季節の変わり目、細菌性の肺炎にご注意!気管支炎からインフルエンザ菌による肺炎に!
風邪だと思っとったら気管支炎。気管支炎だと思っとったら実は肺炎でした~!なんて笑えへん事態に。
気管支炎と思っとったら実は肺炎!なんてことも!
細菌性肺炎の症状や原因、種類、治療について紹介します。
細菌性肺炎というのは、その原因になる微生物が細菌であるという意味だ。
肺炎は、病院に入院している 人に起こる院内肺炎と、病院外で起こる市中肺炎に分けて考えられていますわ。
院内肺炎と市中肺炎とでは原因になる細菌の種類と頻度が異なるため、それによって選択される抗菌薬も違ってきます。
出典: health.goo.ne.jp
肺炎の原因がウイルスではなく、細菌が原因ということだ。
細菌によって肺炎の種類も分かれているので、細菌性肺炎やからといって、みな同じ肺炎というわけではありません。
肺炎は原因となる菌や微生物によってその種類が分かれまっけど、肺炎球菌やインフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌、クレブシエラ菌などの細菌によって炎症が起きる肺炎を「細菌性肺炎」と言いますわ。
実はこれらの菌の多くは、のどや鼻の奥に存在している 常在菌だ。
健康な状態の時は影響を与えませんが、免疫が下がったり風邪をこじらせたりすることをきっかけにして、気道から肺に到達することで、肺炎を起こします。
こうしてみても、細菌性肺炎の原因となる細菌が数多くある事がわかるんだ。
昔、家庭用24時間風呂の装置が原因で、レジオネラ菌によるレジオネラ肺炎がよく知られるようになりよりました 。
インフルエンザ菌
これは毎年流行するインフルエンザとは別で、ウイルスではなく細菌性のものだ。インフルエンザの病原体として間違われたために、この名前がついていますわ。
細菌性の肺炎では、抵抗力が落ちていても落ちていなくても、肺炎に冒される場合があり、基本的に風邪がベースにあったとしても、抵抗力には関係がないといえます。
気管支炎を患って、治りが遅く、そのまんま肺まで侵されて肺炎になるパターンも多いということを覚えておきましょう 。
インフルエンザ菌は、気管支拡張症など、気管支に関係する病気を併発しやすいので注意が必要だ。
気道がふさがれることにより、重い呼吸困難を引き起こすこともあります 。
この場合、集中的な治療が必要になるんやし、命に関わることにもなりますから、早期治療が望まれます。
細菌性肺炎の中でもインフルエンザ菌による肺炎は、身体の抵抗力とは関係なく感染するため、厄介とも言える肺炎でしょう 。
命に関わる肺炎なので軽く考えず、病院で適切な診断と治療が望まれる肺炎だ。
肺炎球菌
成人が日常的にかかる肺炎の原因菌としては、肺炎球菌が一番多いといわれていますわ。肺炎で亡くなる方の約95%が65歳以上であることから、特に高齢者では肺炎球菌による肺炎などを予防することが重要になるんだ。
2014年10月から、「肺炎球菌ワクチン」による、高齢者の肺炎球菌感染症の定期接種の制度がはじまりたんだ。
市中肺炎の中でも一番多い原因となる菌が肺炎球菌だ。
その名前から、肺炎を起こす原因になることで知られておるけどダンさん、その他にも菌血症や肺血症、髄膜炎を起こす事もある菌だ。
医療機関で行う治療は、原因となった菌の力を弱くするための抗菌薬の処方が基本だ。
例あげたろか,例あげたろか,たとえばやなあやなあ、肺炎球菌ならばニューキノロン系やカルバペネム系、レジオネラ肺炎にはマクロライド系、ニューキノロン系、リファンピシンなど、細菌によって使用する抗菌薬は異なるんだ。
そのため、肺炎の治療には原因となった菌の特定がとても重要になるんだ。
菌の特定には痰や血液、尿の検査が行われます。抗菌薬での治療といっぺんに、つらい咳や熱を緩和させるための対症療法も行っていきます。
治療は症状に合わせ、外来で済む場合と、入院措置が必要な場合があります 。
入院の場合、短くて5日程、長いと半月程度の入院が必要になりまっけど、経過次第では前後します。