お洒落シニヨンの作り方!実は簡単?女子力アップの華やかアレンジ法を伝授!
今、一番おしゃれな髪型!シニヨンの作り方とは?
毎日忙しくて、いつも同じヘアスタイルになってませんか?たまには気分を変えて、人気のお洒落シニヨンにしてみましょう。シニヨンは難しそうにみえて、実はとっても簡単にできるんですよ。基本的には、髪の毛を一つにまとめてねじり、丸い形にしてピンで留めるだけです。凝った作り方に見えるアレンジシニヨンも、作り方はわりと簡単で、美容院に行かなくても自分でできてしまいます。
結び方をふんわりさせたり、結ぶ位置を変えたりするだけで雰囲気が変わるので、いろんなシチュエーションで使えます。着物や浴衣に似合うシニヨンの作り方、くるりんぱでアレンジしたシニヨンの作り方、就活のためのシニヨンの作り方など、どれも簡単なものばかり集めてみました。
これまで不器用だから作れない、とシニヨンを敬遠していた人も「こんなに簡単だったなんて!」と思うはずです。基本をマスターして、色んなアレンジをしてみましょう!
シニヨンとは
束ねた髪を丸くまとめたヘアスタイル
シニヨンは簡単に説明すると、後ろで一つに束ねた髪の毛を丸くまとめて固定したヘアスタイルです。まとめ方によって印象が変わり、色んなアレンジができます。きつめに作ったシニヨンはキリリとした雰囲気に、ゆるくふんわり作ると可愛い感じになります。編み込みや、三つ編みなどでアレンジしたシニヨンはパーティシーンで華やかな印象を持たれます。
作る位置でも印象が大きく変わり、低い位置で作ったシニヨンはエレガントで落ち着いた雰囲気になり、高い位置で作ると若く元気な雰囲気になります。
「お団子頭」と呼ばれることも
シニヨンは、その見た目から「お団子頭」と親しみを持った呼ばれ方をしています。確かに、頭の上の方でチョコンと丸く作られているとお団子のようにみえますね。
シニヨンヘアの職業といえば、バレリーナやキャビンアテンダントの方々が思い浮かびます。シニヨンは髪の毛が衣服などにひっかからず、動きも邪魔しないので最適です。ファッションショーでも衣装を目立たせるために、衣装にかからないシニヨンが多用されています。
シニヨンは17世紀から存在していて、時代とともに様々な形や大きさに変化してきました。当時のファッションや時代背景に合わせて変化を重ねたシニヨンは、現在ではふんわりと柔らかく結ぶのが主流になっています。
ピンだけで作る基本のシニヨンの作り方をマスターする
髪の毛を後ろでクルクルねじる
基本のシニヨンの作り方です。基本を覚えれば、ここから色んなアレンジを楽しめるようになります。慣れれば手早くできるようになります。寝坊した朝、寝癖を直すよりも早くできるのでおすすめですよ。シニヨンにすることで、いつもより手をかけてるように見られて得するかもしれません。
ストレートヘアの人は、シニヨンを作る前に軽く髪の毛を巻いておきましょう。髪の毛全体にワックスをなじませてからまとめると、くずれにくく綺麗なシニヨンになります。
時間がない時の裏技としては、わざと髪の毛をぐしゃぐしゃにして、全体に軽く固めるタイプのヘアスプレーをすると作りやすくなります。ただし、髪の毛が絡まり傷んでしまうおそれもあるので、あくまでも緊急事態の時だけにしてくださいね。
<作り方>
髪の毛を後ろでひとつにまとめます。束ねた髪の毛を、くるくると毛先までねじりあげます。ゆるくねじるとくずれやすくなるので、きつめにねじるのがポイントです。
ねじりながら丸く毛先をまとめる
くるくると毛先までねじりあげると、だんだんと髪の毛がひとりでに丸くなってきます。これを利用して、そのまま丸い形にまとめていきます。緩めないように気をつけてくださいね。
まとめる位置は高いと若々しく元気な感じに、低い位置なら大人っぽくシックな雰囲気になります。その日の服装によって決めてくださいね。
お団子の形にしてピンで留めて出来上がり
お団子の形になったら、ピンで留めます。この時、地肌の方の髪をすくいあげるように一緒に留めてください。1本では不安定なので、シニヨンの周りを一周させるように何か所かピンで留めて固定します。大きめのアメピンを使うと留めやすく、くずれにくいです。飛び出てくる毛先は中に入れ込むようにしてください。
シニヨンを留めるためのピンは、「ネジピン」と呼ばれるネジ状になっているタイプもあります。シニヨンの中心に向かって、ネジピンをぐるぐる回しながら押し込んでいくとしっかり固定されます。髪の毛が多くて、シニヨンがすぐにくずれてしまう人はネジピンを使ってみるのもいいでしょう。
これが基本のシニヨンの作り方です。簡単にできそうな気がしませんか?
大人気のくるりんぱを使ったシニヨンの作り方
髪の毛をひとつにまとめて、ゴムで留める
普段から「くるりんぱ」をしている人が多くなりましたね。「くるりんぱ」は誰にでも簡単にできて、これだけで断然お洒落に差がつきますので覚えておきましょう。くるりんぱを応用すれば、憧れていた素敵な髪型を自分で簡単に作れるようになれますよ。
<作り方>
髪の毛を後ろでひとつにまとめて、ゴムで結びます。トップの髪がつぶれないように気をつけましょう。
ブラシを使うより手グシでざっくりとまとめると、こなれ感がでます。髪の毛全体にワックスをなじませておくとまとめやすくなります。
ここでくるりんぱを一回する
ゴムを下にすこしだけずらします。ゴムの上の髪を半分に割って、髪の毛を通すための空間をつくります。その空間に上から毛先を入れ込み、下へ引っ張りながら全部通します。
たったこれだけで、見違えるようにお洒落になります。これが「くるりんぱ」の基本の作り方です。髪の毛が乱れた時は、穴に入れた後で毛先を両側に引っ張ると綺麗に整います。
もう一度くるりんぱを途中まで
くるりんぱをした毛先を、下からくるくると内巻きにしていきます。上まで巻いたら、もう一度空間に入れ込みます。全部通さずに、途中で止めてくださいね。
ロングヘアの人は2回ほど毛先を穴に通して長さを調整すると、まとめやすいです。
毛先をピンでしっかり固定
くずれないように片手で押さえながら、ピンでしっかり固定します。飛び出してくる毛先は中に入れ込むようにしてください。
これだけでも充分可愛いのですが、最後にもうひと手間かけてあげると仕上がりに差がでます。
シニヨンの両端を広げてピンで固定する
全体のバランスを見ながらシニヨンの両側を少しずつ広げてピンで固定します。最後にトップの髪の毛をつまんで高さをだしましょう。
これで、出来上がりです。この髪型は「ギブソンタック」と呼ばれ、海外では定番のヘアアレンジです。海外セレブやモデルさんがしていたことから、日本でも人気が広まったといわれています。編み込んだり、リボンやバレッタなどでアレンジするとより華やかになります。
最後に作り方を動画でご紹介しますので、こちらもぜひご覧ください。
ギブソンタック 基本編 ひとりで出来る簡単ヘアアレンジ69
浴衣や着物に似合う上品シニヨンの作り方
後ろでゆるく三つ編みにする
縦型で上品な、浴衣や着物の時に似合うシニヨンの作り方です。低い位置にまとまたシニヨンはエレガントな雰囲気になりますので、大人っぽく仕上げたい場面では低めに作ってください。基本のシニヨンを三つ編みにして作るイメージです。
<作り方>
髪の毛を後ろでまとめてざっくりと三等分にわけて、ゆるく三つ編みにします。
縦に半分に重ねる
毛先まで三つ編みをしたら、毛先が地肌側になるように毛束を縦に半分に折って重ねます。難しい時は、三つ編みにした毛先をいったんゴムで結ぶとやりやすくなりますよ。その場合は、半分にした時にゴムが見えないよう気をつけてくださいね。
ピンで固定して、仕上げはお気に入りのヘアアクセ
重ねた部分を手で押さえながら、ピンで数か所留めます。地肌の方の髪の毛をすくうように一緒に留めてください。重ねた部分がくずれてこないように、しっかり留めてくださいね。
さらに上からお気に入りのバレッタを留めてみましょう。これで安定感が増し、浴衣や着物に似合う上品シニヨンの完成です。浴衣や着物はめったに着る機会がありません。せっかくだから、いつもと違うアレンジで雰囲気を変えてみましょう。
就活におすすめ!好感度アップのシニヨンの作り方
耳の後ろの位置でポニーテールを作る
就活では面接官に好印象を与えるために、後れ毛などないようしっかり結ぶことが大事です。作る前に丁寧にブラッシングをして髪の毛にツヤを出しましょう。まとめやすいように、事前に髪の毛を巻いておきます。髪型にも気合をいれて面接に臨みましょう。
<作り方>
髪の毛を一つにまとめてポニーテールにします。高さは耳の後ろの位置に合わせてください。結ぶときは、頭のてっぺんがつぶれないようにしましょう。盛り過ぎないよう気をつけながら、正面からみて少しだけ丸みを帯びるくらいにすると、明るい印象になります。
毛先をねじりながら巻き付ける
ポニーテールにした毛先をきつめにねじりあげます。毛先がピョンピョン飛び出してくるようなら、ワックスなどをつけてからねじってください。ねじりながら、ゴムに髪の毛をグルグル巻き付けて、お団子にしていきます。
ピンでしっかりと固定する
毛先を中に入れ込むようにしながら、ピンで留めて固定します。シニヨンを一周させるように数か所留めると安定します。軽く頭を振って、くずれないかどうか確認しましょう。髪の毛の乱れは相手に良くない印象を与えてしまいます。鏡で後ろがどうなっているのか、必ず確認しましょう。
後れ毛禁止!仕上げはワックスでおさえる
最後に後れ毛をワックスで押さえて仕上げます。手でつけるより、スプレータイプのワックスを使って抑えたほうが、後ろにも届くので便利です。
わかりにくい時は、動画を参考にして作ってみてくださいね。しっかり作るためくずれにくいので、就活だけではなくオフィスやスポーツシーンでも使えるシニヨンです。
就活おすすめヘアのシンプルシニョンスタイル3 アトリエはるか
ボブでも簡単に可愛いシニヨンが作れる
最初に毛先を巻く
シニヨンを作るには、ある程度の髪の長さが必要となりますが、必ずしもロングヘアでなければシニヨンに出来ないわけではありません。ボブの人でも簡単にできるシニヨンの作り方を紹介します。これまで髪が短いからと諦めていた人も是非シニヨンスタイルにしてみてください。ますますお洒落をするのが楽しくなりますよ。
<作り方>
まとめやすいように、まずは髪の毛全体を巻いておきます。
うなじ近くの低い位置で結ぶ
髪の毛を後ろでざっくりと一つにまとめて、うなじに近い低めの位置でゴムで結びます。結んだら、トップの髪を指でつまんで少し引き出し、高さと毛束感を出します。ここがお洒落シニヨンになるかどうかの大事なひと手間です。
毛先を二つに分けてそれぞれねじる
結んだ髪の毛を二つに分けて、それぞれクルクルとねじっていきます。同時に二つねじらなくて大丈夫です。まずは一つの毛束を毛先までクルクルねじりましょう。
ゴムの部分にピンで留める
ねじった毛先を丸めて、ゴムの部分にピンで留めて固定します。もう一つの毛束も同じように毛先までクルクルねじり、ゴムにピンで留めて固定します。固定したらバランスを整えるように、丸めた毛束を少しだけほぐします。くずさない程度に気をつけてほぐしてください。最後にゴムの部分を隠すように、お気に入りのヘアアクセサリーをつけたら完成です。バレッタよりも、リボンかシュシュの方がおすすめです。
あまり作りこまずに、ラフに仕上げるのが可愛くするコツです。顔周りの髪の毛を一束残しておくと小顔効果もあって、可愛いですよ。低い位置でラフに作っているので、帽子との相性も抜群です。暑い時期などは、ボブの人もシニヨンスタイルにして爽やかに乗り切りましょう!
お気に入りアイテムをプラスして、シニヨンをもっと素敵に
いろいろなシチュエーション別のシニヨン作り方をご紹介しましたが、いかがでしたか?思っていたよりも簡単で、自分でもできそうなものばかりですよね。編み込みができなくても、「くるりんぱ」を応用すれば編み込み風のシニヨンになります。急なお呼ばれなどで、美容院の予約がとれなくても自分で可愛いシニヨンが作れたら素敵ですよね。
ヘアスタイルが変わると、オシャレの幅も今よりぐっと広がります。バレッタやリボン、ヘアバンドなどお気に入りのアイテムをプラスして、自分らしく可愛いシニヨンヘアを楽しんでください。