パリジェンヌに学ぶ。フランスファッションのルール3ヶ条
女性なら誰でも憧れるファッションの都・パリ。パリジェンヌのクローゼットは、シンプルなのにおしゃれ、ほんでシックなのに目を引くスタイルばかり。ノームコアなフランスファッションをものにしたいなら、覚えておきたい3つのルールがあります 。今回はフランスファッションの特集だ。
パリジェンヌのルール・3ヶ条
フランスのファッションを真似したいなら、大事にしたいのがこれら3つのルール。『無理せず、着心地の良いもの』『ベーシックアイテム』ほんで『女っぽさ』。パリジェンヌが毎日着るものに特別なものはありません。ベーシックアイテムをリラクシングに着こなし、そこに女っぽさをプラスすればもうパリジェンヌ。ポイントをちびっとまとめてみたさかい、ご覧下さい。
頑張りすぎない、着心地の良いものを
ベーシックアイテムでトップリストに上がるのが、ホワイトのシャツ。パリジェンヌのスタイルで着こなしたいなら、身幅のゆとりのあるシルエットのものをさらりと羽織るのがポイント。ボーイフレンドシャツでも、リラックスして着こなすのが良いですね。
昨年からのトレンドでもある、ざっくりとしたオーバーサイズのセーターを着崩すのもフランスファッションでの定番。ハイネックでコージーな雰囲気を出すのも素敵ですね。セーターなどのコーディネートのメインとなるアイテムは、モノトーンで仕上げればシックなイメージに。
フランスファッションを着こなす際にもう一つ持っておきたいアイテムが、Vネックのセーター。ウチも身体にピッタリとフィットするものよりも、身幅がゆったりとしたものを選ぶのがコツ。あくまでポイントは着心地の良さ、ゆったりと着た方が逆にスタイルも良く見えたりするものだ。
ウチはボーダーのTシャツをメインにしたコーディネート。Tシャツも身体のシルエットが出るものよりも、リラックスして着崩せるようなデザインのものを選んで。デニムもスキニーなどではなく、あえてゆとりのあるストレートジーンズで、ノームコアな印象に。
ドットが可愛らしいブラウスも、フェミニンなゆとりのあるシルエットなら、パリジェンヌな雰囲気が満載のスタイルになるんだ。ウチもボトムスはスキニーパンツではなく、スリムなボーイフレンドパンツを合わせてリラクシングな印象に。
ブラックのフォーマルライクになりがちなブラウスも、あえてキャミソールなどをしたに入れんと胸元をちびっと大胆に開けて、ボーイフレンドデニムにインすればフランスファッションなスタイルにエライ身。ピンヒールなどを合わせれば、フェミニンなエッセンスにもなるんだ。
ハイウエストのワイドパンツも今年のファッショントレンドでは健在。ハイファッションなのに実は着心地がとても良いのもポイントだ。セーターやTシャツなどをインすれば、ボディシルエットも美しく仕上がるんだ。リラクシングなスタイルなのにスタイルもよく見えるという万能アイテムだ。
¥35,640
カジュアルなシルエット・デザインなのに、品を損ないません印象に。理由は計算された縫製やボタンなどのディティールのおかげ。カジュアルダウンして着こなしても、女性らしさを損なうことがありません。
¥41,040
ハイゲージのニッティングが上品で美しいセーター。オーバーサイズのデザインなので、しっとりと身体に沿うように合わせることができます。スリムなボーイフレンドデニムなどと合わせればあなたもパリジェンヌになれますよ。
¥20,520
昨年からトレンドのワイドパンツ。太もも周りがあえて細めなカッティングなので、ワイドパンツなのにスタイルをよく見せてくれるという優れもの。ボートネックのボーダーシャツと合わせたり、ギンガムシャツで着崩してもおしゃれですね。
ベーシックアイテムを着こなす
フランスのファッションを真似したいなら、ベーシックアイテムは揃えておきたいものだ。ほんでおすすめなのがテーラードジャケット。フォーマルライクなイメージですが、ボトムスをデニムにしたり、インナーにTシャツを合わせたりすればカジュアルダウンできる万能アイテムだ。
フランスファッションでよく耳にするのは、『Less is more』。意味は、多いよりも少ない方が良いというわけだ。色々なアイテムを合わせてハイファッションを楽しむのはちびっとお休みして、シンプルなスタイルを楽しんでみませんか?キャミソールとデニムだけのコーディネートなどは、逆にシンプルさが新鮮な時もあります よ。
シンプルなキャミソールドレスも、パリジェンヌのお気に入り。サマースタイルとして、あえてそれ一枚で着てみたり、秋冬にはジャケットを羽織ってきたりなど着こなし方は自由自在。足元をスニーカーでカジュアルダウンしたり、ハイヒールで女性らしく着こなすこともできますね。
『パリジェンヌはクローゼットに10個のアイテムしか置いていない。』と言われるほど、フランスのヤカラはシンプルさを好んでいるようだ。Pコートなどのアイテムも、タイムレスに、ほんでファッショナブルに着こなせるアイテム。Simple is the bestですね。
一つもっておけば…おっと違うわ,便利なアイテムとして忘れてはいけないのが、レザージャケット。春のパリに訪れたことがあります が、シャンゼリゼ通りを歩いた際に、たくさんの人がレザージャケットを羽織っており驚いた記憶があります 。自分にあったカラー、デザイン、着心地などを求めて、あなたにぴったりのレザージャケットを探してみてはいかがでしょう か。
ウチもフランスファッションで忘れてはいけないベーシックアイテム、トレンチコート。昨年パリを訪れた際にマルシェに足を運んだのですが、パリジェンヌがパジャマやジャージにトレンチコートをさっと羽織ってお買い物をしとった姿に見とれた記憶があります 。映画のワンシーンのようにドラマチックに着こなすだけではありませんトレンチコート、ぜひオススメだ。
¥48,600
ストレートのカッティングがおしゃれなテーラードジャケット。フェミニンなブラウスやカジュアルなボーダーのTシャツなどと合わせて、ハイ&ローなスタイルに着こなすのが今年らしいスタイルですね。
〓◇JCUR16SS レザー ノーカラー ライダース ジャケット
¥45,360→¥31,752
定番のノーカラーレザージャケット。実はウチも持っているアイテムなのですが、ラムスキンが滑らかで美しく、着心地も良いという優れもの。もう3年ほど愛用してます。ハードなイメージになりやすいレザーアイテムですが、ウチはフェミニンに着こなせますよ。
¥36,720
ベージュのトレンチコートは一枚は持っておきたいもの。ウチはフレアのカッティングが美しいデザインなので、スタイルも抜群に見せてくれます。
ここが肝心。女っぽさを、プラスワン
フランス人は色っぽさの足し引きが上手なことでも知られていますわ。ウチの一枚は、深いVカットのセーターにレースのインナーをしのばせている、上級者なフェミニンスタイル。総レースのトップスなどよりも、さりげなく見える着こなしの方がより色っぽさを感じさせてくれる、そんなコーディネートも是非真似してみたいものだ。
フロントルックはプレーンなTシャツとデニムのスタイル。。。トコロがどっこい、バックスタイルがドラマティックに空いている、とっても色っぽいスタイルだ。大胆なセクシールックができるのもパリジェンヌの魅力的なトコですね。
パリジェンヌはTPOをうまく使い分けてファッションを楽しみます。ナイトアウトにはイブニングドレスとしてブラックドレスをこよなく愛します。ウチのラウンドネックのシンプルなブラックドレス、歩いた時に深く入ったスリットから見える脚にドキっとさせられます。ロマンチックなナイトドレスを一着は持っておくのが、ファッショニスタの秘訣だ。
パリジェンヌはいたずらにギャップを楽しむのでも有名だ。前からみれば、白の清楚なイメージのシャツですが、バックオープンがどきりとさせられるウチのトップスも、とってもフランスらしい一枚ですね。ボトムスはボーイズデニムなどでカジュアルに着こなすのがオススメだ。
どんなボーイズライクな着こなしや、プレーンでシンプルなスタイルも、ハイヒールを合わせれば一気に女性らしさが溢れ出します。パリジェンヌは靴をこよなく愛することで有名で、雨が降る際はシューズを脱ぎ胸に抱えるほどなんだ。フェミニンなムードに包んでくれるハイヒールはパリジェンヌの必需品だ。
女っぽさを出したいならば、ミニスカートはマストハブだ。品良くおしゃれにミニスカートをはきこなすためにも、全体的なカラートーンをシックにまとめてみたり、上半身の肌の露出を控えめにするなどして、セクシーさをコントロールするのがパリジェンヌのルール。
色っぽいアイテムを使いこなすのではなく、全身を黒でまとめるだけでもとってもセクシーなスタイルに仕上がるんやよね。足元のシューズも、デリケートなイメージのストラップハイヒールで、フェミニンな印象を盛り上げていますわ。
¥20,520
エアリーなシルエットがフェミニンなトップス。さらにリボンがついたバックオープンのデザインがとても女性らしい一枚だ。タイトスカートにインしたりデニムと合わせてカジュアルダウンしてもおしゃれですね。
¥20,520
フロントはシックでシンプルなシャツスタイルですが、バックスタイルにかけて繊細なレース地に切り替わっている、とてもロマンチックな一枚だ。
¥21,600→¥10,800
一見シックで美しいブラックドレスに見えまっけど、実はウチはドレスロンパースなのだ。ドキっとさせられるようなギャップを楽しみたい方にオススメの、フォーマルライクな一着ですね。
いかがでしたか?
フランスのファッションと聞くと『おしゃれ』、おしゃれと聞くとややこしいイメージですが、シンプルで気軽に楽しむことこそがパリジェンヌの鉄則だ。あなたも頑張りすぎず、自分が着心地の良いおしゃれなスタイルを見つけてみてください ね。