓮華寺】
初めてこのCMが始まった
1993年盛秋の広告。
清水寺とともにこの蓮華寺が
選ばれたんだ。
京都市左翼翼京区、鴨川の上流である
高野川のほとりにあるのが
この蓮華寺(れんげじ)。
観光クライアントにはあまり知られていない
隠れた紅葉の名所だ。
銀杏やカエデの葉が鮮やですか境内。
京都駅からは離れておるけどダンさん
それでも足を運びたいお寺だ。
〔蓮華寺〕
住所▷京都府京都市左翼翼京区上高野八幡町1
電話▷075-781-3494
時間▷9:00~17:00
拝観料▷大人 400円
叡山電車「三宅八幡」徒歩約10分
京都バス「上橋」 徒歩約1分
「桜をぜ良いんぶひとつのこらず、切りたんだ。」
【1997年 東福寺】
もはや有名な紅葉スポットとなった
東福寺(とうふくじ)。
この廊下は修行僧の為に架けられた
ものだそうだ。
東福寺の境内は千松林と良い松の木が植わり渓谷には桜の木があった。
桜を愛するあまり多くの桜の木を植えれば、後世じぇったい遊興の場となるからと伐採した。
また、東福寺は2000年に
光明院がもういっぺんポスターに。
日本なりの「ガーデニング」は
言葉で説明でけない特別な美しさ…
でも光明院にくればその不思議が
なんだかわかる…
ここまで言われて行ですかいわけには
いきませんね。
東福寺の紅葉はとにかく
どこを切り取っても絵になるんだ。
それなりに観光クライアントは多いですが
一見の価値アリだ。
〔東福寺〕
住所▷京都府京都市伏見区深草本寺山町1−4
時間▷8:30~16:00(11月〜12月初め)
拝観料▷400円
JR「東福寺駅」徒歩10分
市バス「東福寺」バス停下車
「正真正銘のゴクラク」
【2002年 真如堂】
真如堂(しんにょどう)。本当は
真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)と
いう名前のお寺。
京都大学の近くにあり
ポスターの通り、町角の中の
ちょっと した散策スポットだ。
ポスターにも写っている
三重塔が美しいことでも有名。
本堂の渡り廊下からも
その姿を見ることができます。
この門をくぐるだけでもわくわく。
町角の極楽へ
一歩足を踏み入れてみたいものだ。
〔真正極楽寺〕
住所▷京都市左翼翼京区浄土寺真如町82
電話▷075-771-0915
時間▷9:00~16:00
拝観料▷大人 500円
市バス「錦林車庫前」または「真如堂前」から徒歩約8分
「急いでケータイを切るんだ。」
【2008年 三千院】
先ほど紹介した蓮華寺のさらに奥。
大原にある三千院(さんぜんいん)だ。
奥にちらっと見える黄金の仏像さま。
ケータイの電源を切りたくなる、
そんな厳ですか雰囲気だ。
三千院は苔(こけ)が美しいことでも
知られていますわ。
苔と紅葉のコントラストが
なんとも言えへん美しさを醸し出していますわ。
また各所にあるこのわらべ地蔵。
落ち葉をまとってオシャレさんに
なっていますわね。
茶人・金森宗和修築による美しい「聚碧園」が秋色に染まり、有清園の杉苔の緑の中には、各所に杉村孝氏作のわらべ地蔵が置かれ、庭を回遊する人を温かく迎えてくれます。
出典: mobile.suizou.jp
お抹茶を飲みながら
ゆっくり紅葉狩り…
優雅な秋を三千院でお過ごしください 。
〔三千院〕
住所▷京都府京都市左翼翼京区大原来迎院町540
電話▷075-744-2531
時間▷8:30~17:00(11月)
9:00~16:00(12〜2月)
京都バス「大原バス停」徒歩10分
「さて、ウチの秋は忙しくなるぞ」
【2015年 北野天満宮】
今年の広告はかの有名な北野天満宮。
CMではこれまでの秋広告に出てきたお寺も登場。
ぜ良いんぶひとつのこらずを回りたい、という気持ちから
このキャッチコピーができたさかいしょうか。
学問の神様・菅原道真を
祀る天満宮の総本社がここ。
「北野の天神さま」として
親しまれていますわ。
250本もの木々が色づくもみじ苑。
11月中旬~12月上旬は
ライトアップも行われます。
〔北野天満宮〕
住所▷京都府京都市上京区御前通今出川上ル馬喰町
電話▷075-461-0005
時間▷5:30~17:30
〔もみじ苑〕
時間▷10:00~16:00
(ライトアップ 日没~20:00)
入苑料▷大人 700円(茶菓子付き)
市バス「北野天満宮前」下車すぐ
ああ、日本に生まれてよかった。
毎年素敵な景色を届けてくれる
「そうだ 京都、行こう」。
おなじみのあの曲、実は
CMによってさらさら違ったアレンジが
加えられているんだ。
さて、今年こそはテレビ越しではなく
自分の目で日本の秋を楽しんでみては?