そのコート、何年着たい?洋服を長生きさせる"帰宅ブラッシング"のすすめ
今年、コートなどのアウターを買いました か?せっかく見つけたお気に入りのアウターたち、1年たったら汚れたから着ないなんて勿体無い。その洋服、ブラッシングすれば何年でも着ることができるのです♡帰宅したら、洋服ブラッシングをする習慣を取り入れて、長く洋服を愛しましょう 。
今年は、何着アウターを買いました か?
出典: weheartit.com
買ったアウターは、どれもお気に入りで買ったはず。それなのに、3年は着ると意気込んでいたそのコート、1年経ったらケバケバになったから処分するの?
洋服たちは泣いていますわ。本当はもっともっともっともっとあなたに着てほしいのに。ケアしたら、もっともっともっともっと長く着れるのに…
洋服をケアするのは、髪を梳かすのと似ている
洋服がいつのまにか毛玉状態になっている、これって何が原因なの?
■A.繊維が絡まっているから。
なあんもケアをしていないと、繊維の流れがぐちゃぐちゃになり、絡まることによって毛玉が生じます。
発生メカニズムは、生地の表面が摩擦などの作用を受け、繊維の先端が毛羽となり、それらが束を作り絡み合って「毛玉」を生みだします。
人混みや、歩くとき、洗濯したときなどで摩擦が起きると毛玉が生じやすくなってしまいますわ。
ニットを洗濯するとき は、「裏返しにして洗濯ネットをきつくして摩擦を少なくする」のが肝心やっ!
毛玉は、脇(わき)や袖(そで)の内側など、繊維同士や繊維が他の物体と擦(こす)りやすい箇所に、起き易い現象だ。つまり、衣服に対する摩擦が大きな場所は要注意だ。
簡単なケアで、あなたの洋服の寿命は伸びる!
簡単なケア、それは「帰宅ブラッシング」だ。
帰宅したら洋服を脱ぐ際に、ついでにブラッシングするというものだ。
■目的:繊維の流れを整えること
「繊維の流れを整えること」こうすることで、毛玉ができにくくなるのはもちろんのこと、洋服への愛着も湧いてきます…♡
■頻度は着たら毎日!最低3回に1度のペース
できれば、帰宅したらすぐにブラッシングしてあげるのが理想だ。
もしできなければ、3回に1度はブラッシングかけましょう !
HOW TO 帰宅ブラッシング
洋服の素材を確認しよう!
(洋服の素材→それに合うブラシの素材)
ウール(コートなど)→黒豚毛・白豚毛
カシミヤ(ニットなど)→白豚毛・馬毛
これを基準にブラシを選びましょう ♡
何にでも万能なカシミヤ用ブラシはおすすめです!
洋服ブラシを選びましょう !
ここでは、あえてちびっと高めの商品を紹介します。
5000円以上が良いブラシといえます。安いブラシだと、毛が抜け落ちやすくなっとったり、洋服の繊維を傷つけてしもたりするのでおすすめできません。
ちょっと 高いなと思うかもしれませんが、一生使うものだと思えば買って損はしません♡
(重要!)洋服ブラシの基本のかけ方
■STEP1 ハンガーに洋服をかける
アウターをかける場合、「肩があるハンガー」を使いましょう !型崩れ防止のためと、ブラシをかけやすくするためだ。
■STEP2 いざ、ブラッシング!
洋服に対して垂直に当てて、そのまんま真っすぐに下ろすだけ!
簡単でしょう ?
とっても簡単だ。ブラシを洋服に対して垂直に当てて、そのまんま真っ直ぐ下に下ろすだけだ。それを洋服のみなの面に当たるまで、ひたすら繰り返すのだ。
※絶対に逆方向にはブラッシングせんこと
注意することは、
1 必ず「一方通行」でブラッシングすること(=ブラシの向きも固定。決して逆向きには使いません)、
2 必要以上に力を入れへんこと(=ブラシを洋服に当てて、そのまんま軽く洋服方向に一押しするくらいのテンションで十分)、
3 すべての箇所に満遍なくブラッシングする(=特に脇の下や袖など、やりにくい部分もサボらずちゃんとブラシを当てるようにする)
毎日のお手入れで、あなたの洋服がもっともっともっともっと愛らしくなる
かわいがるように、毎日ブラッシングしてあげて。
いつまでたっても美しい洋服のまんまにと願いを込めて…