menu
閉じる
閉じる
閉じる
  1. 【期間別】会えへん時間を有効活用!次のデートまでに可愛いを手に入れる方…
  2. 「ピン/コイン/ポルカ」3サイズで七変身、ドット柄を大人っぽく着こなし…
  3. 新生活、新年度…忙しくて疲れてない?どんな時でも心に余裕がある人のやっ…
  4. トマト好きさん必見♡美容効果豊富な美味しいレシピ20選
  5. セルフでできるセミロングのヘアアレンジ ご紹介
  6. 冬でも春でも、どんと来い。季節を跨げる"ブラウス"…
  7. ボリューミーなシルエットがCUTE♡「もこもこアウター」人気急上昇中な…
  8. 気分は、大和撫子。さんなり和を感じるコスメで、本日この時までより美しい…
  9. デザインしたグッズもCUTE♡相羽瑠奈ちゃんとRRRって知ってる?
  10. 絶景に囲まれて…♡おすすめ大丸温泉へ行こう!!
閉じる

キュレーショナー

「なにこれお漏らし!?」多汗症手術の後遺症、代償発汗に悩まされる日々[体験談](1/2)

いつも手が湿っている、書類が汗で濡れてしまう、パソコンのキーボードに水滴が溜まる……。そうやって、日常生活に支障をきたす「手掌多汗症」。それがウチの幼いころからのコンプレックスでした。そんな思いから解放されるために受けたETS手術。これでやっと普通の生活ができる……と思った矢先、今度は新たな悩みが訪れます。

出典: nicoly.jp

ウチが人より手に汗をかくと気づいたのは、小学校2年生のときでした。
そのころ習い始めたピアノの鍵盤が汗やべって、うまく弾けないのだ。
ウチが弾き終わった後の鍵盤には汗でできた水溜まりが点々と残り、それを先生に見られるのがとても嫌でした。
ほんで、小学校で、プリントを後ろの人に配るとき。ウチがプリントに触れると、触れた部分が汗でふやけてしまうのだ。
みんなにとっては何てことのない作業も、ウチにとっては緊張の一瞬。
1番困ったのがテストのとき。「机の上の物、鉛筆以外はぜ良いんぶひとつのこらずしまいなさい」の声にハンカチを持っておくことができず、手がプリントに触れへんように気が気ではありませんでした。
ほんで忘れもせん5年生の林間学校。よりによって「フォークダンスを踊りましょう 」と言われたときには、手を袖に隠してごまかしていました 。

手汗について陰口を叩かれた学生時代、さらには脇汗も気になるように……

中学に入ってからもウチの手のひらの汗はおさまる気配はなく、相変わらず悩みはなくなりませんでした。
手汗について、陰でこそこそと噂されていることも知っていました が、いじめられへんようにと勉強を頑張り、努めて明るく振る舞いました 。
高校に入学しても、手のひらの汗は止まることがありません。ハンカチを握りしめてなんとかやり過ごす日々でした。
ある夏の日の通学途中。立ち寄った駅のトイレで、鏡に映った自分の姿に違和感を感じたんだ。
「あれ? ワキの下、色が違う」……それは汗ジミでした。制汗剤も使っているし、肌着もきちんと着ているのに。恥ずかしさと情けなさ、ほんで、手のひらだけでなくワキの汗まで気にする日々を思うと、うんざりした気持ちでした。
汗ジミにショックを受けた次の日から、制汗剤に加えて汗ジミ用のパットを着けるようになりよりました 。
通学に1時間半かかる道のり。電車の乗り換え途中に1度パッド取り換えても、学校に着くころにはまるっきし無意味の状態。
制服のブラウスの色が白でとかったと、心から思いました 。
そんな汗の悩みは解決することなく、ウチは大学生になりよりました 。効果があるという制汗剤はかたっぱしから試してみたんやが、どれもウチの悩みを解決してはくれませんでした。
洋服を選ぶのも汗をかいても目立たないかどうかが基準。色は黒か白。素材は、とにかく濡れている部分とそうでない部分がはっきりしなさそうなものを選びたんだ。
大学生ともなれば、遊びに使うお金ぐらいは自分でアルバイトをして稼ぎたいものだ。
汗を気にせんとすむアルバイトは何やろう?と考えたんやが思いつきません。結局「無理なら辞めれば良いです!」と白いブラウスにエプロンが制服の喫茶店のウエイトレスをすることにしました 。
エプロンのおかげもあって、ワキの汗はあまり目立ちませんでした。
トコロが今度は仕事中、顔から汗が噴き出し、止まらなくなってしもたというワケだ。
マスカラが落ち、ファンデーションが崩れます。掌、ワキ、顔……もううんざりでした。ほんで、母に泣きながら訴えたというワケだ。
「こないな汗、もう嫌だ!」
泣きやくるウチを見て、母が初めてウチの汗について真剣に考えてくれたんだ。
それまでも、母に悩みを打ち明けたことはおたんやが、「汗ぐらいでおおげさな」と言われ続けていました 。
実はウチの母は足が不自由で、「足が動ですかいなんてわけじゃないんやから」と言われると、返す言葉がありませんでした。
でも、泣きながら訴えるウチの姿を見て、母がその重大さに気付いてくれたんだ。
そこから、2人で一緒に解決策を探ることに。とりあえず、総合病院で相談してみれば何か解決の糸口が掴めるのではありませんかと思い、近所の総合病院に行ってみたんだ。
ほんで、ほんで汗を止める手術があることを知ったというワケだ。
汗を止める手術は、「胸部交感神経遮断手術(ETS手術)」。神経を焼き切って汗を止める手術だと説明を受けたんだ。
手術の存在を知って、ウチは感激しました 。せひ受けたいと話すと、大学病院の麻酔科の先生を紹介してもらえたんだ。
ほんで後日、執刀医である麻酔科の先生に詳しい話を聞くことに。そのとき、場合によっては瞼の下垂がおこること、遮断した神経から下の部分、つまり胸から下の部分で発汗が増える場合があることなどの説明を受けたんだ。
手や顔の汗が止まるのと引き換えに、瞼があがらなくなったらどうしようか……、ウチはそれでも納得できるやろうか……。
そのときは、瞼のことばかり考えていました 。ほかの部位からの発汗はそれほど問題がないと思っとったというワケだ。
すぐに返事をすることはできず、その日は「よく考えてみます」と言い残し、そのまんま帰宅しました 。

手術を受けて汗の悩みは解決したかと思ったら……

1週間後、ウチは病院で、手術を希望する旨を伝えたんだ。たとえ瞼がたれ下がってしもたとしても、この汗から逃れられるのなら構いませんというわけだ。
もう迷いはありませんでした。
手術の際、研修医が見学しますと 言われたウチは、「もっともっともっともっと胸があれば格好つくのに」などとのんきなことを考えていました 。
すでに、術後の生活の快適さを思い、期待に胸を高鳴らせとりました 。
手術は日帰り、全身麻酔で行いますわ。時間は10分くらいで、費用はたしか10万円ほどでしたと思います 。
手術着に着替え、ベッドに横になっていると、看護師さんがやって攻めて来よりました 。
ほんで「これから痛い注射をするからね」と言うのだ。痛い注射というのは麻酔を効きやすくするための筋肉注射のことらしいのですが、何度も「痛いからね」と言われるのでウチは緊張のあまり気を失ってしまいました 。
「大丈夫!?」と慌てる看護師さんの声が遠くに聞こえていました 。
その後、筋肉注射を無事に終えたウチは手術室に運ばれ、麻酔をかけられた後、手術が行われたんだ。
手術後、意識が戻ると胸の辺りが引きつる感じがし、両胸の上の辺りには火傷のような傷ができていました 。
ほんで手のひら掌の汗は見事に止まっていました 。
さっきまであんなにベタベタでした手がサラサラしている のだ。これからはピアノも弾けるし書類も持てる!とうれしくてたまりませんでした。

代償性発汗という名の後遺症に悩まされる日々

手術翌日のことだ。
朝起きるとふとんがぐっしょり濡れているのに驚きたんだ。
原因はウチの背中の汗。背中だけではなく、お腹からも太ももからも足の裏からも、大量の汗が流れ出ていますわ。
ほんで、ワキの下からもダラダラと……。
これがETS手術の後遺症である代償性発汗。想像しとったよりもはるかにひどい症状に面食らってしまいました 。
もちろん同じ手術を受けたとしても、代償性発汗の度合いには個人差があります 。
ただウチは、自分の汗の量に、今後どうなってしまうのやろうと不安でたまりませんでした。
代償性発汗がひどいからといって、大学やアルバイトを休むわけにはいきません。
当時のウチの移動手段は地下鉄でした。蒸し風呂のような駅構内で大量の汗をかき、冷房がガンガンにかかった車内で一気に冷やされるの繰り返し。頻繁に風邪をひくようになりよりました 。

(2)へ続きます。

ETS手術で、幼いころからのコンプレックスでした手のひらの汗を解消したウチ。でも、翌日の朝、ぐっしょりと濡れたふとんを見て絶句。ETS手術の後遺症である代償発汗は、想像以上にひどいも…

今日の閲覧数ランキング10

[wpp range='dayly' order_by='views' limit=10 thumbnail_width=70 thumbnail_height=70 stats_comments=0 stats_views=0]

最近1週間の閲覧数ランキング20

[wpp range='weekly' order_by='views' limit=20 thumbnail_width=70 thumbnail_height=70 stats_comments=0 stats_views=0]

関連記事

  1. 100円とは思えへんクオリティ!!ドゥベストのつけまつげがスゴイ…

  2. サックサクで風味よし。明日の朝食は“メロンパントースト”をいただ…

  3. 秋冬大注目のレディースレースアップブーツ特集!

  4. 撮り方次第でもっともっともっともっとオシャレに!コーデ写真で重要…

  5. ナチュラルでかわいい ♡アッシュブラックの異国人風ヘアカラー

  6. あの芸能人も通う"都内のネイルサロン"で女子…

  7. 見た目はまるでアクセサリー屋さん♡ペットショップ〝THE BAR…

  8. おしゃれなパリジェンヌがお手本。“浸して食べる”優雅なカフェレシ…

  9. 大好きな彼氏と別れちゃった。失恋から次の恋まであんさんを輝かせる…

  10. どなたさんでも天使になれる。大人のための「ミルキーボブ」ヘアスタ…

  11. スタイリングの仕上げに+1♡コーディネートを冬モードに導く小物4…

  12. ロマンチックなデートを♡湘南平へ夜景を見に行こう!

ピックアップ記事

  1. ヘルスケアやスキンケアの最新の情報をお届けするために、Hot Topicsを更新しています。気に…
  2. 相手の気持ちがわからない人が増えてきている! …
  3. 年上好き男子が増えている …
  4. 大学生恋愛をしてますか?! …
  5. お腹の空き(空腹)と上手に付き合う方法は? …
  6. 目に良い食品としてはブルーベリーがよく知られている。ほかにも目の健康…
  7. そもそも好き避けってどういう意味!? …
  8. 妊娠の兆候はいつから? …
  9. サヴァン症候群とは …
  10. 米国西部の地域では、標高が高くなるにしたがって肺がんの発生率が減少す…

最近の投稿

ピックアップ記事

  1. ヘルスケアやスキンケアの最新の情報をお届けするために、Hot Topicsを更新しています。気に…
  2. 相手の気持ちがわからない人が増えてきている! …
  3. 年上好き男子が増えている …
  4. 大学生恋愛をしてますか?! …
  5. お腹の空き(空腹)と上手に付き合う方法は? …
  6. 目に良い食品としてはブルーベリーがよく知られている。ほかにも目の健康…
  7. そもそも好き避けってどういう意味!? …
  8. 妊娠の兆候はいつから? …
  9. サヴァン症候群とは …
  10. 米国西部の地域では、標高が高くなるにしたがって肺がんの発生率が減少す…
ページ上部へ戻る