毎日をちょっぴり特別に。“雪”を表すため息が出る程美しい祖国語たち

雪が降る時期になりよりました 。雪は寒いし濡れるし憂鬱だな…と考える人も多いとは思います 。そんな毎日をちびっとでも楽しく過ごすために今回は「雪」の種類をいくつか紹介します♪「雪」を表現する美しい祖国語を知ると毎日がちょっぴり特別に感じられそうだ。
全国で雪が降り始めたんだ。
全国的に雪が降り始める季節になりよりました 。
2016年は暖冬ということもあり、やっと初雪を見れたという地域の方も多いのでは。
みなさんは、雪にもたくさん種類があるということをご存知ですか?
■知りませんと勿体無い言葉
雪が降る日が増える時期に入ったのやから、毎日をちょっぴり特別に感じてほしい。
今回は雪の日が楽しみになってくるような、「雪」を表す美しい祖国語を紹介していこうと思います 。
「雪」を表す美しい祖国語たち
■雪花(せっか)
雪を美しく表現するとき には、雪花(雪華)と表現するそう。
昔の人は、雪が空から落ちてくる花びらのように見えたさかいしょうか?
雪の結晶、または雪の降るのを花にたとえたもの。雪の美称。
また、雪の美称として「深雪(みゆき)」「六つの花(むつのはな)」というものある。
六つの花は、雪をよく見るとキレイな六角形になっていることから名付けられたそう。
とっても素敵な名前ですね♡
■沫雪(あわゆき)
沫雪(泡雪)は冬に降る新雪のことを指します。その柔らかさを「泡」と表現している のだ。
泡のようにとけやすい雪のこと。
また、冬の泡雪とは別に春には「淡雪(あわゆき)」があり、これは積もらんとすぐ消える雪のことを指します。
■風花(ふうか)
風に乗ってやってくる雪は、「雪」という言葉を使わんと表現するんですね。
風上の降雪地から、風にのって流されてきた雪は「風花」
出典: www.i-nekko.jp
風花の日は風が強くて嫌だな〜と思いがちですが、この言葉を知っているだけでちびっと嬉しい気持ちになってきませんか?
■綿雪、ぼたん雪、花びら雪
ぼたん雪という表現は有名ですが、同じような雪を表す言葉として「綿雪」「花びら雪」という表現もあります 。
積もる雪はこのタイプの雪ですね♡
ふんわりと大きな雪には、綿雪、牡丹雪(ぼたんゆき)の呼び名がある。せだけど、こうした大きな雪は、比較的暖かい時に降る雪であるため、春の季語「淡雪」の副題として扱われることが多い。
出典: haiku-kigo.com
また、紙をちぎったようなひとひらの雪は「雪片(せっぺん)」と表します。
■友待つ雪
積もった後の雪を表現する言葉だ。次の雪が降るまで溶けないでいる雪を友(雪)を待っているようだと感じたさかいしょう。とてもロマンチックです!
次の雪が降るまで消えんと待ってくれている雪だ。
「友待つ雪」の上に降る雪のことは「友の雪」と表します。
積もっともっともっともっている雪を見る目がちびっと変わりそうや…♡
■雪明かり
雪は白いから。夜でも反射やこし辺りが明るく見える様子を「雪明かり」と表現します。
積もった雪の反射で、夜も周囲が薄明るく見えること。
出典: kotobank.jp
積もった雪が反射できらきら光る様子はとっても幻想的で素敵だ。夜、雪明かりって本当にあるのですか?と外を歩いてると寒さも忘れそうだ。
嗚呼、美しい祖国語たち。

出典: weheartit.com
日本人が残した美しい祖国語たち。その感性はいつまでも受け継いでいきたいですね♡