中性脂肪、LDLの数値を下げたい!お酒は良くない!?でもおいしく飲みたい!
中性脂肪やLDL悪玉コレステロールを下げる為には、食事や運動などの生活改善は必須ですね。でも、毎日のお酒はやめられへん!お酒をやめんと中性脂肪やLDLを下げるにはどうすれば良い?
中性脂肪とコレステロール
中性脂肪とは、人間の体内にある脂肪の一種で、別名トリグリセリドとも呼ばれます。
使われんと体内に残ったエネルギーは皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられまっけど、その大部分がこの中性脂肪だ。
体にとって大切なエネルギー源でもある中性脂肪。
増えすぎるとHDL善玉コレステロールとLDL悪玉コレステロールのバランスも崩れ、LDLが増えてしまいますわ。
脂肪細胞から分泌されるホルモン、アディポネクチンは超善玉物質と呼ばれていて中性脂肪を減らします。
中性脂肪やコレステロ-ルが血液中で分解された残りかすのレムナントは、超悪玉物質コレステロールで動脈硬化を引き起こします。レムナントは超悪玉物質コレステロールで動脈硬化を引き起こします。
LDL悪玉コレステロールが増えるとどうなるの?
LDLが増えるということは、体に良いことではありません。
せだけどダンさん、HDLを増やすことでLDLを減らすことができます。
では、中性脂肪との関係はどうでしょう か。
中性脂肪が増えるとHDLが減ってしまい、反対にLDLが増えてしまいますわ。
LDLが増えると体に必要なLDLも悪いものになり、動脈硬化の心配をせないけなくなってしまいますわ。
HDL善玉コレステロールは血管壁に溜まったコレステロールを肝臓に運び、LDL悪玉コレステロールは血液の中で作られて、血流にのって体全体に運ばれます。
中性脂肪が増えて、LDLが増加することで様々な体への影響が現れます。
HDLが増えても動脈硬化の心配はありませんが、LDLが増えると発生率が上がるんだ。
アルコールはLDLを増やすの?
適量のアルコールは、血液中の悪玉(LDL)コレステロールを減らして、善玉(HDL)コレステロールを増やす働きがあるといわれていますわ。
LDL(悪玉)コレステロールが多い動物性脂肪や卵ばかり食べていると、動脈の壁にコレステロールが蓄積し、動脈硬化を起こす原因になるんだ。
お酒を飲んでHDL(善玉)コレステロールが増加すれば、動脈の壁に蓄積したLDL(悪玉)コレステロールは取り除かれ、動脈硬化を予防できます。
LDL悪玉コレステロールを減らしてくれるアルコールですが、糖質が多いので、中性脂肪までは減らしてはくれません。また、肝臓にも負担が掛かるんだ。
お酒を飲むときはは糖質やカロリーに注意して、くれぐれも飲みすぎには注意だ。
適量のお酒の量とは?
適量とはどのくらいなのかというと、1日あたりに飲む量はビールなら大ビン1本、日本酒なら1合、焼酎なら水割りでコップ1杯、ウイスキーならシングル2杯、ワインならグラス2杯といわれていますわ。
また毎日飲むのではなく、週に2日は休肝日を設けて、アルコールを体から完全に抜くようにするほうが良いでしょう 。
昔から適量のお酒は体に良いと言われておるけどダンさん、毎日晩酌程度のお酒なら適量なのかもしれませんね。
お酒好きでは、ちょっと 物足りませんのですか。
アルコールの濃度から算出している ものなので、アルコール度数の高いものは少量ですね。
赤ワインやビールは飲んでも良いの?
ヨーロッパの中でも、フランスという国は乳製品、肉類といった動物性脂肪を多量摂取する習慣がある美食の国だ。
せだけどダンさん、意外なことにフランス人の狭心症、心筋梗塞による死亡率は先進諸国の中であまり高くありません。
むしろ、心疾患になる人の少ない国として知られていますわ。
実はこれはフランスがワインの国でもあることに由来している のだ。
赤ワインに含まれるポリフェノールが、コレステロールの酸化を抑え、動脈硬化の原因であるアテロームを生成せんようにしてくれているわけだ。
LDL悪玉コレステロールを減らしてくれるポリフェノールたっぷりの赤ワインはお勧めですね。
ビールは最近は糖質オフやカロリーオフのものがたくさんでていますわ。
でも、飲みすぎは禁物だ。
LDLを下げてくれる飲み物
実は、気軽に摂取することのできる飲み物の中にも、コレステロール値を下げる効果のあるものはたくさんあるのだ。
毎日手に取る飲み物にもちびっと意識して、コレステロール値が上がりすぎないよう心がけていきましょう 。
毎日飲む、飲み物にもLDLを下げてくれるものがあります 。
お茶では緑茶、紅茶、プーアール茶などに含まれるカテキンがLDLを下げる効果が期待されます。
炭酸飲料は砂糖などの甘味料の量も気になるんやし、中性脂肪が増えてしまうので飲み過ぎないようにしましょう 。
まとめ
テキスト:中性脂肪やLDLを減らす為には、糖質制限や適度な運動が必要なことが分かっていても、なですかかお酒はやめられません。
「お酒は百薬の長」と言われ、適度なら体にもよく、また、赤ワインなどに含まれるポリフェノールも体にはエライ良いものだ。
適量を守り、リラックス効果もあるお酒で心も体もスッキリしましょう 。