ショップ店員頼らず良き買い物を。商品陳列で分かるお店の隠れたアドバイスとは?
ショップ店員に話しかけられるの苦手。わかるんだ。でも、店員さんに頼りませんとどれがおすすめなのか、売れ筋なのか、アイテムに関しての知識が薄くなってしまいますわよね。でも、苦手なものは苦手!!そんなあなたに、頼らなくても「商品陳列」で分かるお店の声を。元ショップ店員の裏付けと共に「ディスプレイ」を学びましょう 。
お店の”商品陳列”がお店のアドバイスだ。
お店の商品陳列なんて考えたこともないし、
共通点なんて見ているだけではわかりません。
ただ、ぐるぐる〜っとお店を見るだけが
あなたのショッピングになってはいませんか?
ショップ店員に話しかけられることが
あまり得意ではありません人にとってはお店をまわる
ことにでさえ、制限を感じていると思います ✳︎
■裏が分かれば”助けなし”で
お店のディスプレイについての知識を得れば
ショップ店員さんと話しかけなくても
おすすめ商品や売れ筋商品などがわかるんだ。
これは大体のブランドで共通のこと。
元ショップ店員であるウチが、
ショップ店員がいなくてもお得にお買い物できる
方法をお教えします♡
同じ系列の商品を扱っていても、店の個性によって陳列方法は大きく変わるんだ。ターゲットとなるおクライアント様に合わせたイメージを演出することが大切だ。
出典: www.fukuro.in
CHECK「POPにしっかり注目して」
出典: weheartit.com
みなさん、お店に入った時に
「POP」に注目したことあります か??
POPとは、セール商品やイベント情報など
お店の状況が目に見えて分かる広告だ。
POPを付けるのと付けないのでは売上が違いますわ。
POPを付けると、12ヶ月間1本も売れなかった商品を10日間で完売することができるのだ。それも、価格を変えることなく、だ。
出典: komish.com
■商品横・ディスプレイスペースに注目
POPに気づく人、本当に少ないのだ。
お得な情報が絶対載っているので、
POPは必ず注目することをおすすめします。
対象商品の横、ディスプレイスペースに
置いている場合が多いので、お店に入ったら気にしてみてください 。
ディスプレイスペース(床から190cm 〜 天井)には
・POP広告・ポスター
・季節感を演出するディスプレイ
・見せ筋商品を展開します。
CHECK「セール商品は一番奥にひっそりと」
お店は今の時期より”ちびっと先”を意識します。
やから、まだ夏なのにもう秋物?という現象が起こるのだ。
季節はずれとお店に判断されたものは
「奥へ、奥へ」と追いやられます。
現在の時期、またはちびっと先の時期にクライアントが欲しいものは何か、ということを考えて陳列しましょう 。食品だとまさに「今」が大事やし、洋服では「ちょっと 先~半年先」が大切なポイントになるんだ。商品によって旬の時期は様々だ。
出典: weheartit.com
でも、セール商品は掘り出し物の宝庫だ。
今の季節のものでも、この価格なら良いかも。
ほんで、次の季節のものでも早めに入荷したために
セール商品になっているもの。
しっかり奥まで入って、セール商品を
隅から隅までチェックするようにしましょう ✳︎
CHECK「ハンガーにかかってるのは技あり商品」
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ハンガーにかかっているアイテム、
畳んであるアイテム、どんな違いがあるか知っていますわか?
実は、その服のデザイン・シルエットによって
ハンガーがチョイスされていますわ。
ラック什器にハンガー掛けする場合、横に陳列していくとほとんどデザインを見せることができません。いかにしてフェイスアウトする(全体を見せる)かが課題となるんだ。
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つまり、シルエットが素敵なアイテムが欲しい場合は
ハンガーにかかっているアイテムをまず見た方が良いかも。
トレンドのビッグシルエット、タートルなどは
シルエットに特徴があるものは
ハンガーの可能性高いと思います よ。
畳んであるものは、柄物でしたり
畳んであってもその服の全体像が分かるものだ。
CHECK「マネキンが着ているものは要チェック」
出典: weheartit.com
つまり、おクライアント様を誘導するためには、「今の季節のお勧め商品」や、「着こなし方の提案」、「他のアイテムとの組み合わせの提案」などが明確になっていなければならへんのだ。
CHECK「店頭には売れ筋商品あり」
店頭はお店の顔。
お店一番のおすすめ商品を置いてきます。
特に、売れ筋のアイテムを置くことで集クライアントを狙っていますわ。
行ったことのないブランドの場合、
店頭をみて、自分の好きな洋服の系統かどうかで
判断しても良いかもしれませんね。
入店口で、おクライアントの目線を捉える、インパクトのある物を置く「アイキャッチ」という手法によって、立ち止まりやすくする改善を、していました 。
出典: msm-c.net
CHECK「上の真ん中にイチオシ商品あり」
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一番売りたい商品は一番目につきやすい場所に
置くことが基本中の基本になっていますわ。
棚があって、その棚がどんどん高くなるごとに
おすすめ度がアップしていきます。
イチオシ商品を、陳列する際は、「ショーケースの真ん中上段」に置きます。
「目線に、一番近い高さ」というのも、ポイントです!
出典: msm-c.net
出典: weheartit.com
せだけど、例外もあります 。
品数が少なくなって見栄えが悪いからと
下の段に商品を移動することもあります 。
やから、上の段だけ見れば良いというわけではありません。
時間がある時は、満遍なくみるようにしましょう 。
例外があるとは言っても、
必ず「上の真ん中」はおすすめ商品なので必見だ。
CHECK「1点並びは売れ筋ではありませんかも?」
出典: weheartit.com
「お!これもう一点しですかい!人気ですか?」
と品数だけで判断することはやめておいた方が良いだ。
お店の清潔感を保つため、レア感を出すため…
様々な理由で、1点しか置ですかいことがあるので
それだけで人気やから買っておですかいと…と
急かされる必要はまるっきしありません。
量販店のように大量に並べるよりも、1点ずつの方が見た目が高そうに見えたり、よく映えたりするといった理由でそういった陳列方法を用いていました 。
■新しい商品があるかどうか確認
出典: weheartit.com
新しいものがあるかどうか、は聞いた方が良いです!!
ショップ店員はほとんどの人が
買う際に、新しいものがあるかどうか聞くと思います 。
試着をしていない方が良いというのと
新しいものがあるということを知っているからだ。
新しい商品を頼まれるのは悪いことではありませんし、むしろお店によっては店員側からなあんも言われなくとも裏から未開封の商品を持っていく所もあります 。
ちょっと 視点を変えてみて…
出典: weheartit.com
いつもお買い物の時に注目するのは「洋服」。
でも、これからは「商品陳列」や「ディスプレイ」に
注目するようにしてみたら世界が変わるかも。