[腸温活のススメ vol.5]ドキッ!「ママの手、冷たいね」と言われてしまったときの対処法。
じわじわ進んでいる?日本人の低体温化
お子さんの体温を測る機会は、病気のときや健康チェックなどでよくあるはず。でも、自分の平熱が何℃なのか、ちゃんと把握していますか?
現代人の体温は下がってきているといわれています。約60年前、3000人を対象にした大規模な調査では、日本人の平均体温は36.89℃という結果でした。およそ7割の人は平均体温が36.6~37.2℃の間にあり、37℃以上という人も約4割にのぼったといいます。
この数値を見て「意外に高いな」と思う人のほうが多いのではないでしょうか。大人であれば平熱は36℃台前半、なかには35℃台という人も少なくないようです。冷えを実感している人も多いといわれる現代、じわじわと低体温化が進行しているのかもしれません。
子どもに「手が冷たい」と言われたら見直したいこと
体の中では常に「熱」が作り出されて体温が保たれています。その「熱」の量が少なかったり、体を冷やすような食習慣や生活習慣を続けていると、低体温化が進んでしまうことも。その結果、体の隅々まで熱が行き渡りにくくなり、手足の先が冷たい末端冷え性につながる可能性もあります。
体の冷えを自覚していなくても、お子さんに「手が冷たいね」と言われたら、それは自分でも気づいていない、隠れ低体温、隠れ冷え性のサインかもしれません。
10分測定で自分の平熱を知ろう
「もしかして、隠れ冷え性かも?」そう思ったときは、まず自分の平熱をきちんと把握してみることをおすすめします。このとき気をつけたいのは、正確な体温を測るために、10分かけて測るということ。
最近は1分、あるいは数秒~30秒程度で体温が測れる体温計がありますが、これは「予測体温」であって、正確なものではありません。体温を測り始めると、はじめの1~3分は急激に上昇し、それ以後はなだらかに上昇して、10分を過ぎるころから一定の温度を示すようになります。
少し面倒に思うかもしれませんが、自分の状態をきちんと知るためにも、10分測定をぜひやってみてください。
子どもの冷えも進んでいるかも!?
手をつないだとき、逆に子どもの手が冷たいと感じたことのあるママもいるかもしれません。子どもの体温は大人に比べて高いものですが、最近では子どもの低体温化が進んでいるともいわれています。
1938年と1994年の子どもの平均体温を比べてみると、1938年には37.21℃だったのが、1994年には36.26℃に。また平均体温が35℃台の子どもは、1938年にはゼロだったのが、1994年には16.4%まで増えています。
活動するためのエネルギーは、体温が上がることで生まれます。低体温の子どもは1日を通してみると、体温レベルがずっと低く、ピークも午後遅くにくるのが特徴。つまり、勉強や活動になかなかエンジンがかからない状態になりがちということです。体温をしっかり上げておくことは、健康な毎日を過ごすためにはとても大切なことなのです。
「腸温活」で体を温める習慣をつくる!
低体温の改善には、腸から体を温める「腸温活」がおすすめです。体のコアともいえる腸を温めることで、体全体を温めます。湯たんぽやカイロで体の外から温める方法と、食事で体の中から温める方法、ともに効果的です。
湯たんぽやカイロで腸まわりを温める
湯たんぽやカイロを使って腸のまわりを外から温めましょう。湯たんぽといえば眠るときに布団に入れるイメージですが、デスクワークの多い人は、ひざや太ももの上に置く習慣をつけると、気持ちよく冷えを解消できます。
朝の「腸温活」で体を中から温める
体を温めるために大切なのは、実は朝ごはん。特に体が冷えている朝からごはんをしっかり食べて腸を動かすことで、活動のためのエネルギーが作り出されるスイッチが入るのです。特に豆、雑穀、野菜の「食物繊維3兄弟」をバランスよく摂ることで、腸が活発に動きはじめます。具だくさんのスープなどを上手に取りいれて、朝から「腸温活」で体を温めましょう。
体がしっかり温まっていないと、活動のためのエネルギーが不足し、免疫など健康を保つための機能も低下してしまいます。低体温や冷えのサインを感じたら、ふだんの生活を見直して「体を温める習慣」にスイッチしましょう。
腸温活ドクターズ朝カフェが期間限定でオープン!
「腸温活プロジェクト」は、腸をしっかり動かし体を温めるメニューを提供する「腸温活ドクターズ朝カフェ」を、東京・品川の人気カフェ「THE 3RD CAFE by Standard Coffee 品川シーズンテラス店」とのコラボレーションで、2016年11月7日(月)~11日(金)まで朝限定でオープン。
限定カフェでは、医学博士で管理栄養士の本多 京子先生監修の「腸温活モーニングセット」を毎朝先着30名に提供しています。店頭でサーモグラフィーゲートを体験して下さった方には半額の210円で、さらにサーモグラフィで青い色(冷え)と判定された方には、レッドカードならぬ“ブルーカード”を渡し、低体温レスキュー価格として無料で体験できます。
<腸温活モーニングセット内容>
・フジッコ「朝のたべるスープ」
※7種類を日替わりで提供
・胚芽入りブレッド
・特製ディップ(2種)
(1)唐辛子のクリームチーズ
(2)日替わり特製ディップ
・サラダ
・カスピ海ヨーグルト(ハニージンジャーソース入り)
・コーヒー
「腸温活ドクターズ朝カフェ」概要
名称 : 腸温活ドクターズ朝カフェ
期間 : 2016年11月7日(月)~11月11日(金)
店舗所在地 : THE 3RD CAFE by Standard Coffee 品川シーズンテラス店
東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス2F
URL : http://standard-coffee.jp/the3rd/
電話番号 : 03-3474-5595
営業時間 : 7:30~10:00
提供メニュー: 体の保温効果が高い「具だくさんスープ」を中心とした
「腸温活モーニングセット」(税込420円)
※毎朝先着30名様限定(腸温活の日の11月7日(月)は、終日提供予定です)
※サーモグラフィゲートを体験した人には、半額(税込210円)で販売
※サーモグラフィゲートを体験し、ブルーカードをもらった人には、レスキュー価格として無料で体験可能
※サーモグラフィゲートの実施及び特別料金適用はモーニングタイム(7:30~10:00)のみ