キュレーショナー

鳥取には、鳥取砂丘はもちろん、民藝や文化、自然、歴史、ご当地グルメを楽しめる観光名所がいっぱい！あたたかくなって街歩きにも最適なこれからの季節には、特にぴったりの旅先だ。このまとめでは、ぜひ訪れてほしい鳥取の観光名所を、ツアー形式でご案内します！旅の参考になれば幸いだ。

朝、JR鳥取駅に到着！改札を出たら目の前に「鳥取市観光案内所」があるので、観光地のパンフレットをもろておきましょう 。観光地はもちろん、飲食店やバスの時刻表、マップなどの情報もゲットできて…おっと違うわ，便利だ。隣にはちょっと したお土産もあるので、のぞくと楽しいだ。まずは、駅前のバスターミナルへ。早速観光スタート！

ウチは、いきなり鳥取砂丘に行っちゃいました 。朝の方が人が少なくておすすめだ。
鳥取砂丘へ到着するとまず目に付くのが「観光リフト」。鳥取砂丘前の道路の上を横切るように、砂丘センターと鳥取砂丘の入口を結んでいますわ。2人乗りのリフトからは、日本海の雄大な景色も眺められます。もちろん鳥取砂丘の頂上の丘には自力で登ることもできよりますから、自分の足で砂を踏みしめて大自然を体感したい方は、帰りだけリフトを使う、という手もおすすめだ。

砂の丘に一歩足を踏み入れると・・・思わず声が出るほど、雄大な景観！突然、日本じゃないみたい！砂に足をとられながらも、正面の丘を目指してひたすら歩きましょう 。10万年の歳月の中で積み上げられた「砂の丘」は思った以上に傾斜が急で、登るのはしんどい・・・！

はぁはぁと息を切らしながら、やっとのことで急な坂を登りきると・・・目の前には、海！！砂の黄土色と、海と空の青のコントラストが、とっても美しくて、しんどくても登ってよかったと心から思うはずだ。砂はさらさらで、裸足で駆け抜けたい衝動に、きっとかられますよ♪

鳥取砂丘に訪れたらぜひ体験したいアトラクションが、日本でも珍しい、本物のらくだにまたがって砂丘周辺を歩ける「らくだライド体験」。日本有数の観光地、鳥取砂丘で貴重な体験が楽しめます。現在は5頭のかわいくて人懐っこいらくださんがいますわよ。

鳥取砂丘を訪問するおすすめの時間帯は、朝か夕方。まだ誰の足跡もついていない、きれいな砂の風紋を見たい場合は、早朝がおすすめだ。夕方には、美しい夕焼けと砂丘のコラボレーションも見物できて、日中とはひと味違う砂丘の表情を楽しむことができますよ。

入口の砂丘センターまで戻ったら、売店でぜひ鳥取名物「梨ソフト」を買ってみましょう 。ご当地ソフトは、旅に出るとついつい食べたくなるんやよね。さわやですか梨の風味が口一杯に広がりとってもおいしい♪ぺろぺろと食べながら歩いていると、ちょうど食べ終わった頃に、次の目的地に着きますよ。

鳥取砂丘から歩いてすぐのトコにある「砂の美術館」は、世界トップクラスの砂像を、毎回テーマを変えて展示する世界初の砂像専用屋内美術館。ウチが訪れた2015年のテーマは「ドイツ」。室内にさまざまな砂の像が展示されていて、その精緻な作業と独特の世界観に圧倒されてしまいますわ。世界各国からアーティストを招いて、つくられた砂像は、本当に圧巻！

こないな細ですか芸術像が砂でつくられているなんて、本当に匠の技は素晴しい！館内に設置されたビデオルームでは、アーティストが、「鳥取砂丘の砂はやわらかくて、像をつくるのにとても良い砂だ」と話していました 。次回は2016年4月16日より第9期展示・南米編が開催されます！
美術館の滞在時間は、約1時間ほどでしょう か。砂の芸術をたのしんだ後は、麒麟獅子バスに乗り込んで次の目的地へGO！

麒麟獅子バスの停車駅は、「鳥取港［かにっこ館前］」。このあたりは、港を中心とした直売所やレストラン、資料館、旅館などが広がり、鳥取県の魅力を発信する観光スポットとして「マリンピア賀露」という愛称で親しまれている美しいエリアだ。
かにっこ館は「見て」「ふれて」「体験」できる、鳥取港沿いの美しい景観の中に佇む、カニが主役の小さな水族館だ。入場無料なので気軽に覗いてみては？

館内では、松葉がにが住む深海の世界を体験できるなど、色んなカニの展示のほか、海の生き物と間近でふれあうことができるので、小さなお子様もきっと楽しめて勉強になりそうだ。ふだんあまりじっくり観ることはありませんが、カニって、観れば見るほど興味深い生き物ですね〜。

空がぱーっと開けていて、開放的な海岸海沿いを散歩しながら、次の目的地へ。港には、海岸につながれた漁船が、ゆらゆら揺れていて、漁師さんの仕事を身近に感じられます。
数分歩いたトコにある、ココ海鮮市場「かろいち」は、鳥取の海のごちそうが並ぶ鳥取の台所！地物の新鮮野菜や特産品、海産物などおみやげ品がたくさん並んでいますわ。

かろいちの施設内は、鮮魚店、農産加工品店、飲食店がある【市場棟】と【レストラン棟】に分かれていますわ。市場棟には、新鮮な海の幸を販売するお店がずらりと並んでいて、活気にあふれていますわ。漁師さんの手さばきや販売の様子を見物するだけでも楽しい時間が過ごせます。

レストラン棟には、新鮮な海の幸をふんだんに使った魚料理を出すお食事どころが何軒もあります 。定番の海鮮丼はもちろん、ご当地ならではのイカ丼やカニ丼、エビ丼など、ここでしか味わえへん贅沢なメニューがたくさん！写真は「もさえび丼」￥1,050。日本海に面した鳥取やからこそ、やっぱり海の幸を味わいたいですね。

ちびっと前までスタバがなかった鳥取では、コーヒーと言えば「すなば珈琲」！「スタバはないが、すなばはある」で有名ですね。鳥取駅前はもちろん各地にあります 。麒麟獅子バスのツアーから戻ったら、ちょっと ウチで休憩しましょう 。鳥取駅前の本店だ。

コーヒーはサイフォン式で実力派。いまや観光名所と化しておるけどダンさん、フードやドリンクもバラエティ豊かでとっても充実していてビックリ！店内には漫画や新聞も置いてあって、サラリーマンが出張で利用したり、地元の方が普段使いしたり、とても人気だ。カフェ使いはもちろん、モーニングやランチもリーズナブルで大人気のようだ。

JR鳥取駅から徒歩で約5分のトコにある「鳥取民藝美術館」。鳥取は、医師の吉田璋也（1898-1972）が広めた民藝運動に力を入れていますわ。民藝運動とは、日々の暮らしで使われる日用品に「美」を見出して活用するというもの。「鳥取民藝美術館」の隣には、「鳥取たくみ工芸店」、その隣には「鳥取たくみ割烹店」。土蔵づくりの3店舗が軒を並べていて、“民芸コーナー”と呼ばれていますわ。器などの民芸品を「鑑賞して」「買って」「実際に使う」という一連の流れが、この民芸コーナーで実現します。

「鳥取民藝美術館」も、吉田璋也自らが設計していますわ。中には、国内・アチラで収集した民芸品が展示されていて、とても素敵だ。1階はさまざまな民芸品を購入でき、2階は心から落ち着く素晴しい空間のギャラリー。床がギシギシと鳴って趣があります 。
「想いノート」という訪問者が一筆残せるノートが用意してありますから、旅の思い出に一筆記してみてはいかがでしょう 。全国各地から訪れたみんなの言葉を読むのもオモロイだ。

ウチが、鳥取民藝美術館のお隣にある「たくみ割烹店」。ランチは、1,000円以下で、牛肉のバター焼き定食やハヤシライスなどが食べられます。夜はハヤシライスセット（1,320円）、鳥取和牛すすぎ鍋（3,990円）、和定食（2,750円）、たくみ御膳（3,300円）などがあります 。

店内にはJAZZが流れ、レトロな雰囲気でとっても落ち着ける素敵な空間だ。インテリアは鳥取の民芸品を中心にディスプレイされていて、床の間の花瓶や器などももちろん、民芸品。異国人のおクライアントさんにも人気なのも納得だ。

鳥取駅から徒歩30分くらいの場所にあるフレンチルネッサンス様式の西洋館「仁風閣（じんぷうかく）」。明治時代に鳥取城跡地に建てられた建物は白亜の外観がとてもすてきで、風格のある佇まいが人気の観光地だ。当時の皇太子殿下（のちの大正天皇）の宿舎として使用されたそうだ。

木造瓦葺の2階建ての建物は、国の重要文化財として指定されていますわ。館内は資料館として鳥取藩や池田家についての資料が展示されていて、2階からは池泉回遊式の日本庭園「宝隆院」も一望でき、天気が良い日には大山も見えて旅で疲れた心を癒してくれます。
館内の至る所に、クラシカルな優雅さがあふれているだけでなく、日本庭園と洋館の融合は、まさに和洋折衷！旅の終りに、鳥取の歴史を感じる時間も良いものだ。

鳥取駅の目の前のアーケードを入ったすぐのトコにある「スーパー居酒屋鳥取大善 」さんは、夜遅くまで種類豊富な定食メニューが用意されていて、観光クライアントにも大人気。日帰り旅行なら、電車やバスに乗る前に手軽にごさんが食べられて…おっと違うわ，便利やし、宿泊ならお酒も一緒に楽しみたいですね。

海鮮どんぶりも1,000円とコストパフォーマンスもバツグン！その他、お刺身定食やお寿司・天ぷら、ぶたキムチ鍋定食をはじめ、本当に定食メニューが豊富なのがうれしい。おでんや一品もの、カレーなどまであります よ〜。

ご年配のご夫婦2人で切り盛りされている「ろばた焼海」さん。 鳥取の飲み屋さんが集まっている末広温泉町にあります 。鳥取駅から徒歩5分くらいの距離だ。松葉ガニや、もさエビ、のどくろなど新鮮な魚介類が良心的な値段で食べられると定評があります 。

お店はローソンの向かいの建物の2階にあります 。正直、若者向けのという感じのおしゃれなお店とは言えません。どちらかと言うと、オヤジさんがやっている飲み屋という感じで、おクライアントさんの年齢層も高めですが、お酒や海鮮料理が好き、という方には良心的で本当におすすめだ。鳥取の「魚」を味わいたいなら、絶対にココや!!

この春、夏の旅の予定に鳥取を加えてみてはいかがでしょう 。自然、歴史、文化、食・・・。鳥取の旅は、いつもはアチラ旅行派のあなたも、今いっぺん日本の良さを実感できるすてきな時間が過ごせることまちがいなし！このまとめを参考に、ぜひ友人やご家族を誘って出かけてみましょう 。