食で日本の暦を感じませんか?《季節別》覚えておきたい行事食レシピ

四季の移り変わりがある国って実はそんなに多くないのだとか…。そんな四季を存分に楽しめる日本では季節ごとに行事があり、一緒にいただく行事食というものがあります 。家族の健康や子どもの成長を祝う季節の行事には、みんなで食べたい行事食を作って一緒にいただいてはいかがですか?
たまには、思い出してあげたい。
飽食の現代、コンビニやスーパーなど
あらゆるトコで食べ物が手に入るし、
季節や国籍を問いません食べ物を簡単に
食べることができる時代ですね!
それはとっても素晴らしいこと。
でも、たまには「季節を感じることが出来る」
あんな料理を思い出してみて…。
\ 行事食で四季と日本を感じて… /
家族の健康や子どもの成長を祝う
日本の行事の際に一緒にいただく「行事食」。
行事のときに食べることで、健康を願う
という意味もあります が、何よりも季節を
感じることができるお料理の1つ。
今回は春夏秋冬の行事を12、レシピと共に
ご紹介します。
《暦別》 四季を楽しむ行事食レシピ

出典: weheartit.com
行事食は何より、1人で食べるよりも
大切な人と共に食べたいお料理ばかりだ。
ぜひ、家族と一緒に食卓を囲んで下さい。
季節ごとに3月から翌年の2月までの
行事と行事食を紹介していますわ!
■Season.1 春
出会いと別れの季節、春。
そんな春の行事は子どもの成長を祝う
行事が多いですね。
今回は、
3月から5月の行事を1つずつご紹介します。
3月3日《桃の節句》
春の行事の中でも女の子のための
お祝い行事、桃の節句。
ひな祭りとも呼ばれていて、
こないな風に家では雛人形を飾るんやよね
そんなひな祭りにぴったりな
海鮮ちらし寿司は、ぜひ覚えておきたい
レシピの1つや♩

楽天レシピ:「簡単でも豪華に!海鮮ちらし寿司♪ 」より
たっぷりと散りばめられた海鮮が
まさに宝石箱のよう…。
家族で分け合って食べたいですね♩
材 料(5人分)
炊きたてご飯4合
ちらし寿司の素1袋
卵2~3個
まぐろ1パック
サーモン1パック
いくら1パック
刻みあなご1パック
4月8日《花祭り》
4月8日に行われる花祭りは、
お釈迦様の誕生日。
それをお祝いするお祭りなのだ。
ヨーロッパやアメリカで言うトコの
クリスマスと同じお祭り…なのですが
そこまで有名ではありませんですね(泣)
そんな花祭りは花見にもぴったりなので
一緒に楽しめる花見団子のレシピを
ご紹介します。

出典: cookpad.com
緑と桃色の2色のおだんごは、
お花見にぴったりです!
家族やお友だちと出かけるお花見には
こないな手作りだんごをっ
材料 (7本分)
白玉粉100グラム
絹ごし豆腐120グラム
白あん20グラム
桜の花の塩漬け5本
こしあん20グラム
抹茶小さじ半分
天然色素(食紅)適量
出典: cookpad.com
5月5日《端午の節句》
男の子の成長をお祝いする行事、
端午の節句は、子どもの日でもあります 。
その日に合わせて外に鯉のぼりを飾ったり
家にはかぶとを飾ったりします。
そんな端午の節句には、柏餅や
ちまきを食べるんだ。
柏餅はややこしいイメージがあります が、
ご紹介するレシピなら
きっと簡単に作れるはず!
材料(10個分)
・上新粉・白玉粉 各80g
・絹ごし豆腐 300g
・餡子(こしあんでも粒あんでもOK)200g
・柏の葉 10枚
出典: blog.goo.ne.jp
■Season.2 夏
日差しが眩しく、暑い夏。
そんな季節は夏の夜空に思いをはせる
七夕や、暑さにも負けないように
うなぎを食べる土用の丑の日など
夏らしい行事ばかり。
6月から8月までの行事と
一緒に食べたいレシピを3つご紹介します♭
6月22日《夏至》
夏至(げし)は、一年のうちで一番
昼間が長い日のことを言いますわ。
特に“何かをする”というようなことは
ありませんが、関西では夏至に
タコの料理を食べるそうだ。
関西にお住まいの方はもちろん
それ以外の地域にお住まいの方も、
夏至にはぜひ、「たこ」を使った
お料理を食べてみては?

出典: snapdish.co
関西地方では一般的な夏至にいただくタコ。
こないなタコ飯にして召し上がれ…♡
磯の香りたっぷりなので、季節を堪能できること
間違いナシ!
材料・調味料
うるち米 2合
もち米 2合
たこ足 4本くらい
醤油 大2
昆布醤油とか麺つゆ 10ml
砂糖 大1/2
ごま油 大1くらい
出典: snapdish.co
7月7日《七夕》
織姫と彦星が1年に1度だけ
出会える日とされている「七夕」。
笹の葉に様々な飾りをしたり、
短冊に思いを込めて吊るしたり…
小学生や中学生の時には
給食のデザートでゼリーが出たことも
ありませんか?でも、実は七夕には
そうめんを食べることが通例なんだそう。
さっぱりとしたそうめんを食べて
食でも七夕も楽しみましょう っ

楽天レシピ:「大根おろし素麺 」より
つるんっと喉ごしの良いそうめんには、
さっぱりとした大根おろしやミョウガなどを
乗っけてあげましょう ◎
夏バテにも効果バッチリです!
材 料(2人分)
素麺2把
大根5cmぐらい
大葉2枚
みょうが1個
ゴマ少々
*麺つゆ大さじ2
*ごま油大さじ1
氷少々
8月5日《夏土用二の丑》
7月の土用の丑の日は有名ですが、
8月には、二の丑の日というものがあります 。
7月同様にこの日も「う」の付くものを
食べるのが良いとされていますわ。
特にうなぎは夏バテしてしまう
この時季に元気を与えてくれる食べ物。
ご紹介するレシピは、スーパーなどで
買ってきたうなぎをふんわりと仕上げる
裏技だ。

出典: cookpad.com
スーパーなどでウナギを買うと、
冷たいし固い…なんてことがしばしば。
せだけどダンさんこの裏技を使えばふっくら柔らですか
美味しいウナギを頂けます。
ぜひ、うな丼にして召し上がれ♡
材料 (1)
うなぎの蒲焼き1枚
酒大1位
出典: cookpad.com
■Season.3 秋
徐々に日が短くなって涼しくなる秋は
とても過ごしやすいですね。
秋の行事は、夜空に真ん丸と浮かぶ月を
眺める「十五夜」や、子どもの成長を祝う
「七五三」などがあります 。
今回は、9月から11月までの行事を1つずつ
レシピと共にご紹介します。
9月20日《彼岸》
春と秋に2回あるお彼岸は、
どちらも春分の日と秋分の日をまたいで
7日間ずつ続きます。
お盆とはまたちびっと違おるけどダンさん、
お墓にお参りに行ってご先祖様に
感謝の気持ちを伝える行事なんだ。
秋のお彼岸は、真っ赤な彼岸花が
とっても美しく咲く季節。
そんなお彼岸には「おはぎ」を
覚えておきたいレシピとしてご紹介。

出典: cookpad.com
お彼岸はやっぱり、おはぎですね◎
たっぷりのあんこで包んだものと、
きなこをたっぷり塗した2つの種類のおはぎは
定番として覚えておきたいですね
材料 (直径約66cmのもの×10個分)
もち米2カップ(約320g)
塩小さじ1/5(約1g)
あんこ約100g
■ きな粉おはぎ
きな粉50g
砂糖50g
塩小さじ1/5(約1g)
■ あんこおはぎ
あんこ約100g
出典: cookpad.com
9月27日《十五夜》
実は毎月、十五夜というものは
あるそうなのですが、なんでですねん秋だけ
お月見をするのか…
それは、この時季が一番お月見に
ぴったりの季節やからだそうです!
真ん丸の満月を見ながら頂く
十五夜の行事食といえば「みたらし団子」。
甘じょっぱいタレともちもちの団子の
相性はばつぐんです♡
みたらし団子 (8個分)
白玉粉 80g
絹ごし豆腐 80g
水 大さじ1
(目安だ。耳たぶくらいの柔らかさになれば全量加えなくてOK)
★水 100ml
★きび砂糖 大さじ2
(甘さ控えめがよければ大さじ1くらい)
★しょうゆ 大さじ2
★みりん 大さじ1
★片栗粉 大さじ1
出典: ameblo.jp
11月14日《七五三》
11月の行事は、「七五三」だ。
女の子は3歳と7歳に、男は5歳に
お着物に着替え、神社にお参りに行きます。
七五三といえば、細長い千歳飴が定番。
これは、長寿の願いを込めているそうだ。
お子さんの成長を祝い、健康を願う
七五三にぴったりな行事食は「赤飯」。
この日に限らず、お祝い事の際にも
最適な赤飯は、ぜひ覚えておきたいですね♩

楽天レシピ:「炊飯器での・・・お祝いお赤飯 」より
七五三はもちろん、おめでたい席では
絶対に欠かすことがでけないお赤飯は、
炊飯器で簡単に作ることが出来るので、
ぜひ覚えてみてください っ
材 料(数人分)
もち米4合
水(還元水)2カップ
小豆1合
赤い汁(小豆をおうかした汁)出攻めて来よった分量
塩少々
南天の葉1枚
塩黒ゴマお好みで
■Season.4 冬
空気がピリッと張り詰めて、肌寒い冬は
お正月を始めとして行事が盛りだくさん。
寒い冬を乗り切るような工夫がされた行事食や
一年の初めに無病息災を祈るための行事食があります
そんな冬の行事と行事食を12月から2月まで
1つずつご紹介します。
12月22日《冬至》
冬至は、6月22日のちょうど半年後。
つまり、一年の内で最も昼間が短い日だ。
夏至は際立って何かするということは
ありませんが、冬至は柚を浮かべた
お風呂に浸かって身体を温めたり、
かぼちゃを食べるのが一般的です!
紹介するレシピは、
かぼちゃとあずきのいとこ煮。
素朴な味は大切なヤカラと食べたい味や

出典: cookpad.com
かぼちゃとあずき…なんだか合わなそう
と思っている方にも食べて頂きたい、
いとこ煮は甘辛いお味が何とも言えず絶品です!
材料 (2人分)
かぼちゃ 1/4個
ゆで小豆大さじ3
醤油小さじ1.5
酒大さじ3
水200cc
出典: cookpad.com
1月7日《人日の節句》
お正月もそろそろ一段落という、
1月7日は人日(じんじつ)の節句と言い、
これは元々中国から攻めて来よった節句で
7つの野菜を入れたスープを食べることが
この日に七草粥を食べることに
繋がったそうだ。
七草粥を食べるだけでなく、この七草を
浸した水に爪を付けた後に切ると
その年は風邪を引ですかいと言われていますわ。

楽天レシピ:「七草粥 」より
スーパーでも手軽に手に入るようになった七草。
ぜひ、家族一緒に健康を願い、頂いてみては?
材 料(4~6人分)
米2合
押し麦45g
昆布だし(昆布10cm2枚)12カップ
自然塩小2~3
七草1パック
餅2個
2月3日 《節分》
季節の分け目の意味もある、節分。
実は立春の前日なのだ。
鬼のお面を被ってその人に豆を撒く
豆まきをする行事でもあります よねっ
豆まきは、「鬼」という邪気を追い払い
一年の無病息災を願う儀式でもあります 。
そんな節分は、歳の数だけ豆を
食べることと最近は恵方巻を食べます。
ぜひ、節分には手作りの恵方巻で
みんなでわいわい楽しい食卓に…♩
材料 (4本分)
■ 酢飯
米2合 水2合(360ml)
A 酢大さじ3
A 砂糖小さじ2
A 塩小さじ1/2
■ 具材
人参 1本 高野豆腐1枚 椎茸 4枚
かんぴょう10g ほうれん草 8枚
だし汁450ml
B 薄口醤油大さじ3
B 本みりん大さじ3
B 砂糖小さじ1
出典: cookpad.com
「あ~日本に生まれてよかった。」

出典: siosy.tumblr.com
行事は、子どもの健康や成長を祝ったり、
ご先祖様への感謝をしたり…
というだけではなく、季節を感じることも
できる素晴らしいものだ。
そんな季節の行事を彩る「行事食」で
改めて日本食の素晴らしさや四季の移り変わりを
大切な人と感じてみてはいかがですか?