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【胸が痛い時の12個の原因】息を吸うと胸が痛い!胸の真ん中が痛い「胸痛」に隠された病気とは?

胸が痛いときありませんか?

「胸が痛い」という症状は日常的によく聞く訴えの一つです。ただし、胸の痛みの裏には実は恐ろしい病気が隠れていることもあります。というのも胸の痛みは心臓や肺に何らかの異変が起こっているケースがあるからです。

心臓や肺は人間が生きる上で必須でこれらの働きが低下することは重篤な症状を招くリスクもあります。今回は胸の痛みを招く原因から実際に胸の痛みがあったときの受診の流れ、予防法などについて紹介していきます。

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胸が痛い時に考えられる病気って?

胸の真ん中が痛い「鈍痛」は病気のサイン?

胸が痛い原因として様々な病気が潜んでいるケースがあります。特に胸の痛みは心臓や肺に原因が隠れていることもあり、その場合は直ちに処置を行わないと死につながる恐ろしい場合もあります。特に胸の真ん中が痛い「鈍痛」は病気の可能性もあるといわれており、注意が必要です。また真ん中だけでなく、左胸や右胸など胸痛の痛みの場所は人それぞれです。そこで、ここでは胸の痛みを招きやすい12の病気について紹介していきます。

この項目でも特徴的な症状などは紹介しますが、強い胸の痛みや普段とは違う違和感があれば放置せずにすぐに医師に相談するようにしましょう。

1.狭心症

胸が痛い原因の一つに狭心症があります。狭心症とは冠動脈と呼ばれる血管に異常が起こっている状態です。冠動脈は本来、心臓に栄養を送るための血管です。ここに動脈硬化などが起こることで心臓に十分に血液を送ることができなくなります。

普段の生活では特に症状に変化は無いものの階段昇降時や寒い日など心臓に負担がかかる日には症状が現れることがあるため注意が必要です。身体に負担をかけた際に胸がしめつけられるような痛みや息苦しさがある場合は注意しましょう。

また、狭心症は悪化すると心筋梗塞につながることがあります。心筋梗塞は死につながることも多い非常に恐ろしい疾患です。心筋梗塞を予防するためにも狭心症の段階で必ず処置をするようにしましょう。

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2.息を吸うと胸が痛い「気胸」

気胸とは肺の表面にブラと呼ばれる風船のようなものができてそれが破れることで発症すると言われています。ブラが破れることで肺の空気が外にもれてしまいますが、このときもれた空気が肺を圧迫して押しつぶしてしまいます。

軽度の方の場合は無症状で自然治癒することもあるそうですが、漏れた空気が心臓の方を圧迫して血流が阻害され急激な血圧低下などの重篤な症状を招くケースもあります。最悪の場合、気胸で死亡してしまうこともあるため、症状が悪化する前に受診をして適切な処置を受けるようにしましょう。

気胸の特徴としては激しい胸の痛みというよりは「なんとなく胸の辺りが痛い」という感じで肩に広がるような痛みを出すこともあります。また、肺が押しつぶされる影響で息を吸っても肺がふくらみにくく息苦しさを訴えられる方が多いと言われています。息を吸うときや呼吸の際に苦しさを感じたらすぐに病院を受診するようにしましょう。

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3.心筋炎

心筋炎とは心臓の筋肉に炎症が起こっている状態です。心臓の筋肉のことを心筋と呼びますが心筋が炎症をおこす事で心臓は正しく働くことができなくなり様々な症状を招くと言われています。

また、心筋炎は起こることを予測することが難しくベテランの医師でも治療に難渋することがあると言われています。例えば、これまで元気に過ごされていた方が風邪をひかれた際に心筋炎に移行するケースがあります。

心筋炎に移行したため、心臓が血液を送り出す機能が低下する心不全を発症してしまい死亡するというケースもあります。また、心筋炎は高齢者や子供だけではなく誰にでも起こる可能性があります。ただの風邪と侮らず胸の異変を感じれば受診をするようにしましょう。

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4.大動脈解離

大動脈解離は大動脈と呼ばれる非常に大きな血管が裂けてしまうことで起こります。また、大動脈解離の背景には動脈硬化や高血圧などが潜んでいることが多いです。

大動脈解離は血管が裂けてしまい本来の血管とは別のルートでも血液が流れてしまいます。このため、徐々に血管がふくらみ破裂してしまったり、血液が流れにくくなることがあります。また、死亡率も高く放置すれば発症後48時間以内に50%の方が、2週間以内に80%以内の方が死亡すると言われています。

大動脈解離になると激しい胸の痛みや背中の痛みが出現することがあると言われています。また、痛みが喉や腰にまで進むこともあります。中には神経に十分な血液を送れず一時的に手足に麻痺が出る方もいらっしゃいます。

5.心臓神経症

心臓神経症はここまでで紹介した胸の痛みを招く病気と少し原因が異なります。心臓神経症は心臓に特に異常が無いにも関わらず胸の痛みなどの異常を訴える状態です。自律神経失調症の一つとも言われており、ストレスや過労などがきっかけで起こると言われています。

ストレスや過労、不安感を感じると自律神経の内、交感神経と呼ばれる神経が活発になります。交感神経は身体を興奮させる神経ですがこれが働くことにより心臓のリズムが早まり動悸を感じることがあります。この動悸を心臓病と勘違いして心臓神経症が発症すると言われています。

また、心臓神経症の症状として胸の痛みなどの身体的な症状だけではなく、動悸や不安・焦燥感・抑うつ感などの精神的な症状も合わせて起こることがあると言われています。

6.急性心筋梗塞

急性心筋梗塞は狭心症が悪化した結果、起こります。狭心症は動脈硬化により血管が狭くなった状態です。血管を狭くする原因は粥腫と呼ばれるものですが、この粥腫が破裂することで出血して血の塊ができ、血管を塞いでしまうことで急性心筋梗塞に発展すると言われています。

急性心筋梗塞の特徴として強い胸の痛みがあります。特に胸の真ん中から左胸、左腕の内側、みぞおち、喉や顎などに痛みがある場合は注意が必要です。痛みの特徴としては「圧迫感」、「締め付けられる様な感じ」、「焼けつくような感じ」など様々で姿勢を変えても痛みが変化せず続くと言われています。

ただし、急性心筋梗塞でも胸の痛みが出ないパターンもあります。胸の痛み以外には腹痛、吐き気、動悸、呼吸困難、失神など様々な症状が現れることがあり、ひどい場合では心臓が停止してしまうこともあります。特に胸の痛みに加えて失神や冷や汗がある場合は注意が必要といわれています。

これらの症状が該当する方は念のため、病院を受診して検査を受けてみると良いでしょう。

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7.胸膜炎

胸膜炎とは胸膜の炎症により起こる症状のことです。胸膜とは肺を包んでいる薄い2層の膜のことです。胸膜はウイルスや細菌の感染、ガン、リウマチ、全身性エリテマトーデスなど様々なことが原因で炎症を起こしてしまいます。

8.逆流性食道炎

逆流性食道炎とはその名の通り胃酸が食道に逆流することで起こる胸焼けや胸の痛みなどのことです。胃酸は本来、下部食道括約筋という筋肉の働きにより食道に逆流しないようになっています。

しかし、ストレスや食生活が偏ることで胃酸の分泌が増えた際や食べ過ぎや加齢で下部食道括約筋が緩んだ際に胃酸が逆流して逆流性食道炎を発症することがあると言われています。

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9.帯状疱疹

帯状疱疹とはウイルスにより身体の左右どちらかに帯状に疱疹ができる症状です。これは子供の頃に感染した水疱瘡のウイルスが身体の奥に潜んでおり、免疫力が低下したときを狙って症状を出すというものです。

帯状疱疹の症状は疱疹だけではなく痛みをもたらすことも特徴的です。疱疹が出る前に痛みが出ることもあり、胸だけではなく腰や背中に痛みが出るという方もいらっしゃいます。

また、後遺症として痛みが残る方もいらっしゃいます。後遺症に痛みを残さないためには早めの受診と投薬による治療が必要です。胸の痛みだけではなく疱疹が見られた際は皮膚科を受診してきっちりと処置をしてもらうようにしましょう。

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10.心房細動

心房細動とは不整脈を招く病気と言われていますが、これがきっかけで胸の痛みが起こるとも言われています。そもそも心臓は心房と呼ばれる心臓の上の部分から心室と呼ばれる心臓の下の部分に刺激が送られ心臓全体が収縮します。

しかし、心房細動になると心房の働きが上手く行われず心房が震えるようになってしまっています。そして、心房細動になると心臓が収縮するリズムが乱れてしまい、不整脈を招いてしまうと言われています。

不整脈になることで心臓は上手く働くことができず、全身に血液を上手く送れなくなるため「胸のドキドキ」、「胸の不快感」、「胸の痛み」、「動作時の息切れ」などを招くケースがあると言われています。

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11.肋骨骨折

胸の痛みの中でも肋骨の辺りに強い痛みがある方は肋骨骨折の可能性があります。肋骨骨折は様々な理由で起こりますが転倒やどこかに肋骨を打ち付けて起こることが多いと言われています。

肋骨骨折は骨折をした直後は痛みがなくてもしばらくしてから痛みが出てくるケースもあり、そういった場合は発見がどうしても遅れがちです。また、肋骨の痛みの程度も様々で深呼吸や咳・くしゃみで咳が強まるという方も非常に多いです。

肋骨骨折が疑われる場合は基本的には整形外科を受診することが望ましいですが、レントゲンに写りにくいときがあり発見が遅れることがあるといわれています。その場合はエコーを撮るとはっきりすることもあるそうなので、痛みが続く場合は医師に相談してみましょう。

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12.肺血栓塞栓症

肺血栓塞栓症とは心臓から肺に血液を送るための肺動脈という箇所に血栓が詰まることで起こります。肺動脈が詰まってしまうと酸素の取り込みができなくなったり、心臓が血液を押し出すために働けなくなると言われています。

肺血栓塞栓症が起こると息切れや胸の痛み、せきなどが生じる方が多いと言われています。また、突然の意識消失や心停止が起こることもある非常に恐ろしい病気の一つです。

血栓が作られる原因の一つに長時間動かないことがあると言われています。もちろん、これ以外にも様々な原因はありますが、長時間同じ姿勢を取り続けることを避け、予防することが大切です。

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胸が痛い時に女性がチェックすべきこと

妊娠や生理前の女性ホルモンの乱れが原因かも?

生理や妊娠が関係して胸が痛むという方もいらっしゃいます。中でも多いのが生理前に胸が痛むというケースです。

生理前は女性ホルモンのバランスが変わりやすく乳腺の血行などに変化が起こりやすい時期です。このため、胸全体の痛みや張りを招くことがあると言われています。
また妊娠中も女性ホルモンのバランスが変化する繊細な時期であるため、生理前と同じ理由で胸が痛くなることがあるようです。

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胸が痛いときは何科に行けばいいの?

ここまで胸の痛みを起こす様々な原因について紹介してきましたが、次に実際に胸の痛みがあった際に何科を受診するかについて紹介していきます。

胸痛の専門科って?

胸の痛みの専門科というのは実は存在せず、同じ胸の痛みでも実は原因により診察する科は変わってきます。ただし、一般的に胸の痛みがある場合は循環器内科を受診されることが多いようです。

循環器内科は心臓や血管に関する病気を幅広く取り扱っており胸の痛みの原因となる狭心症や心筋梗塞、心筋炎などにも対応できる科と言われています。ただし、症状がひどく手術が必要な場合は循環器外科に回されて手術となることもあるそうです。

また、胸の痛みを起こす病気の項目でも見ていきましたが、胸の痛みを招くのは心臓や血管だけが原因ではありません。例えば、肺に問題のある気胸などの場合は呼吸器内科や呼吸器外科の方がより専門的に対応してもらえるケースもあるそうです。

痛みの原因がはっきりしない内はまずは大きな病院に行き、そこで検査を受けてから専門の科を受診するという流れを取るのもありだと思います。

ちなみに子供の場合は大人に比べて胸の痛みを訴えることは少ないと言われています。しかし、痛みの訴えがあり見てみて明らかに異常がある場合は受診を考えるようにしましょう。また、大人の身体と子供の身体は異なる面もあるので、まずは小児科を受診して必要であれば更に専門的な科を紹介してもらうと良いでしょう。

どんな検査を受けるの?

胸の痛みがあった場合、まずは胸部X線と心電図の検査を行うことが一般的に多いようです。また、検査の前に問診や身体観察を行いある程度医師の方で目星をつけてくれるそうです。

胸部X線や心電図を行い異常が見つかった場合は更に詳細な検査に移ります。例えば、心電図を撮った結果、心筋梗塞の疑いがあった場合は心筋梗塞の目安になる指標を確認するため血液検査などを行います。大動脈解離や肺血栓塞栓症が疑われた場合は造影剤を使って胸部CTへと移行することもあります。

また、検査では異常がなくても問診で病気の可能性がある場合は医師の判断で追加の検査が行われることもあるそうです。特に狭心症の場合は安静時には症状が無く動作時にのみ症状が現れるパターンがあります。

この場合、医師の診察の際は症状が見られないことがあるので負荷心電図などの検査を行い狭心症の有無を確認します。

料金や時間はどれくらい掛かるの?

次に検査時間や検査料金の目安についてお伝えします。先ほどの項目でも述べたように胸の痛みがあった場合はまずは胸部X線や心電図を行うことが多いです。そして、異常があれば更なる検査を行うことが一般的ですがここでは胸の痛みがあった際に多くの方が行う胸部X線と心電図について紹介します。

■胸部X線
・検査時間:検査自体は簡単な検査なので2~3分で終了することが多いです。
・料金:800円前後

料金に関しては病院により検査形態が異なり少しばらつきがあるようですが、医療保険で3割負担の方は約700~1000円程度で受けられるところが多いようです。ただし、人間ドッグなどのプランに組み込まれているものは少し料金が異なることが多いのでその場合は検査を受ける病院などで確認してみましょう。

■心電図
・検査時間:心電図検査も所要時間は3~5分程度で行えます。
・料金:医療保険で3割負担の方であれば390円前後で受けられます。

また、料金に関しては検査費用に加えて初診料や再診料などが加算され最終的な金額が決定します。どうしても支払う金額が気になる際は事前に症状を伝えて病院にいくらぐらいのお金を持っていけばいいかを確認するのが確実でしょう。

胸が痛いときに起きる症状は?

次に胸がいたい時に合わせて起こる症状について見ていきます。合わせて起こる症状を把握しておくことは正しい原因を把握することにもつながります。また、実際に診察をうける際は胸の痛みに合わせてどのような症状が起こるかについても医師に伝えるようにしましょう。

1.咳が酷い

咳が止まらない症状と、胸の痛みが合わせて起こるという方もいらっしゃいます。また、咳がひどくて胸が痛んでもX線やCTなどで検査をしても何も異常が見つからないというケースもあります。

この場合、骨や筋肉・神経などが痛みを出している可能性があります。咳をすることで決まった狭い場所が疼く場合は骨や筋肉が原因になっていることが多いと言われています。

また、骨粗鬆症の方の場合は咳のし過ぎで肋骨骨折を招くこともあると言われています。咳や痛みが長引いており内科で異常を発見できない場合は一度整形外科を受診してみるのもありでしょう。

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2.くしゃみが止まらない

咳だけではなく、くしゃみの時に胸の痛みが強まるという方もいらっしゃいます。その原因として咳の時と同様に肋骨骨折が隠れている場合があります。また、くしゃみの時に胸が痛い原因の一つに肋間神経痛が関係していることもあります。

肋間神経痛は肋骨の間にある肋間神経という神経が痛みを出している症状です。咳やくしゃみなどの衝撃で胸や肋骨周囲の激しい痛みが生じる場合は肋間神経痛の可能性があります。

この場合は内科や神経内科を受診して適切な診断と治療を受けるようにしましょう。肋間神経痛の場合は痛み止めの薬やひどい場合は注射などで処置を行うこともあるそうです。

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3.息苦しいように感じる

胸の痛みに合わせて息苦しさがある場合は何か肺や心臓に病気が潜んでいる可能性があります。代表的なものとしては心不全や狭心症、心筋梗塞などの心臓の疾患、気胸や肺血栓塞栓症などの肺の病気が背景にあるケースです。

また、実際には心臓に問題がないのに心臓が病気だと思い込み様々な症状を呈する心臓神経症でも息苦しさが出るケースもあります。心臓神経症であれば呼吸器内科や循環器内科ではなく心療内科や精神科での治療が必要となるケースがあります。

ただし、胸の痛みに加えて息苦しさがある場合は心理的な問題ではなく本当に恐ろしい病気が潜んでいることも多いです。このため、息苦しさが合わせてある場合は一度病院を受診して心臓や肺に異常がないかをしっかりと確認してもらいましょう。

4.左手がしびれる

手のしびれも胸の痛みに合わせて起こることがありますがその中でも代表的なものは狭心症や心筋梗塞などがあります。

狭心症や心筋梗塞は胸の痛みが代表的な症状と思われがちですが実際には他にも様々な症状が現れることが多いです。これらの疾患は心臓に栄養を送る冠動脈の血流が悪くなり心臓の筋肉が酸素不足になり上手く働けなくなる疾患です。

特に狭心症の場合は両腕ではなく左腕に痺れが出るため胸の痛みに加えて左腕に痺れがある場合は一度循環器内科で診察を受けてみましょう。狭心症は症状が無いこともあり、放置すると心筋梗塞に発展するリスクもあります。早い段階で身体の異常を感知して治療に臨むようにしましょう。

5.肩が痛い

痺れだけではなく、痛みを招いてしまうというケースもあります。この場合も心筋梗塞や狭心症が背景に隠れているケースが有ります。特に心筋梗塞の場合は激しい痛みが続くことがありますが、胸だけではなく肩や首、背中、顎なども痛むことがあります。

そして、この症状を放置してしまうと心臓に栄養を送ることができないため、心臓の筋肉が壊死してしまい死につながることがあります。胸だけではなく他にも広範囲に強い痛みがあった場合は即座に病院を受診しましょう。

ただし、手のしびれや痛みの原因の中にも実はストレスや心臓病への恐怖心などから起こる心臓神経症が原因になっていることがあります。とはいえ、中々個人で心臓神経症か本当の心臓の疾患かを判断することは難しいです。強い痛みがあった場合は一度しっかりと検査を行い心臓が大丈夫かを確認しておきましょう。

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胸の痛みを予防するには?

最後に、胸の痛みを予防するために大切な6つの原則について紹介していきます。これらの習慣を正しく取り入れることで胸の痛みを予防することができると言われています。

ただし、病状や他の病気との関係、体質によってはこれらの方法が必ずしも良い結果を招くとは限りません。例えば、適度な運動は胸の痛みを予防すると言われていますが、狭心症の場合はかえって胸の痛みを招いています。

ここに書いてある方法を実践することに不安がある場合はまず医師に相談して行うかどうかを決めるようにしましょう。また、実際に行ってみて違和感や不快な症状がみられた際も継続するのではなく、一旦中断して医師に相談してみましょう。

1.塩分を控える

塩分を控えることは胸の痛みの原因となる疾患を予防する上で非常に大切です。塩分においては摂り過ぎると喉の渇きにつながり水分を過剰摂取してしまいます。水分を過剰摂取することで体内の血液量が増え高血圧などにつながります。

高血圧になってしまうと血管にかかる負担が強まり徐々に動脈硬化を招いてしまいます。そして、心臓に栄養を送る冠動脈に動脈硬化が起こると狭心症や心筋梗塞の原因となり胸の痛みにつながります。この流れを予防するため、塩分の過剰な摂取は控えましょう。

厚生労働省では塩分は男性で1日9g未満、女性で1日7.5mg未満の摂取を勧めています。また、既に高血圧の方は1日6g未満が望ましいと言われています。

2.糖分を控える

胸の痛みの予防のためには塩分と合わせて糖分を控えることも大切です。砂糖の目安摂取量は1日5gです。また、これとは別にお菓子からの砂糖は1日20~30gまでなら良いと言われています。しかし、多くの方は砂糖の摂取量が過剰となってしまっています。

糖分を過剰に摂取することは肥満につながると言われています。そして、肥満は糖尿病や高血圧、高脂血症など様々な生活習慣病を招くと言われています。糖尿病になると高血圧を招くリスクが高まり、そこから心筋梗塞や狭心症などを招き胸の痛みが出ることがあります。

また、糖尿病は骨粗鬆症も招きやすくなります。骨粗鬆症になると骨折しやすくなってしまい肋骨骨折などを招くリスクが高まってしまいます。

3.運動をする

運動不足も胸の痛みの原因につながると言われています。運動をする際に心臓が普段よりも強く働き全身に血液を送る必要がありますが運動不足が原因で心臓に栄養を送る冠動脈が動脈硬化を起こしてしまうことがあります。

そして、冠動脈が動脈硬化を起こすと心筋梗塞や狭心症を招いてしまうことがあります。これを予防するためにも定期的な運動を心がけましょう。

ただし、今の段階で運動をすると胸の痛みが強まるという方は既に狭心症を招いている可能性があります。この場合は無理に運動をするのではなく一度受診して医師に相談しながら運動や食習慣を改善していきましょう。

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4.タバコをやめる

タバコも様々な病気を招き胸の痛みにつながります。タバコの煙に含まれているタールは肺に炎症を起こし慢性的な咳や痛みを招くことがあります。また、タバコには他にも様々な物質が含まれていますがニコチンも身体にとって有害です。

ニコチンは血圧や脈拍を上昇させてしまい、心臓への負担を強めます。また、動脈硬化の原因にもなり、狭心症や心筋梗塞を招いてしまうこともあります。

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5.ストレスを溜めない

ストレスを溜め込むことも胸の痛みにつながることがあります。ストレスが溜まると心臓に栄養を送る冠動脈が動脈硬化を起こしやすく狭心症や心筋梗塞の原因になります。

また、自分が心臓の病気にかかるという過剰な恐怖心や不安などのストレスは心臓神経症を招き、あたかも本当の心臓病であるかのように痛みを招くこともあります。

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6.アルコールを控える

アルコールを飲むと胃と食道を結ぶ噴門と呼ばれる箇所が緩みます。これがきっかけになり食道に胃酸が逆流して逆流性食道炎を招くことがあります。逆流性食道炎を招くと胸焼けや胸の痛みにつながるため注意が必要です。飲酒後、すぐに横になることを避け逆流性食道炎を予防するように注意しましょう。

また、アルコールの食道への悪影響は逆流性食道炎だけではありません。アルコールの摂取は食道がんのリスクを高めるとも言われているため過剰摂取にはくれぐれも注意が必要です。

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まとめ

以上が胸の痛みを招く原因や予防法についてです。胸の痛みの背景には心臓病や肺の病気など命に直結する恐ろしい原因が隠れていることもあります。これらの病気を予防して早期に対策を取ることが非常に大切です。

また、胸の痛みでも非常に強い痛みがあった際や呼吸困難感、吐き気などを伴う場合はかかりつけ医にすぐに相談するかすぐに受診をするかをした方が良いでしょう。胸の痛みを招く病気は処置が遅れると死亡率が急速に上がるものも多く迅速な対応が必要なケースもあります。

たかだか胸の痛みと決して侮らず不安な症状がある場合はしっかり病院で検査を受けておくようにしましょう。

原因

概要、発病のメカニズム、症状

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