バランスボールダイエットで簡単エクササイズ!骨盤のゆがみを直して美ボディを手に入れる方法とは?

バランスボールは自宅で安くできるトレーニング
バランスボールは毎日ジムに通ってトレーニングしたりすることよりもお金をかけることなしに自宅でもできる筋力トレーニンググッズです。
ジムに通った場合、1回当たりの金額が約3,000円~10,000円位とお金も必要になりますが、バランスボールは、いずれも1,000円~2,000円程で手に入れることができます。
そのうえ、太った人が乗ろうが、強く体重をかけようが、耐久性もあるため、ちょっとやそっとのことでは割れたりすることはありません。
テレビを見ている間や、PCを見ている間などの隙間時間に、バランスボールエクササイズを取り入れて筋力アップをしてみませんか?
バランスボールを使った筋力トレーニングには、メリットがいっぱいあるんです。
バランスボールでインナーマッスルを鍛えて脂肪を燃焼しやすくする
まず、インナーマッスルとはどんなもの?どんな役目をしているの?
バランスボールでのエクササイズは通常の運動だと、動きにくい・鍛えにくい部分である身体の奥の方にあるインナーマッスル(深層筋)も動かして鍛えることができます。
インナーマッスルの役目は、私達が身体の各部分を動かす時に、複雑な動きをコントロールする役目を果たします。
運動能力の高い方なら経験したことがあると思いますが、例えばボールを投げる時にも、上手な人だと、ただ単純に投げるのではなく、投げる角度や手首にひねりを加えたりスナップを効かせたりするなどして、細かい工夫を加えながら上手に投げていますよね?
そのような工夫をする時に、インナーマッスルは使われているのです。
だからボールは狙った場所に飛ぶ・素早い攻撃力がある・カッコ良い変化球を投げられたりすることが可能となるのです。
インナーマッスルを鍛えると運動神経が良くなること以外にも、様々な素晴らしいメリットがあります。
インナーマッスルは基礎代謝量が多い筋肉である
インナーマッスルが発達していると何故痩せやすい身体になるのでしょうか?
それは、インナーマッスルには、脂肪を燃焼させる「赤筋」が集中しているからだと考えられています。
脂肪を燃焼させる赤筋には、毛細血管が多く、酸素が豊富に供給されるため、エネルギーを燃やす力が高く、赤筋を増やさないと基礎代謝はアップしにくいのです。
ですので、この赤筋が多いインナーマッスルが多いと、基礎代謝があがり、脂肪を燃やしやすい、痩せ体質になることができるというわけなのです。
ダイエット効果を高めたいと考えている人には、まずインナーマッスルを鍛える(=増やす)ことが、手っ取り早い近道、と言えるんですね。
次からは、インナーマッスルを鍛えることができると、「痩せる」こと以外にも沢山のメリットがあることをご紹介していきます。
バランスボールは全身に偏りがなく鍛えることができる
普通、ジムでする運動や、家でダンベルなどの運動グッズを使って行なう運動の場合だと、身体のどこか一部分(部分的)にしかトレーニングすることができないことはわかりますよね?
この運動だと腕だけ、腹筋だけ、背筋だけ…などです。
そのため、筋力アップさせた筋肉に偏りができてしまって、身体のバランスが悪くなってしまうことになってしまいます。
付いている筋力のバランスが悪いと、
・猫背になる
・二重あごができる
・ポッコリお腹ができる
・たるんだヒップになる
・くびれのないウエストになる
・バストのたるみ
などの原因になります。
せっかく頑張って運動しているのに、これでは本当に見た目も悪くなり大変勿体無いのです。
バランスボールによるエクササイズをすることにより、いっぺんに色々な場所の筋力を使うとともに、私達の身体に自然と細かいバランス感覚を鍛えることを実現させますので、このような症状が出る予防にもなるといわれています。
バランスボールは骨盤のゆがみを解消し、下半身太り解消に期待できる
一度出産をされた方なら、出産時に骨盤が広がって、下半身の血流やリンパの流れが悪くなるためにむくんでしまい、下半身太りの原因となってしまうこともありますよね。
骨盤が通常よりも大きく開いて内臓を支えきれなくなると、胃下垂や腎下垂になって腸や子宮や膀胱が圧迫され、
・下痢や便秘
・ひどい生理痛や生理不順
・尿漏れ
などを起こすことがあるそうです。
代謝が悪くなるので太りやすく痩せにくくなりますし、筋肉や神経に過度の負担をかけることから腰痛や冷え性などにもなりやすくなります。
バランスボールを使ってゆがんでしまった骨盤を矯正するエクササイズ方法がありますのでご紹介します。
バランスボールを使った骨盤矯正エクササイズ法
まず、バランスボールに姿勢を伸ばして普通に座って下さい。
次に、膝の上に両手を置いたまま、片足だけを90度の角度になるように上げたままキープします。
片足を上げると不安定になりますが、目線は真っ直ぐ、姿勢は良くしたままでできるだけキープさせられるようにしてみてください。
これだけで、ゆがんだ骨盤の位置を正しく戻すことができます。
バランスボールを使って運動を続けると姿勢が良くなる
体幹・コアが強くなることによって腰痛や肩こりを解消できたり怪我を予防する
日頃、腰痛や肩こりで悩まされている人は、バランスボールでエクササイズをすることによって、ボールの上でバランスを取るために、全身の筋肉を使い、猫背で血のめぐりが悪かった人も、背中の筋肉が緩んで血流が良くなり、自然と背筋が伸び、姿勢が良くなってくるでしょう。
また、座った姿勢でエクササイズする時には骨盤周辺の筋肉を動かし、体幹筋肉も鍛えられ代謝アップにも繋がりそうです。
そして、バランスボールによってインナーマッスルが鍛えられると、筋肉の動かし方が上手くなりますので、怪我をしにくくなるとも言われています。
それは何故かを簡単にいうと、身体の筋肉にはアウターマッスルとインナーマッスルとの2種類がありまして、アウターマッスルが身体を動かすメインの筋肉として一生懸命働こうとする時に、インナーマッスルが上手にサポートをしてくれるからです。
ですが、インナーマッスルが補佐をしてくれるからといってアウターマッスルを使うことを怠るのではなく、(インナーマッスルばかりが優先的に働けば肩こりの原因となってしまいますので)バランスボールでインナーマッスルを鍛えることと同時進行で、アウターマッスルを鍛えることにも気を付けなければなりません。
マッサージや整骨院、カイロプラティックに行ったり湿布や鎮痛剤に頼ることなく、私たちの身体の素材そのものの使い方を変えていくだけで、悩まされる人が多い腰痛や肩こりも解消できるなんて、こんなに素敵なことって他にないですよね。
姿勢が良くなると痩せやすくなる?
バランスボールによってインナーマッスルを鍛えると、姿勢が良くなる、と言われています。
ですが、姿勢が良くなるとどのようなメリットがあるのでしょうか?
・悪い姿勢を続けていると、首や肩、腰などにある筋肉のバランスが崩れ、必要以上に負担がかかってしまい筋肉が疲労し、コリや痛みを引き起こします。
・筋肉のバランスを正常に保てるようになりますので、肩コリ、首のコリ、腰痛、手足のしびれなどの、悪い姿勢が引き起こす様々な症状を改善することが出来るようになるんですね。
・バストアップしてヒップが引き締まり、見た目のプロポーションが良くなり、好感度もアップします。
その結果自信もつき、物事を前向きにとらえられるようになり、物事が好転するというメリットも期待できるようになります。
・肥満予防や肥満防止などのダイエット効果も期待できるようになります。
これは姿勢を良くキープすることにより、血流がよくなった結果、体質が改善されたため、痩やすくなったり、太りにくくなるのが理由として考えられます。
・自然に楽な状態で声を出すことができ、声の出もよくなります。
正しい姿勢の状態だと、体のバランスが保たれ、呼吸も楽にできるし、首や肩、腰にも負担がかからない。その結果、肩や首のコリ、腰痛が緩和されたり改善されるようになります。
姿勢が良くなることは基礎代謝を上げるためにも有効だと思われています。
ちなみに基礎代謝というのは人間が横になっていて、なにもしなくても呼吸をしたり体温を保ったりするのに必要なエネルギーのことです。
人が一日に消費するエネルギーのうち約7割を占めているが、16~18歳をピークに年齢とともにだんだん減っていきます。
また、姿勢の良し悪しは「便秘」「冷え性」などにも影響を与えると言われています。
姿勢が良いことって、とても重要なことなんですね。
バランスをとるだけでもかなりの運動に
バランスボールにただ乗ることだけでも、ボールが動いて不安定になるので、寝ながらではできないし、平衡感覚やバランス感覚を使いながら気力を使わなければ上手くエクササイズができませんよね?
バランスボールは、ヨガにあるような難易度の高いポーズをしなくても、誰でも簡単に効果的なエクササイズをすることが可能です。
バランスボールを使ったエクササイズを次からいくつかご紹介していきたいと思います。
バランスボールを使った簡単にできる運動
テレビやPCを見ながら座っている最中にも行なうことのできるエクササイズです。
バランスボールに座ってバウンドする際に、身体が左右に動いてしまってはだめなんですね。
自分でも、骨盤の動かし方を気にしながら、細かい運動をすることが大切のようですね。
このエクササイズは、両手を使いますので、テレビを見ている時に行なうと良いと思います。
バレエをやっている時にのように、手先までよく伸ばしながら、ゆっくりと丁寧に行なうように心掛けるととても効果がありそうですね。
ヨガマットを1枚用意して、その上に横になり、太ももとふくらはぎでバランスボールを掴むようにしながら左右に動かすエクササイズです。
その状態のまま軽く上体だけを起こして腹筋運動のようなことをしたりもできます。
下半身のインナーマッスルが鍛えられそうなエクササイズですね。
動画後半では、後ろ手にバランスボールを両手で持って、軽く上下に上げ下げするというエクササイズも行われています。
普段使えていない部分の筋肉が動きそう!
少しレベルがアップするエクササイズですが、バランスボールを上半身で支えた状態のまま、ヨガマットの上を前後にコロコロする、という腹筋や体幹を鍛えることができるエクササイズです。
最初は慣れるまで少し難しそうですが、慣れると面白そうな動きかもしれない!?
試してみてくださいね。
仰向けになるような格好でバランスボールの上に乗っかってリラックスした状態で、背筋が伸びきったところで両手を真っ直ぐ伸ばしたまま前後に身体をゆっくりと移動させるように行なうエクササイズです。
全身を使うとともに、姿勢が良くなりそうなエクササイズですね!
後ろに思いきり転がっていかないように気を付けながら、是非行なってみてくださいね。
バランスボールの選び方
バランスボールで効果的にエクササイズを行なうためには、ボールの選び方にもポイントがあります。
素材や感触はもちろん好きなものを選んで良いのですが、絶対に外してはいけないのは大きさです。
メーカーにもよりますが、だいたいのバランスボールは3サイズに分かれています。
自分の身長から考えて、最適なサイズのバランスボールを選ぶようにしてみてください。
選び方については、下記の基準で考えると良いでしょう。
・Sサイズ(直径55cm):身長155cm未満の場合
・Mサイズ(直径65cm):身長175cm未満の場合
・Lサイズ(直径75cm):身長175cm以上の場合
もし可能であれば、買う前に実際に座ってみることをお勧めします。
バランスボールに座ってみて、足を90度の角度にできればOKです。
スポーツショップなどにいって確認してみてください。
おわりに
バランスボールは、身体の内部のゆがみを元に戻したり、鍛えることのできるエクササイズができるツールです。
若い方は姿勢を良くしたり、慢性化している肩こりなどの苦しみを解消させることができたり、お年寄りの方は、筋肉の動きが良くなりますので、リハビリにバランスボールエクササイズが使用されていたり、ケガの予防にも役立てられるお得な運動方法です。
何よりも、姿勢が良くなることによって、見た目もしなやかな印象で綺麗に見えて美しくなりますので、バランスボールを使ったエクササイズを、日常のライフスタイルの中に是非、取り入れてみてくださいね!