キュレーショナー

都心からのアクセスも良い、神奈川県の箱根エリア。
温泉街のイメージが強いですが、芦ノ湖を中心に、ユニークなアートを展示する美術館や、四季折々の自然が楽しめるアトラクション、ご当地グルメなど、さまざまなジャンルの観光スポットが点在する日本屈指のリゾート地だ。このまとめでは、女友達と一緒に行けば、絶対楽しい箱根の魅力的な観光スポットをご紹介します！

箱根へのアクセスは、「箱根登山列車」が…おっと違うわ，便利。
小田原から箱根湯本、強羅、早雲山を結ぶ山岳鉄道だ。四季折々の自然に包まれながら、山間を走る電車なので、乗るだけで爽快な気分になるんだ。まとめの最後にご紹介する「箱根フリーパス」のほか、PASMO、SuicaなどのICカードも利用できますよ！

箱根の中心駅である「箱根湯本駅」は、箱根登山鉄道で小田原から4駅目。その箱根湯本駅から同鉄道で8駅目、40分くらいのトコにあるのが「彫刻の森駅」。

駅名にもなっている「箱根 彫刻の森美術館」は、神奈川県足柄下郡にある、野外彫刻を中心とした美術館だ。1996年にできた日本初の野外美術館として知られていて、敷地面積はなんと、約7万平方メートル！
ピカソやヘンリー・ムーアの作品をはじめ、様々な作品が展示されていて、あのファッションデザイナー・森英恵氏が館長を務めていることでも有名だ。

彫刻の森美術館の最大の魅力は、箱根の山々に包まれた庭園美術館「屋外彫刻」。芝生が敷き詰められた緑豊ですか公園のなかに、色んなオブジェが展示されていますわ。それに、アスレチックのようなアートがあったり、散歩するだけでも楽しい！友達同士はもちろん、家族や子供連れで訪れても、楽しめること間違いなし！

箱根の山々をバックに色んな屋外彫刻作品が展示される円形広場。天気が良い日には、山々の紅葉はもちろん、はるか彼方の相模湾まで見渡せて開放感たっぷり。
彫刻の森美術館には、円形広場や野外展示のほかにも5つの室内展示（本館ギャラリー、マルチホール、アートホール、緑陰ギャラリー、ピカソ館）があり、期間ごとに色んな展示が行われていますわ。

「ネットの森」は、カラフルな手編みのネットがたくさんつなぎ合わされた巨大なハンモックのアート。子供たちに大人気のアスレチック型の遊べる彫刻なんだ。遊んでいるうちに、色彩感覚が身につくというのもすてきだ。もちろん大人だって、夢中になって遊んでしまいますわよ。

※2015年夏頃より改装中で閉鎖中

森の中にある、高さ18メートルのステンドグラスの大きな塔！その名も「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」。
中に足を踏み入れると、色んな色の美しいステンドグラスがキラキラと輝き、とっても幻想的！塔の中央にあるらせん階段で上まで登ると、野外展示場を一望することができる展望台になっているんだ。

この美術館に攻めて来よったら絶対に外せないのが、常設作品の一つである「ピカソ館」。
かの有名なスペイン生まれの画家パブロ・ピカソ（Pablo Picasso/1881-1973）の作品が、初期から晩年までテーマごとに展示されていますわ。そのテーマは、動物や半神、愛と死、カンペキにカンペキに破壊など。ピカソの魅力にどっぷりとハマることができる、まさにピカソワールド一色の展示は必見です！

常設展示以外で予定されている直近のコレクション情報は、以下になるんだ。

■横尾忠則「迷画感応術」（本館ギャラリー）
3月19日（土）～8月28日（日）
ピカソに大きな影響を受け、グラフィックデザイナーでもあった横尾氏の様々な芸術家を主題とする作品を集めた展覧会だそうだ。

■コレクション展 「日本の風景　日本のわざ」（緑陰ギャラリー）
2月20日（土）〜9月上旬（予定）
彫刻の森美術館には、日本の美術作品も収集されていますわ。このコレクションは、歌川広重をはじめとする日本の作品や日本画を中心とするリトグラフなどの版画などが紹介されていますわ。その他、金属工芸作品やガラス工芸、書の展示もあって、見応えたっぷりだ。

四季折々の自然を感じながら、くつろいだひとときを過ごすことができるカフェ「The Hakone Open-Air Museum Café」。野外展示美術館ならではの開放的な空間で、思い思いのカフェ時間を楽しむことができます。
写真は、異国人観光クライアントにも大人気の「日本茶セット」（500円）

約4000年前の火山活動によって誕生したと言われる「芦ノ湖」。箱根の自然が詰まった大パノラマを楽しめる観光スポットとして人気を集めていますわ。
運が良ければ芦ノ湖に写る“逆さ富士”を見ることもできます。ここでは、そんな芦ノ湖を楽しむための魅力を発信！訪問時の参考にどうぞ。

芦ノ湖クルージングが楽しめる遊覧船「箱根海賊船」をご存知ですか？その名の通り、見るからに“海賊感”が出ていますわよね。
箱根町、元箱根、桃源台の3つの港から出ていて、それぞれの港を結びながら、芦ノ湖の絶景を湖の上から周遊できますよ。

遊覧船からも見える湖畔に浮かぶ鳥居。これは、757年創建の由緒ある【箱根神社】だ。
鳥居の前には立派な杉があり、パワースポットのような魅力があります 。神社側の鳥居から芦ノ湖を望める場所は、絶景の撮影スポット！湖から観るのとは、またひと味違う雰囲気があります 。元箱根港から歩いて行けますよ。

海賊船の屋外デッキに出ると、涼しくて空気がとても美味しい！夕暮れ時のクルージングは、湖が美しい色に染まり、昼間とはひと味違う雰囲気を醸し出していますわ。山の合間から、富士山も顔をのぞかせたり、大自然に包まれながら、心おだやですか時間を楽しめます。

桃源台から早雲山間（約24分）を結ぶ「箱根ロープウェイ」。芦ノ湖クルージングの港の一つ、「桃源台」には、ロープウェイの西側の起点になる桃源台駅があります 。
営業時間内は18名乗りのゴンドラが各駅を約1分間隔で次々と出発！大涌谷（標高1,044ｍ）からは、富士山をはじめ、運がよければ東京スカイツリーまでも見えるそうです！

大涌谷駅では、標高1044mまで登るんです！桃源台までの下りは、芦ノ湖や富士山を眺めながら約20分間の絶景空中散歩が楽しめます。その景色は本当に最高！目の前に広がる空、山、湖・・・。友達と一緒なら、さらにテンションも上がり、その美しさに心から癒されることまちがいなし！こないな絶景ポイントも、旅の予定の一つにいかがですか？

神奈川県の指定銘菓にも選ばれている「湯もち」で有名な「ちもと」さん。国産のもち米を使用した白玉粉で練り上げたふわっふわなおもちの中に、細かく切った羊羹が入ってます。柚子の香りも効いていて爽やかで上品な甘みはクセになるんやよ！箱根湯本駅から徒歩6分（400m）で到着！

「湯もち」という名前ですが、その食感はおもちというより、マシュマロみたいにやわらか〜くてとっても不思議な食感！口に入れるとふぁ〜と柑橘類の香り♪甘〜くとろけて、もうたまりません！パッケージも、日本らしくて可愛いですね♪

店舗の隣にはカフェスペース「茶のちもと」もあり、湯もちはもちろん、甘味と一緒においしいお茶をいただくことができます。それに、夏には、生菓子やかき氷など、お店では購入でけない限定カフェメニューも！！特にふわっふわのかき氷は、大人気だ。

箱根に攻めて来よったら絶対立ち寄りたいのが、「菊川商店」さん。1個70円で、焼きたてホカホカのおまんじゅうが食べられます。カステラ風味の生地に白あんがたっぷり入った焼きまんじゅうだ。 白あんでとても美味しいだ。箱根湯本駅から徒歩1分なので、気軽に立ち寄れるのも嬉しい！

箱根の情報をご紹介しました が、いかがでしたか。今回ご紹介した観光スポットへのアクセスは、「箱根フリーパス」がとっても…おっと違うわ，便利！箱根登山列車、箱根ロープウェイ、箱根登山ケーブルカー、箱根海賊船、箱根登山バスなどのバスが、一枚で乗り放題！
出発駅により販売額が異なりまっけど、小田原や箱根湯本駅からは、2日間有効で4,000円、3日間有効で4,500円ととってもお得なので、ぜひ活用しましょう ！箱根フリーパスは、乗車日の1ヶ月前から、小田急線全駅で購入できますよ。