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【結膜炎完全ガイド】うつる場合は登校禁止?眼帯は感染防止に効果なし!その種類9つ!4つの原因と症状、治療法について解説!

結膜炎の治療や症状

結膜炎は「よくある軽い病気」と思っていませんか?実は結膜炎は種類によって、学校や仕事を休む必要があるものや、視力低下など後遺症を残す場合もある、油断できない病気なんです。こちらでは結膜炎について、症状や原因、種類、治療について、それから人にうつさない方法などもご紹介します。

結膜炎とは

結膜が赤く充血する

結膜炎は、結膜が炎症を起こして赤く充血してしまう病気です。結膜とは上下のまぶたの裏側と、白目の部分を覆っている、半透明の薄い膜を指します。この結膜は外部と眼球内部を隔て、なおかつ眼球が自由に動かせるように、まぶたの裏側と眼球前方の表面を繋いでいるため、袋状になっています。

その構造から結膜には異物がたまりやすく、更にまぶたが開いている間はずっと外界にさらされていること、そして常に涙で濡れているため、水分や温度、栄養があるという、細菌やウイルスにとって最適な環境にあるため、炎症を起こしやすいと言われています。

感染やアレルギーで起こる

結膜炎はウイルスや細菌に感染した場合や、アレルギーで起こり、その原因によって「ウイルス性結膜炎」「細菌性結膜炎」「アレルギー性結膜炎」に大きくわけることができます。

一般的に感染力が強く、人にうつす可能性があるのは、「ウイルス性結膜炎」で、このウイルス性の結膜炎と診断された場合は、医師の許可がおりるまで学校は休むのが基本とされています。

結膜炎の症状

結膜炎にかかると、どのような症状が出るのでしょうか?考えられるものを、こちらでご紹介したいと思います。

目やにが多く出る

結膜炎の症状のひとつとして、まず目やにが多く出ることがあげられます。目やにとは、結膜や角膜上皮から分泌される、ムチンを主な成分とする粘液に、涙やホコリ、ゴミ、それから代謝活動でできた老廃物などが混ざったものです。

これは通常まばたきによって、目頭にある涙嚢に洗い流されていくのですが、睡眠中はまばたきができないので、起床時には健康な人でも目尻などに、乾いた目やにが付着していることがあります。

ただ大量に目やにが出たり、普段と色が違うなどの異常が見られた場合は、細菌やウイルス、アレルギー物質などが目に侵入したために起こった、免疫反応の可能性があります。目に細菌などが侵入した場合、体内の白血球がその異物を取り込んだり、分解したりして、目やにとして異物を体外に排出するのだそうです。

結膜炎の場合、一般的に細菌による感染が原因の場合は「黄緑色でドロッとした、膿状の目やに」が、ウイルスによる感染の場合は「白っぽく、ネバネバと糸を引いたような目やに」が、そしてアレルギーが原因の場合は「涙のような、さらさらとした目やに」が出ると言われています。

目やに

白目が充血する

白目が充血するのは、結膜炎の典型的な症状と言えます。一般的に「充血」というのは、白目の血管が拡張して赤く見えるもので、この充血が起こっていて、目やにもたくさん出る場合は、結膜炎の可能性が高いようです。

結膜には目を保護する役目があるため、血管やリンパ管がたくさん集まっていて、その中に流れている血液やリンパ液には白血球やリンパ球が多く存在します。そこへ細菌やウイルスが侵入すると、白血球やリンパ球が集まって異物を攻撃するため、血流が増えて目の血管が太くなります。これが「白目」が充血する理由だと言われています。

眼の異物感や違和感

眼がゴロゴロするなど、眼の中に何かが入っているような異物感や違和感がある、というのも結膜炎の症状のひとつです。まぶたの裏にブツブツができたり、強いかゆみを感じることもあるので、つい手でこすってしまいがちですが、それが原因で人にうつる場合もあるので、触らないように注意しましょう。

なお眼に異物感や違和感がある場合、例えば「スクラブ」「植物の小さな実や破片」「砂ぼこり」などの異物が実際に眼に入っていることもあり、こういったものは風の強い日や、植物のお世話をしている時に、気付かない内に眼の中に入ってしまうようです。

こういった異物が気になって眼をこすってしまうと、傷がつくことがあり、そういった傷があると細菌やウイルスなどに感染しやすいため、結膜炎の原因になることもあると言われています。

まぶたの腫れや赤み

結膜炎の症状として、まぶたの腫れや赤みが出ることもあります。ただこのまぶたの腫れや赤み、それからまぶたに痛みを伴う、しこりがあるという場合は、いわゆる「ものもらい」「めばちこ」の可能性もあります。

結膜炎の原因

こちらでは、結膜炎の原因についてご紹介したいと思います。

細菌による感染

細菌に感染することで起こる結膜炎の場合、原因となる細菌は「インフルエンザ菌」「肺炎球菌」「黄色ブドウ球菌」などがあげられます。細菌性の場合は比較的感染力が弱いため、危険度はそれほど高くないとされていますが、例えば目に傷を負ったり、風邪をひいたりして、身体の抵抗力が落ちている時や、子供の場合は感染しやすいと言われています。

乳幼児や子供の場合は、冬に「インフルエンザ菌」によって発症するケースが目立ち、それに比べると年齢層が高くなるのが「肺炎球菌」による結膜炎で、「黄色ブドウ球菌」が原因となる結膜炎は、高齢者に多いと言われています。

ウイルスによる感染

ウイルスの感染が原因で起こる結膜炎の場合、原因となるウイルスは「アデノウイルス」「エンテロウイルス」「コクサッキーウイルス」などがあげられます。

ウイルス性の結膜炎は細菌性のものと比べて、全ての症状が強く現れると言われ、感染力が強く、人から人へうつるケースが多いことが特徴です。感染してから症状が出るまでの日数はウイルスの種類によって違うことや、個人差もあるので一概には言えませんが、基本的に2週間ほどは症状が続くと言われています。

アレルギーによるもの

アレルギーで起こる結膜炎の場合、原因となるのは花粉やカビ、ダニ、ペットの毛、チリ、カビ、特定の食べ物、それからアトピーやコンタクトレンズなどがあげられます。

ホコリなど季節を問わず起こる通年性のアレルギーと、花粉のように特定の季節にだけ起こる季節性のアレルギーがあり、中でも症状が強く春から夏にかけて悪化する、アレルギー性の結膜炎には「春季カタル」があります。

アレルギーによる結膜炎の場合は、症状は眼だけに留まらず、気管支ぜんそくや鼻炎、皮膚炎など、様々な症状が伴うこともあるため、異常を感じた場合はできるだけ早く眼科を受診することが勧められています。

外傷によるもの

眼に怪我をしていたり、異物が入ることなどが原因で傷ができていたりすると、細菌やウイルスに感染しやすいため、結膜炎の原因となることがあります。

眼の怪我や傷の原因は様々で、例えば洗剤などの液体が目にかかる、飛んできた何かが目に入る、刃物で切る、針などで刺す、ペットに引っかかれる、球技のボールが当たった、コンタクトレンズの不適切な使用、などがあげられます。

特に薬品や化学物質などが目に入った場合は、なによりもすぐに眼を洗うことが重要で、最低10分以上は洗面器に張った水などを使って、しっかり眼を洗い、その後に眼科を受診することが勧められています。

結膜炎の種類

ウイルス性結膜炎

ウイルス性結膜炎は、細菌よりも更に小さな微生物であるウイルスに感染して起こる結膜炎で、ウイルスは温かいところを好むため、夏場に流行することが多いようです。原因となるウイルスは「アデノウイルス」「エンテロウイルス」「コクサッキーウイルス」などがあげられ、特にアデノウイルスによるものが多いと言われています。

ウイルス性結膜炎にはウイルスのタイプによって種類があり、代表的なものに「流行性結膜炎」「咽頭結膜熱」「急性出血性結膜炎」があげられます。

症状は、結膜の充血、目やにが多く出る、まぶたが腫れる、まぶたの裏側にブツブツができる、目がごろごろする、眩しく感じるなどの他に、耳の前を触ると痛みを伴うグリグリとした腫れが出ることもあります。これはウイルスと戦う、免疫機能を司るリンパ節の腫れで、ウイルス性結膜炎の特徴的な症状と言われています。

ウイルス性結膜炎の場合、結膜の細胞のウイルスを効果的に排除する薬がないため、治療は目の不快な症状を緩和するための点眼薬や、抵抗力が落ちていることで、新たな細菌に感染することを防ぐために、抗菌作用のある点眼薬などを使うようです。

多くは1~2週間程度で治るようですが、結膜の炎症が強い場合や、抵抗力が落ちている状態だと、1か月ほどかかることもあると言われています。

なおウイルス性結膜炎は人にうつるので、学校は医師が伝染の恐れはないと判断するまで休むのが基本です。また職場でも休むことが義務づけられているところもあるので、確認をとることが勧められています。

流行性角結膜炎(はやり目)

流行性角結膜炎は、一般的に「はやり目」と呼ばれ、風邪をひき起こす「アデノウイルス」が原因で起こります。症状は他のウイルス性結膜炎よりも強く、白目の充血や目やに、腫れや痛みを伴うこともありますが、かゆみはほとんどないそうです。また耳の前やアゴの下にあるリンパ節が腫れることもあります。

症状が強い場合は、まぶたの裏に「偽膜」という白い膜ができることがあり、これは成人よりも幼い子どもに生じやすいと言われています。この流行性角結膜炎は、発症してから約10日前後で軽快することが多いようですが、炎症が強い場合、角膜の表面に小さな濁りが出ることがあります。自己判断で治療をやめてしまうと、視力低下などに繋がる可能性があるので、医師の指示に従いしっかり治療しましょう。

なお流行性角結膜炎は学校保健法で「第三種伝染病」とされているため、医師の許可が下りるまで学校は出席停止となります。社会人でも集団感染を防止するために、できるだけ仕事を休むのが望ましく、特に学校や医療施設、接客業関係は、休業を義務づけている会社もあるようです。

人に感染させる恐れのある期間は約1~2週間とされていますが、結膜炎の程度や個人差もあるため、医師の許可が出るまでは休むようにしましょう。

咽頭結膜熱(プール熱)

咽頭結膜熱はアデノウイルスに感染することで起こる結膜炎で、夏場にプールの水を介して子どもに感染することが多いため「プール熱」とも呼ばれています。ただプールに入らないとかからないという訳ではなく、例えば赤ちゃんにも上の子が感染するとうつることもあります。

咽頭結膜熱は急な高熱で発症し、39~40℃の熱が3~7日と長く続き、その後にのどの痛みや結膜の充血が現れるそうです。目の症状としては痛みやかゆみ、目やにが出る、眩しく感じる、涙が止まらないなどがあげられ、こういった症状は一般的に片目から始まり、多くの場合はもう一方にも広がります。また風邪のように全身がだるくなったり、頭痛や吐き気、腹痛や下痢が起きることもあるそうです。

感染してから発病までは5~7日の潜伏期間があり、発病から10日程度でよくなっていきますが、治った後もウイルスは、のどからは発病後7~14日間、便からは30日程度、排出し続けるため注意が必要だと言われています。

なおこの咽頭結膜熱は、学校保健法で「第二種伝染病」とされており、症状がなくなった後、2日を経過するまでは出席停止になります。登園や登校については医師の指示に従いましょう。

急性出血性結膜炎

急性出血性結膜炎は、「エンテロウイルス」か「コクサッキーウイルス」が原因で起こるウイルス性の結膜炎です。アポロが月にいった1969年に流行し、ウイルスが確認されたため、別名「アポロ病」とも呼ばれています。

潜伏期間が約1日と短いことと、白目が真っ赤になる「結膜下出血」を起こすことが特徴です。白目が真っ赤になると慌ててしまう方が多いようですが、出血はそのうち吸収されるので心配はいらないと言われています。

症状は急激に起こり、炎症が強い場合は角膜に小さな傷ができることもありますが、濁りになることはなく、発病後1週間程度と、短い期間で治ることがほとんどのようです。なおこの「急性出血性結膜炎」は学校保健法で、「第三種伝染病」と位置づけられており、医師が伝染の恐れはないと判断するまで出席停止とされています。

クラミジア結膜炎

クラミジア結膜炎とは、クラミジアに感染することで発症する結膜炎です。かつては「トラコーマ」と呼ばれ、日本だけでなく世界中で失明の主な原因として知られていましたが、環境衛生が改善されたことで先進国では激減したと言われています。原因はSTD(性感染症)によるものが、ほとんどとのことです。

クラミジア結膜炎の症状は、まぶたが腫れ、結膜が充血し、目やにが出て、まぶたの裏に小さなブツブツが現れますが、このブツブツが大きくなり結膜だけでなく角膜にも炎症が起きると、視力や生殖器にも影響が現れるそうです。

クラミジアは有効な抗生物質によって治療が可能ですが、病原体そのものの除去には数か月ほどかかると言われています。この治療を十分に受けていない女性が出産した場合、産道のクラミジアが新生児の結膜や咽頭、肺などに付着することで、結膜炎や肺炎、中耳炎などを発症する可能性があります。

病気を完全に治し、感染を防ぐために、医師の指示に従いしっかりと治療を行うこと、それから性交渉のパートナーにも検査、治療を勧めるようにしましょう。

細菌性結膜炎

細菌性結膜炎は「インフルエンザ菌」「肺炎球菌」「黄色ブドウ球菌」などの細菌に感染することで起こる結膜炎です。白目の充血、それから黄色や黄緑色のドロッとした膿状の目やにが出る場合は、細菌性結膜炎の疑いがあります。また目の不快な症状以外に、のどの痛みや発熱など、風邪に似た症状が現れることもあるようです。

なお細菌性結膜炎の場合は、ウイルス性結膜炎とは違い、有効な点眼薬があるため1~2週間程度で完治することがほとんどです。菌の種類については培養などによってわかるものなので、まずは多くの菌にそれなりの効果がある、抗菌薬の点眼を行い、それで効果が弱い場合は、培養で判明した菌に対する抗菌薬の点眼を行うようです。

赤ちゃん特有の結膜炎

赤ちゃん特有の結膜炎として、「新生児結膜炎(乳児結膜炎)」があります。これは出産時の産道感染によるものが多く、その原因には、「淋菌」「クラミジア」「単純ヘルペスウイルス」「ブドウ球菌」「アデノウイルス」などがあげられます。

また赤ちゃんは鼻涙管(びるいかん)という、涙が鼻の奥へ吸収されるための通り道がまだ完成していないことがあり、その場合は手前にある涙のうに目やにが溜まることで「涙のう炎」を起こし、それが結膜炎の原因となる場合もあるようです。

もし赤ちゃんの目が赤い、黄色っぽい目やにがたくさん出ている、という場合は結膜炎の可能性があるので、眼科や小児科を受診しましょう。特に新生児や乳児の結膜炎の場合、まぶたの裏側に偽膜という白い膜ができて、偽膜性結膜炎を起こし、細菌の混合感染で角膜がとけて孔があいてしまうことや、角膜が濁ることで視力の成長を妨げて弱視になる恐れもあるので、注意が必要です。

治療は大人と同じように、点眼薬を使うのが基本です。赤ちゃんに目薬をさすのは、痛そうでかわいそうと思う方も多いようですが、弱視になることを防ぐためには、赤ちゃんが嫌がってもしっかり点眼することが大切です。医師の指示に従い、しっかりと治療しましょう。

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎とは、目の表面にアレルギーの原因となる物質が付着して、結膜に炎症を起こす病気です。原因となるのは、花粉、ホコリ、ダニ、カビ、ペットの毛、特定の食べ物、それからコンタクトレンズを清潔にしていないことなどがあげられます。

その中でも、花粉などが原因となり、特定の季節にのみ症状が現れるものを「季節性アレルギー性結膜炎」、ホコリなどが原因となり、1年中症状が見られるものを「通年性アレルギー性結膜炎」と呼びます。

症状は結膜の充血や目やに、まぶたが腫れる、目のかゆみ、涙目などがあげられ、特にかゆみが強い、白っぽく涙のようにサラサラした目やにが出る、という場合はアレルギー性結膜炎の疑いがあります。

アレルギー性結膜炎の場合、症状は目だけでなく、気管支喘息や鼻炎、皮膚炎など様々な症状を伴うこともあり、非常に苦しいため、異常を感じたらできるだけ早く眼科を受診することが勧められています。

アレルギー性結膜炎の予防としては、まず花粉対策として「外出する時は眼鏡、マスク、帽子を着用する」「帰宅したら衣類や髪についた花粉を払い落とす」「帰宅後に手洗い、うがい、洗顔をする」「洗濯物や布団は、取り込む前に花粉を払い落す」などがあげられます。

ハウスダスト対策としては「こまめに掃除をする」「ホコリが溜まりやすい場所は、濡れた雑巾などで拭く」「布団は日光にあてる」「ダニの繁殖条件は、温度が25℃前後、湿度は75%前後なので、窓を開けるなど風通しをよくして、室内を乾燥させる」などがあげられます。

またコンタクトレンズを使用している方は、まぶたの裏にブツブツができる「巨大乳頭性結膜炎」になることもあり、この場合はブツブツがなくなるまでコンタクトレンズの使用を中止することになります。

もしコンタクトレンズがずれる、かすむ、くもる、汚れやすいなどの症状がある場合は「巨大乳頭性結膜炎」の疑いがあるので、眼科を受診することが勧められています。コンタクトレンズは医療用具なので、医師の診察を受けたうえで使用すること、またいつも清潔にしておくことが大切です。

春季カタル

春季カタルとは、10~20歳くらいの男性に多く見られる、重症のアレルギー性結膜炎です。「カタル」とは粘膜に炎症が起きて、多量の粘液を分泌する状態を指し、春から夏にかけて多く発病することが、春季カタルの名前の由来と言われています。

春季カタルの症状には、強いかゆみ、糸を引くような粘り気のある白っぽい目やにが出る、まぶたの裏側に「乳頭」ができて目がゴロゴロする、涙が溢れるなどがあげられます。

また結膜だけでなく角膜、つまり黒目の部分にびらんや潰瘍、プラークができて、目を開けていられないほど痛んだり、視力が低下して戻らなくなることもあるため、思いあたる症状がある場合は、できるだけ早く眼科を受診することが勧められています。

治療はステロイド点眼や結膜への注射、免疫抑制剤の点眼薬などが使われますが、結膜の乳頭がなかなか消えない場合は、手術になることもあるそうです。アトピー体質の子どもがかかりやすい病気で、症状は悪化と軽快を繰り返すものの、多くは成人するまでに軽快すると言われています。

結膜炎の治療

こちらでは結膜炎の治療の方法について、ご紹介します。

点眼薬

結膜炎の治療は点眼薬を使うのが基本で、細菌性の場合は抗菌点眼薬、ウイルス性の場合は抗炎症点眼薬や、細菌による二次感染を防止するための抗菌点眼薬、アレルギー性の場合は抗アレルギー点眼薬などを使用するそうです。

治療期間は原因や、結膜炎の程度によっても異なり、個人差もあるため一概には言えませんが、多くは1~2週間程度で完治すると言われています。ただウイルス性の場合、治療はあくまで不快な症状を和らげたりするものなので、重症だったり、抵抗力が落ちている状態だと、1か月ほどかかることもあるそうです。

結膜炎の疑いがある場合は、眼科を受診するのが基本ですが、「忙しくて時間がとれない」「市販薬で様子を見たい」という方もいるでしょう。こちらではそういった方におすすめの市販の目薬を3点、ご紹介します。

●『サンテ抗菌新目薬』●
この目薬にはサルファ剤の一種である「スルファメトキサゾール」という抗菌成分が入っていて、これは細菌のDNA合成を阻害するため、細菌性結膜炎に高い効果を発揮します。

【第2類医薬品】サンテ抗菌新目薬 12mL

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【第2類医薬品】サンテ抗菌新目薬 12mL

¥397

●『抗菌アイリスα』●
1回使い切りタイプの衛生的な抗菌目薬です。防腐剤や添加物も少なく、疲れ目や乾き目にも効果的なのでおすすめですよ。

【第2類医薬品】抗菌アイリス使いきり 0.4mL×18

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【第2類医薬品】抗菌アイリス使いきり 0.4mL×18

¥497

●『ロート抗菌目薬i』●
こちらも1回使い切りタイプの抗菌目薬で、細菌に強いサルファ剤を配合、それを目の表面に長く留めておくための増粘剤と、抗炎症成分も配合されているので、眼のかゆみや充血にお悩みの方におすすめの目薬と言えます。

【第2類医薬品】ロート抗菌目薬i 0.5mL×20

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【第2類医薬品】ロート抗菌目薬i 0.5mL×20

¥508

眼軟膏

眼軟膏とは眼科で処方される、眼に使う軟膏で、薬を眼の中に長く留まらせる効果や、痛みを和らげるクッション材としての効果があると言われています。

使い方としてはまず石鹸と流水で手や指をしっかり洗い、それから下まぶたを引っ張って、粘膜の赤い部分に軟膏を数ミリ程度つけて、ゆっくりとまばたきをします。そうすると眼球に直接塗りつけなくても、眼の中に軟膏が行きわたります。手で塗ることに抵抗がある場合は、綿棒を使うといいそうです。

ただ眼軟膏には「眼に使うもの」と「眼の周りの皮膚に塗るもの」があるので確認すること、それから使い方に不安がある場合は医師や薬剤師に尋ねるようにしましょう。

内服薬

眼科で処方される薬と言えば、点眼薬が多いと思いますが、実は内服薬を処方されることもあります。これは点眼薬が、主に角膜や結膜、まぶたの辺りによく効く薬ではあるものの、眼の奥にある網膜や視神経には届かないからで、内服薬はそういった部分の症状を、血流を通して改善する効果があると言われています。

結膜炎の場合は、抗生物質や抗アレルギー薬、ステロイド薬などの内服薬を使用することがあり、種類については結膜炎の原因や程度によって異なるようです。

眼帯は不要

結膜炎になったら眼帯をすればうつらない、と思っていませんか?眼帯は眼を保護するために装着する当て布ですが、「病気の感染を防ぐためのもの」と認識している方も多いようです。

でも実は人から人へうつる結膜炎の場合、手や口、体の僅かな傷などからも感染してしまうため、眼だけを眼帯で防御したとしても感染を防ぐことはできません。逆に眼帯をすると細菌の温床になることや、特に6歳以下の子どもの場合、弱視を引き起こすこともあると言われています。

弱視とは単に視力が弱いという意味ではなく、眼鏡やコンタクトレンズを使用して視力を矯正しようとしても、できない状態を指します。個人差はあるものの、人間の視力はおよそ6歳までに完成すると言われています。

その成長の最中に例え2、3日でも眼帯をしてしまうと、視界を遮られた眼は見えなくてもいい、と脳が勘違いしてしまい、弱視を引き起こす可能性があるそうです。こういったことから、結膜炎に眼帯は不要と言えます。医師から感染防止を目的として勧められることもほぼないので、使わないようにしましょう。

結膜炎の合併症と後遺症

混合感染

混合感染とは、2種類以上の病原体に同時に冒されることを指します。結膜炎になっていると、正常な結膜であれば備わっている感染防御機能が働かず、新たな細菌による感染、つまり混合感染を起こすことがあります。ウイルス性の結膜炎などで、抗生剤が処方されるのはこの混合感染を防ぐためだと言われています。

角膜混濁

角膜混濁とは角膜、つまり黒目の部分が濁ることです。角膜の表層部分は結膜とよく似た性質を持っているため、重い結膜炎の場合、角膜混濁を起こすことがあると言われています。

特にウイルス性の結膜炎の場合、結膜炎になっている最中や、症状が軽減した後などに角膜混濁を起こすことがあり、これはものを見る瞳の中心に濁りが現れるため、「ものが見えにくい」「光が反射して見える」など、視力に影響を及ぼす可能性があります。この濁りをとるためには、一般的に抗炎症作用の点眼薬を使用しますが、状態によっては完治までに数か月~1年以上かかる場合もあるそうです。

ドライアイ

ドライアイとは涙の分泌が少なくなったり、涙の性質が変化することで、角膜の表面が乾いてしまい傷がつくことや、眼が疲れやすい、かすむ、痛む、充血する、光を眩しく感じるなどの不快な症状が出る疾患です。

ドライアイの患者数は1000万人以上と言われ、国民の約10%に相当する人がかかっており、その原因は「パソコン」「エアコン」「コンタクトレンズ」の3コンの使用など、ライフスタイルの変化によるものとされています。

このドライアイは、実はアレルギー性結膜炎を合併することが少なくありません。その理由は眼の表面が乾くことで花粉などのアレルギー物質が付着しやすくなるためで、その結果炎症を起こした眼の表面は荒れた状態になるため、涙の性質が変化する原因にもなります。

つまりドライアイとアレルギー性結膜炎は、お互いが原因になり、お互いの症状を悪化させる要因にもなるため、どちらも同時に治療する必要があると言われています。

視力低下

細菌性やアレルギー性の結膜炎の場合は、後遺症が残ることはほとんどないと言われていますが、ウイルス性の結膜炎の場合、角膜混濁によって視力低下を起こす可能性があります。

症状が軽くなったり、自覚症状がなくなってくると、通院や点眼薬などの治療が面倒になって途中でやめてしまう方もいるようですが、そうすると視力低下を起こしてしまう恐れがあります。自分の眼を守るために、治療は自己判断で中断せず、医師の指示に従うようにしましょう。

失明

結膜炎は上下のまぶたの裏側と、白目の部分を覆っている結膜に炎症が起こる病気なので、ひどくなっても眼球内部に変化は起こらず、後遺症で失明することはほとんどないと言われています。ただ表面的な部分だけでなく、水晶体や網膜にまで炎症が及んだ場合は、失明する恐れもあるそうです。

必要以上に不安になるのはよくないですが、あまり軽く考えてしまうのも問題です。結膜炎は最悪の場合、失明することもあると認識し、医師の指示に従い、適切な治療を行うことが重要と言えます。

人にうつさないために

細菌性やウイルス性など、感染する結膜炎の場合は、他の人に病気をうつさないために、特に注意が必要です。こちらでは結膜炎を人にうつさないための注意点について、いくつかご紹介したいと思います。

眼をこすらない

結膜炎の感染を避けるには、まず眼をこすらないことが大切です。結膜炎になると眼がゴロゴロしたり、かゆみや違和感があるのでつい触ってしまいがちですが、その手で何かを触るとそこが感染源になってしまいます。

また風邪をひいている時は、咳や鼻水、それからくしゃみをした時にウイルスが手に付着することがあり、その手を洗わないままで眼をこすった場合も、ウイルス性結膜炎になることがあるので、とにかく手で眼をこすらないように注意しましょう。

目薬の貸し借りはしない

目薬をさす時、目薬の容器の先端がまつげについてしまうことはよくあるものです。もしその目薬を家族や友人など、誰かに貸したり、借りたりすると、それが原因で結膜炎がうつってしまう可能性があります。

また目薬の貸し借りをしていなくても、同じ目薬を結膜炎でない方の眼に使うと、そちらにうつってしまうこともあるので、注意が必要です。目薬の貸し借りはしない、結膜炎になっている方の眼だけに目薬をする、この2つを徹底しましょう。

手をよく洗う

結膜炎を人にうつさないためには、まず患者さん本人がしっかり石鹸を使ってこまめに手を洗うことが大切です。手の表面はもちろん、指の間や指先、手首までを時間をかけて丁寧に洗いましょう。同じように、家族の方も手をよく洗うことが大切です。

また手が濡れている時間が長いと、菌が増殖しやすくなるので、洗った後はしっかりと手を乾かしましょう。その後に消毒用のアルコールで消毒するとなおいいですね。

それから手を洗う時にひねった蛇口は、感染を防ぐために使用後、熱湯をかけて消毒することが勧められています。かなり手間がかかると思いますが、感染を防ぐためにはこうしたことを徹底して行うことが重要です。

ペーパータオルを使う

せっかくきれいに手を洗っても、結膜炎にかかっている人と同じタオルで拭いてしまうと、うつる可能性があります。感染を避けるためには、手を洗った後、使い捨てのペーパータオルで拭くようにしましょう。手に水分が残っていると、菌が増殖しやすいので、サッと軽く拭くのではなく、しっかりと水分を拭きとることが大切です。

また目やに、涙にも細菌やウイルスが含まれているので、眼をぬぐう時もペーパータオルを使いましょう。使い終わったペーパータオルは、そのままではなく、ビニール袋に入れてから捨てることが勧められています。

洗濯は別にする

家族など一緒に暮らしている人が結膜炎にかかった場合、洗濯は別にする方が無難です。感染を避けるために、衣類やタオルはもちろん、枕カバー、シーツなども別に洗濯して、その後は日光にあてるようにしましょう。

学校は休む

結膜炎はアレルギー性のものなど、人にうつらないものと、細菌性やウイルス性のように、人にうつるものがあります。保育園や幼稚園など、学校を休むのは、一般的にウイルス性結膜炎と診断された場合です。これは例えば医療関係、学校、接客業など、職場でも出勤が禁止となる場合があります。

なお学校保健法で「咽頭結膜熱」は「第二種」、「流行性角結膜炎」と「急性出血性結膜炎」は「第三種」の学校伝染病とされ、医師が伝染の恐れはないと判断するまで出席停止と明記されています。

医師から出席停止の診断を受けたら、すぐに学校に欠席の連絡をしましょう。出席停止の日数については、結膜炎の程度や個人差もあるので、医師の指示に従い、許可が下りてから登校するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?結膜炎はよくある病気ではありますが、細菌、ウイルス、アレルギーなど、原因によって症状や治療法、完治までの期間、それから人にうつる、うつらないなどの違いがあります。

基本的にウイルス性結膜炎と診断された場合、学校、場合によっては仕事も休む必要があり、その期間は一般的に医師が伝染の恐れはないと判断するまで、となっています。

大丈夫と自己判断で登校すると、集団感染を引き起こしたり、症状が軽くなったからといって、治療を勝手にやめてしまったりすると、視力低下を招いたり、最悪失明に繋がることも考えられます。必要以上に不安になるのは問題ですが、軽く考えず医師の指示に従ってしっかり治療をすることが大切です。

なお細菌やウイルスなどは、免疫力が低下していると感染しやすいので、普段から良好な健康状態を保てるよう、睡眠や食事などに気を配りましょう。また汚れた手で眼をこすることが、感染の大きな原因となるので、眼をこすらないこと、それから手をしっかり洗って、清潔な状態にしておくことも大切です。

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