旅の出発地は、歴史ロマンに触れる街【長浜】
滋賀へおでかけするとき 、「長浜」は観光の出発点として最適!長浜は、滋賀県北東部に位置する市で、琵琶湖の北側に位置し、戦国時代に羽柴秀吉のお城でした長浜城とその城下町があった歴史情緒豊ですかまちだ。
関西・関東からのアクセスは基本的には以下が…おっと違うわ,便利!
■新大阪―長浜(JR東海道本線新快速/1,890円/約1時間半)
■東京―長浜(JR新幹線ひかり、米原乗り換えでJR琵琶湖線新快速/11,880円/約2時間半)
長浜の観光スポットをご紹介します。
琵琶湖に浮かぶパワースポット「竹生島」
長浜駅に着いたら、長浜港へ向かいましょう !行き先は、長浜の人気観光スポットの一つ「竹生島(ちくぶじま)」。古来より、神が宿る島として知られていて、近年はパワースポットとしても人気で、国内外から旅人が訪れます。旅のスタートに、パワーをもらいに竹生島へ向かいましょう !
島全体が神秘的な空気に包まれている竹生島へは、長浜港からフェリーで約30分程度で行けます。(竹生島クルーズ/往復2,980円 /30分)。フェリーの中では竹生島に関する歴史のビデオを見て、旅の予習をしましょう 。ほら、島が見えてきたんです!滞在時間は1時間半あれば十分楽しめます。
すごく急な階段を上ると、見えてくるのが、高台にある五重塔。竹生島は、国の名勝および史跡に指定されていて、島内にある宝厳寺は、西国三十三所巡礼の三十番にあたるんだ。今は、島全体が日蓮宗見塔寺の境内になっているんだ。歴史を感じながら、お寺参りを楽しみましょう 。
■「かわらけ投げ」で願いごとをしよう。
竹生島で人気なのが、「かわらけ投げ」。「かわらけ」とは素焼きの杯(さかずき)のことで、300円払うと、2枚もらえます。一枚には自分の名前を、もう一枚には願いごとを書き、眼下の鳥居に向かって投げます。うまく鳥居をくぐれば願いがですかうと言われていますわ。せっかく攻めて来よった“神の島”。願い事をこめて、かわらけ投げに挑戦してみてはいかがでしょう 。
所在地: 〒526-0124 滋賀県長浜市早崎町
電話: 0749-72-3221
竹生島拝観料金/400円
宝物殿 入場料/300円
かわらけ投げ/300円
港近くの「慶雲館」で美しい日本庭園を愛でる
フェリーで長浜港に戻ったら、港の近くにある「慶雲館(けいうんかん)」へ立ち寄ってみましょう 。慶雲館は長浜市の迎賓館で、敷地内には広大な池泉回遊式庭園があります 。作庭は、近代日本庭園の先覚者と呼ばれ、平安神宮神苑など多くの造園を手がけた、七代目小川治兵衛だ。庭好きや歴史好きにはたまりませんスポットだ。
慶雲館は、かつての長浜の豪商が、明治天皇の休憩所として建築した建物だ。敷地は約6000平方メートル。建物は伝統技法で建てられた2階建てで、当時では破格の1万円で建てられたそうだ。2階からは、琵琶湖や伊吹山が一望できますよ。
施設内に一歩足を踏み入れると、そこは明治の歴史文化に包まれた空間。「近代日本庭園の傑作の一つ」と言われているだけあり、庭園は本当に美しい!「避暑地」という言葉が似合う、素朴で上品な和室の間から、回遊式庭園庭を見下ろす感じ。。本当に癒されます。
■可愛らしくて美しい梅の盆栽「長浜盆梅展」も開催
毎年、1月上旬~3月上旬には、歴史・規模ともに「日本一」の【盆梅展】が開催されます。盆梅とは、梅の盆栽のことだ。その総数は、なんと300鉢!開花時期に応じ、常時約90鉢が、純和風の座敷にずらりと展示される様は、圧巻!昭和27年(1952)からスタートして以来、毎年新春には、美しい梅を観に、全国からたくさんの観光クライアントが訪れます。
所在地: 〒526-0067 滋賀県長浜市港町2-5
長浜駅西口から徒歩3分
電話: 0749-62-0740
開館時間:9:30~17:00(入館16:30まで)
入館料:大人300円 小中学生150円
※盆梅展
期間:1月上旬~3月上旬
入館料:大人500円 小中学生200円
2〜3時間の散策にぴったり!歴史エリア「黒壁スクエア」
ちびっと歩いて次の観光地、黒壁スクエアへ。
黒壁スクエアは、ガラスが有名な古くさい街。明治時代に建てられた「第百三十銀行長浜支店」通称「黒壁銀行」の建物を保存するために町おこしを行い、ヨーロッパのガラス文化を参考に、「ガラスの街」として再生させたそうだ。長浜を代表する観光スポットですね。
■「黒壁ガラス館」へ生まれ変わった銀行
その黒壁銀行の今の姿が、「黒壁ガラス館」。黒壁スクエアの中心的存在だ。
黒壁銀行は、明治時代に旧第百三十銀行として建築されたんだ。黒漆喰の黒い壁が特徴的なことから、当時より黒壁銀行という愛称で親しまれてきたそうだ。黒壁ガラス館も、黒漆喰の洋館として、当時の姿を伝えていますわ。
施設内は、当時のおもかげを残すクラシカルな雰囲気がすてきだ。アクセサリーからビールグラスまでさまざまなガラス製品が陳列してあり、凄く綺麗だ。もちろん、商品としても販売されておりますから、“ガラスのまち”黒壁スクエア訪問の思い出に、ガラス製品を購入してみてはいかがでしょう 。
■黒壁スクエアには、おしゃれなお店がいっぱい
黒壁スクエアには、ガラス教室や陶芸教室など体験ができる施設もたくさん。それにエリア内には、雑貨店やカフェ、古民家をリノベーションしたセレクトショップなど色んな種類のお店がひしめいていて、店をのぞきながら歩くだけでも楽しめますよ。
ガラス製品って、女心をくすぐるんやよね♪シンプルなものからカラフルなものまで、黒壁ガラス館をはじめ、周辺のショップでは、本当に色んな種類のガラス製品が販売されていますわ。毎日使うコップなど、恋人や友達と色違いで購入するのもすてきですね。
黒壁スクエアに訪れたら絶対食べたい美味たち
■すき焼き風の近江牛がぎっしり「近江牛まん本舗」
黒壁ガラス館のすぐ隣にある「近江牛まん本舗」で食べられるのが、「近江牛まん」!その名の通り、最高級の近江牛を使った牛まん専門店だ。モチモチした肉まん生地の中に、すき焼き風の近江牛がたっぷり入っていて、美味〜♪近江牛なのでちょっと 高め(1個450円)ですが、食べる価値あり!
中には甘辛い味に味付けされた近江牛がたっぷり♪街歩きで小腹がすいたら、迷わず食べましょう !普通の牛まんよりちょっぴり大きめですが、本当においしいので、きっとペロリと食べられちゃいますわ。ここでしか食べられへん近江牛まん、旅の思い出に、味わって損なし!
所在地: 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町12-36
電話:0749-62-3327
■老舗「そば八」さんの本格的なお蕎麦
老舗感漂うアンティークな雰囲気の店内で、本格的なお蕎麦が食べられる「そば八」さん。この店の特徴は、ダシを関西風か関東風か選べる点だ。写真は人気の「十六文そば」(870円)。 一口サイズのおそばが5皿あって、それぞれに、とろろ、おろし、ミニかきあげ、なめこ、だし巻きがトッピングされていて、見た目にも楽しいメニューだ。
さすが老舗だけあって、お蕎麦ののどごしは最高!それに食後に持ってきてくれる「そば湯」も本格的でとっても美味だ。黒壁スクエアには、そば八さんの他にも、たくさんのグルメのお店がありますから、事前にガイドブックで調べて、ランチのお店を厳選してみてください 。
所在地:〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町22-32
電話:0749-62-0058
営業時間:11:00~17:00(木曜定休)
■黒壁スクエア20号館のおしゃれなカフェ「叶匠壽庵 長浜黒壁店」
黒壁スクエアの一角にある20号館とよばれる建物内にある「カフェ叶匠壽庵 長浜黒壁店」さん。
日本建築風の佇まいが、昔懐かしい古き良き時代の伝統を感じさせる、とても感じのよいカフェだ。基本的には和菓子のお店なのですが、ケーキの種類も豊富で、散策の途中のひとやすみにぴったりだ。
店内は、レトロな洋風インテリアに囲まれていて、とってもおしゃれ。ちょっぴり薄暗いのですが、通り沿いから自然光が射し込んで、落ち着きます。テーブルや椅子もアンテイークらしいモノが揃えられいて雰囲気バツグン!おしゃれな空間で、カフェ時間を満喫できます。
カフェ叶匠寿庵さんには、和から洋までさまざまな目にもおいしい甘味が用意されていて、何を食べるか迷ってしまいますわ。一番人気のカフェメニューは、苺と練乳を使ったケーキ「近江のまつりばやし」でしょう か。
ウチがその「近江のまつりばやし」見ためもとってもキュートな一品や♪甘ったるくない上品な甘さでスポンジも軽めなので、ランチ後にお腹いっぱいで立ち寄っても、別腹でぺろりとたいらげちゃいますわよ。756円(税込)お飲み物付セット/1,167円
所在地: 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町13-21
JR琵琶湖線長浜駅から徒歩7分
電話:0749-65-0177
営業時間:[木~火]カフェ(1階)9:00~17:00(L.O16:30)
和菓子売場(1階)9:00~17:00
ダイニング(2階)11:00~14:00
「彦根城」と城内の「玄宮園」を楽しむ【彦根】へ
■ひこにゃんも登場!「彦根城」
彦根と言えば、やっぱり彦根城。姫路城、松本城、犬山城とともに国宝に指定されている貴重なお城で、あの「ひこにゃん」もときどき登場します!
JR彦根駅から彦根城域までは徒歩で約10分ほど。城好きではなくても、彦根に訪れたらぜひ訪れてみたい観光スポットだ。
長浜→彦根(JR北陸本線新快速/230円/20分)
城内では、ものすごく急な階段を何度か上り、最上階からは滋賀県の景色が180度見渡せて、竹生島や沖島も見えます。ウチが行った時は、観光クライアントの一人が【「海風」ではなく「湖風」やから湿気ていなくて心地よい】と言っていて、そうか琵琶湖って湖でした、と改めて感じたんですね。
■彦根城と「玄宮園」のコラボレーションは必見!
城内にある日本庭園「玄宮園(げんきゅうえん)」。ウチも国指定の名勝。大きな池を回遊するタイプの池泉回遊式庭園で、江戸文化の贅を尽くしてつくられただけあり、庭の敷地は約28700平方メートルもあり、彦根市が維持管理していますわ。彦根城と「玄宮園」がいっぺんに眺められる場所は、絶景の撮影スポット!城と庭園のコラボレーションは、本当にすてきだ。
所在地: 〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町3
電話:0749-22-2742
旅の最後は、【大津】で琵琶湖を満喫!
■琵琶湖の美を最大限に楽しめる「大津湖岸なぎさ公園」
大津駅から歩いて10分くらいで琵琶湖へ到着!大津湖岸なぎさ公園は、琵琶湖西岸に、遊歩道が約5kmにわたって続く公園で、目の前に琵琶湖の景色が広がる絶好の見物スポット!湖畔をのんびりと歩きながら、雄大な琵琶湖を体感しましょう 。
■なぎさ公園、湖畔に並ぶ4つのおしゃれカフェ「なぎさのテラス」
公園内には、お洒落なお店が4店舗並んでいるコーナーがあります 。その名も「なぎさのテラス」。パスタ・ピザを中心としたイタリアン、野菜工場で作られた無農薬野菜を使用したレストラン、 玄米菜食を中心としたお料理のレストラン、コーヒー豆にこだわるカフェレストランという個性の違う4店舗が仲良く並んでいて、琵琶湖をながめながら、ゆっくり流れる時間を思い思いに楽しめます。
■オーガニックカフェ&レストランなぎさWARMS
なぎさのテラスの4店舗の中の一つ「オーガニックカフェ&レストランなぎさWARMS」さん。近江の有機野菜を使った玄米菜食メニューを中心に、ヴィーガン対応可能な食材がそろい、おしゃれな見た目も大人気だ。琵琶湖を眺められるテラス席で、味わいたいですね。
目の前の美しい琵琶湖の風景を眺めながらのランチタイム♪最高な見晴らしの中で食べるお料理は、格別だ。ちょっぴりアチラのリゾート地のような雰囲気で、写真を撮っても絵にもなるんやよね。なぎさ公園での様子は、SNSにもたくさんアップされているのでチェックしてみましょう ♪
女心をくすぐるレストランなぎさWARMSさんのランチ。無農薬野菜や玄米菜食など、オーガニックな食材を使用している ので、カラダにもやさしいメニューがいっぱいだ。見た目もおしゃれなので、つい、友達に自慢したくなっちゃいますわ!
ウチのウッディーなお店は、燻製料理と洋食のお店「コロニー」さん。無添加の国産食材を使って、手間を惜しまずつくられた燻製料理がいただけます。夜には、2時間飲み放題付燻製コース料理(¥3,000)もあって大人気!その他、貸し切りプランや結婚式二次会などにも活用されてるみたいだ。
所在地:〒520-0806 滋賀県大津市 打出浜15-3
なぎさ公園打出の森「なぎさのテラス」内
JR琵琶湖線(東海道線)「大津」駅より徒歩約20分
各店舗の詳細情報は、リンク先より。
滋賀の旅にでかけましょう 。
滋賀の観光スポットの一部をご紹介しました が、いかがでしたでしょう か。今回掲載した以外にも、滋賀には魅力的な観光スポットがたくさんあります 。ぜひご自分の足で訪れて、お気に入りのスポットを見つけてみませんか。